ドイツで三十路すぎはつぶやく

ドイツ暮らしでつい漏れてしまう日本語での独り言を、つれづれと書き留めることにしました。

ブログ更新

2007-04-06 | Dialy
数ヶ月ぶりのブログ更新です。

忙しい訳ではありません。ただの怠慢です。怠惰です。

この度、ブログをリニューアルしました。

仕事を辞めた私は、以前のような(そんな大そうなもんではありませんが)ブログは書けないと思いまして。

・・というのは方便で、ちょっと気分転換してみたくなっただけです。

なんだか人のブログを見てると、色々な機能が付いてて、いいなぁって思ってました。それはブログの会社自体を変えればいいのだと思っていましたが、大きな間違い。あくまでも、管理者の能力に拠るのです。変える必要なかったかも・・。

新しいブログは

ドイツこの地味なる国より
http://weiwenge.blog98.fc2.com/

もしよろしければ、遊びに来てください。
このブログ同様、ロクなもんじゃありませんが。


お詫び -メールを下さっていたかもしれない方へー

2006-10-17 | Dialy
ブログに載せているメールアドレスの方へ、稀ではありますがメールをいただきます。ありがとうございます。

このアドレスは、ブログ用に作ったアドレスで、普段使っているアドレスと違うため、かなりの確率で存在すら忘れてしまい、もらって半月後に読むという事が、頻繁にありました。そして・・・やってしまいました。このHOTMAILは、一ヶ月以上開かないと、閉鎖、もしくはメールの内容が全て削除されてしまうことを知らず、今日久しぶりにその存在を思い出し、開いてみると「再開します」みたいなメッセージと共に、フォルダの中が全てカラッポになってしまっていました。一ヶ月以上開いていませんでした・・。

今までいただいたメールはもちろん、登録していたアドレスはもちろん、いただいていたかもしれない、未読のメールまで全てきれいさっぱり消えておりました・・・。

半月遅れで返信・・という失礼なことを致したことはありますが、いただいたメールに返信をしなかったことは、これまで一度もありません。申し訳ありません。もし、万が一、返事もらってにゃいわ・・と思われる方がいらっしゃいましたら、恐れ入りますが、再度お送りいただけますでしょうか・・。以後こういったことのないように、アドレスを変えるなり、対策を練ろうと考えています。大変失礼なお願いではありますが、宜しくお願い致します。なんて気取ってますけど、ごめんなさ~い!!


ご無沙汰してます。

2006-09-13 | Dialy
日本から8月31日に戻ってきました。今年は日本の夏は短かったようです。8月の一ヶ月ぐらいだったとか。私はドイツが寒くなってきた8月に帰ったので、今年は長い夏を楽しめて、とてもうれしかったです。

戻ってきて、サボってるわけではないのですが、実は仕事をやはり辞めまして、私の家にはテレビも、パソコンも回線も無いので、更新が出来ないのです。

昨日今日、明日は会社の手伝いで出社してる関係で、久々に溜まったメールやら仕事の後に片付けているのです。更新もついでに・・って。

時々手伝うことはあっても、やっぱり仕事は辞めます。だから、在宅人になるのです。今度、ブログをリニューアルでもして、また再開しようかなって思います。パソコン回線をその前に引かないと・・。

今は、家で毎日本を読んだりしてます。ジムに行ったり、今週末日本人のソフトボール大会なので、その練習に参加したり。仕事しないって、その分ストレスが減っていいもんです。

やっぱブログはリニューアルだな。在宅人は語るとか、そんなタイトル?とりあえず、余裕のあるうちは、暇を楽しんでおこうと思います。


日本でぐ~たら生活 ユニクロ編

2006-08-14 | Dialy
日本帰国の楽しみのひとつは「お買い物」。ドイツってお金をある程度出せばある程度のものが手に入るけど、日本だったらある程度出せば、ものすごくいいモノが手にはいると私は思っています。

私の実家は田舎なので、そうそう大したデパートはありませんが、行ってきました、「ユニクロ」。ユニクロ大好きです。

飛びついたのが、夏物のバーゲンで、かわいいシャツが一枚1000円!正直一枚千円でも「む!」と考える私ですが、「一枚7ユーロ」だと思うと、間違いなく買いだと分かります。7ユーロでは、こんなシャツは手に入らない、絶対!なんて、そんな物やら、秋物のシャツやら、ついつい散財してしまった。デパートだったら、「散財」とは表現できない金額だけれど。

やっぱりユニクロはいいなぁ。

日本でぐ~たら生活

2006-08-12 | Dialy
某ブログのタイトルを拝借してしまいました。

いやぁ~それにしてもぐ~たらしてます。いいです!日本。ただいるだけでいいです。母より
「いとこの○ちゃんは、毎年子どもつれて実家に帰るけど、楽したいから何も手伝わなくて、お母さんが疲れるばっかりで、今年は「頼むから帰って来ないでくれ。」ってお母さん言ったらしいわ。」
なんて事聞かされてしまったので、食事の後片付けとか、今日は夕食も作ったし、〆るところは〆てぐ~たらしてます。

髪切りました!ばっさり。怠け者の私は気がつくといつもロングヘアー。切ってもいつもロングヘアーにいつの間にかなってる。やっぱ楽だから。今回はだから、30cmは切ったかな・・??

ユニクロでお買い物!ジーンズをと思って行ったのだけれど、なんだかシェイプがおかしい。足長効果とかなんとか言ってるけど、なんかおかしくないか・・??おかしいのは私の体型か・・。変わりにドイツで高い値段で買っているスポーツ用ブラが安くて、ひとつ試しに買って一日付けてみたら、すごくいい!これは帰る前にもう少し買って帰ろう。まだ、時間はあるし・・・。

ゆっくり帰るってなんてリラックスできるんだろう。うれしい。いつもなら慌ててまとめて連絡を取る友人にも、まだ日があるからね・・なんてゆっくり連絡もできるし。

あたしゃ、ドイツの生活に戻れるんだろうか・・・。すでに怖い・・。


ドイツの誕生会

2006-08-05 | Dialy
昨日は、会社に時々アルバイトに来ている女性の60歳のバースデーパーティーにお呼ばれしました。

ドイツ人は、日本人以上に誕生日というものを盛大に祝います。特に節目の50歳とか60歳とかになると、規模が誕生会ではなく、誕生パーティーになる訳です。昨日も、80人程来てたんじゃないかな?大きな会場を貸しきってのちょっとした芸能人の誕生パーティー並です。

彼女が2つのコーラスサークルに入っていることもあって、始まりはコーラス隊の歌から。残念ながら私はひとつも知らなかったけど、とても興味深かったです。

日本のパーティーとの大きな違いは、祝辞でしょうか。こちらは皆紙を読みながらの、ポエムのようなものを読み上げるんですね。でもそれは、必ず「笑いを誘わないといけない」内容の様子。日本みたく、つまらない事をダラダラ読み上げるって事はしません。

その祝辞とコーラスと、娘さんや友人によるちょっとしたパフォーマンスを時間をあけて交互にする感じで、19時から始まって、私らが帰ったのが24時。それでもパーティーは明け方まで続くそうです。

そんなパーティーにとても重要なのが音楽!ドイツには「パーティーソング」というのがあり、それはカーニバルソングに通じる、ドイツ人の血を騒がす音楽。私にはカントリーソングにしか聞こえなくても、それを聞くとドイツ人の体は勝手に揺れだす。そして大合唱になる訳です。

「ほら!weiwenも!」
って一緒に体を揺らせと言われても、いまいちノリきれない私。
「これは幼稚園で習う、ドイツ人なら誰でも知ってる曲なの。weiwenもこれは覚えなくちゃい!」
ってクラウディア。そっか~幼稚園で習い、幼稚園からずっとこの曲とともに育ってきたんだぁ・・。それじゃあ血も騒ぐよね。

私の血も騒いでますって演技をするのもツライので、私はちょっと引いてみんなを見てたけど、みんなとっても楽しそう。とてもうらやましくもあり、寂しくもあり。やっぱり私は外人なんだなぁ・・って。

例えば、サッカ-の試合をドイツ人と一緒になって応援してた時、なんだか自分も同化してきたような、うれしいような複雑な感情が生まれたけど、このパーティーでは、ドイツで過ごしてきた年月、歴史の差をしっかり感じてしまった。それとも最近私が自分に感じている「融通のきかなさ」からかしら??

ドイツや外国に住む日本人は、こんな時どんな風に感じているんだろう??って思ったパーティーでした。

さて、次の更新は日本からかな??ククク!あさって帰ります。


子供の賢さ

2006-08-02 | Dialy
先日、知人の姪、甥たちと遊ぶことがあったんです。私のつたないドイツ語が話せる機会だとばかりに勇んで行くと、それはもう絵本の中の妖精のようなかわいらしさ。

6才の女の子は、幼い中にも女の色っぽさがあって、なんか私がドキッとしたりして。でも、歯が入れ替わる時期なので、笑うと、バラバラな歯が見えて、またそれがめちゃくちゃ可愛くて。

3才の男の子は、これがまた・・あんたは天使かとツッコミたくなるくらい可愛くて。物を隠して遊ぶゲームをしても、彼は自分が隠したところを「どこに隠したの?」って聞くと、すぐ答えちゃう。あ~まだ「人をだますってことを知らないんだなぁ。」と汚れきった自分をそこに見たりして。

でもだ。そうは言っても、きちんと演技をしてるんだと驚いたのが、彼の祖父が彼があまりにもかわいいんで、ちょっかいを出した時。どうして男の人って、これ以上やったら、ウザイよって判断が、女の人より鈍いんだろう。
「あ~、かわいいかわいい~!」
ってほっぺたを触るのはいいけど、それをずっとしつこくしたら、子供だってイヤだろうに・・。でもその3才の子は、
「イヤ~!」
と笑って、ママの胸に逃げ込むだけ。そっか、ウザイって感情も、まだ無いんだな・・と思った瞬間!ママの胸に笑いながら逃げ込み、顔がほとんどママの胸に隠れた瞬間!私は見逃さなかった。彼がふと笑いを止めて、
「ウザイって言ってんのが、分かんないのかよ。いい加減にしろよ。次は泣いてやるぞ。」
みたいな表情をしたの!
本当にしたの!

3才とは言っても、祖父を傷つけないように気を使ってるんだ・・って、子供の賢さを目の当たりにして、驚きもし、感心もし。もしかして、隠し場所を教えてくれたのも、私への気遣い・・?なんて思いもしたある一日でした。

帰国までのカウントダウン、5日。





イヒイヒイヒ・・・

2006-08-01 | Dialy
なんて気持ち悪いタイトルにしちゃったんだろう。でも、これが今の一番の気持ち。帰国、決めちゃいました。それも7日から8月いっぱい!!

7月いっぱいで日本の会社との契約が切れて、職なしになる訳です。ドイツの会社に再就職が決まってますが、今正直、その会社に勤めた方がいいのかどうか、すんごく迷ってる訳です。

日本の会社に属していた時は、
「ドイツ人みたくホリデー取ったらヒンシュクかな。」とか
「今日ドイツは祝日だけど、日本は平日だし、ひとつ出荷もあるし出社するか・・。」とか
「今日は日本は祝日だから、メールも何もないはずだけど、こっちは平日だし働かなくちゃな。」
とか、なんだか日本の恩恵も、ドイツの恩恵もどっちも受け切れてない、中途半端な状態だったので、契約が切れた今、日本の会社への挨拶も含めて、一度帰って、ゆっくりしてこようかなって。

日本でゆっくり考える。決めて、勤めたら勤め始めたで、こんな時間もう取れないだろうし。

なんて現金なもので、そう決めて、飛行機まで予約しちゃったら、なんとなく最近ムカムカしていた事も、許せないにしても、
「勝手にしろや」
ぐらいの、他人事にも思えるような気が・・。

こんな長く帰っちゃったら、親が逆に心配したりして・・。
でも、けっこうドイツで厳しく、自分を律して生活してきたから、ここらで怠け者の私に戻ってもいいかもしれない。わがままな自分を許していいかもしれないと・・頑張って思って、周囲に迷惑はかけるけど、帰っちゃいま~す!!ブヒブヒ。

まだ暑い日

2006-07-25 | Dialy
ブログの更新をしようとパソコンに向かっても、なんだか口からというか、指先が動く内容がなんだかネガティブで、途中まで書いて、いやになっちゃう訳です、自分でも。

仕事やめようかな・・とか考えたり、でもやめて何する?とか考えたり。

周りでものすごく理不尽な事が起きたり、それが人事に思えず腹が立ったり。

しばらく、日本に帰った方がいいかな・・。とか。

落ち込んでる訳ではなくて、気は確かなんだけど、でもやっぱりなんだかネガティブモードかも・・。あ~もう。

それにしてもドイツはまだ暑い。こう暑いと家のアイロンがけが溜まってしまって・・。日本は雪にあんまり慣れてないから、いきなり大雪なんかが降るとパニックになってしまうけど、こっちはそれの逆バージョンで、暑い夏が来るとパニック。洋服を買いに行っても、扇風機が売り場に回ってるだけで、試着室なんかに入ると、汗が・・。
「この服買いたくないけど、汗をつけてしまったから、買ったほうがいいかな?」とか考える。ま、買わないけど。それくらい店の中まで暑い。

数年前、「ヨーロッパは猛暑で、死者もでている。」ってニュースで聞いたけど、それを越す猛暑だと言う人もいるくらい。でも、あの時の猛暑が今と同じくらいなら、欧の猛暑って・・真夏の日本のことなんだろうな。

最近ジムに行っても、暑すぎて誰もコースに参加しないから、キャンセル続出。生徒2人からじゃないと開かないからな・・っていうか、インストラクター1人、生徒1人でやってても、なんだか気詰まりというか・・。この間なんか、ちょっと遅れて行ったら、インストラクターと生徒がちょうど帰るところで、私の顔を見たときのインストラクターの残念そうな顔・・。きっと帰れると思ってたんだろうなぁ・・。申し訳なくなったくらい・・。

今日は行こうかな・・それともこの暑さではまたキャンセルかな・・??






真夏日

2006-07-21 | Dialy
ドイツに来て、こんなに夏日の多い夏は初めてです。毎日夏日。去年は私の住むエリアは、2週間ぐらいしかなかったはず。それが今年はもう一ヶ月以上真夏日が続いて、
「まさにこれぞ夏」
って感じ。

が、ドイツ人が弱くて困る。今日の話は私の職場限定かもしれないけれど。

私の職場もエアコンが無い。通常ドイツの夏はそんなに暑くないから、全室エアコン完備なんて職場は、大企業で無い限りないと思う。でも、そうは言っても、暑いからって・・帰るか?14時に。15時に。

私は日本の習慣になれてるからかな?ドイツ人の暇な日は、やる事が無いからって「今日は帰ってもいいですか?」
ってゆーのにすごく疑問を覚える。だって、会社にいてやる事がないことなんて絶対にありえないと私は思うから。

学校を卒業して入社した会社で、
「やる事がありません。」
と言ったとき、
「やる事がないんじゃない。やる事を見つけられないだけだ。頭をつかえ。」
と言われて以来、「やる事がない。」という台詞は怖くて吐けなくなった。まず、考える。何ができるか・・。そうやって考えて仕事をするようになると、忙しい合間にも、
「あ、暇になったら、これまとめよう。」とか
「暇になったら、ここ整理しよう。」
なんて事を考えるようになる。だから、暇になっても、何かしらやる事は私には必ずある。でもドイツ人は、早く帰るほどやる事が無いと言いながら、棚の上に溜まっているファイルは目に入らない。

ドイツ人は、自分に任せられた仕事はやるけど、例えば、みんなでやらなくちゃいけないような仕事は、見て見ぬフリをする。それが「チームで働く」事に慣れていない国民性かな。

オーナーが何かしら働いている私を見て、
「これこそ、日本だ。ドイツ人はもう昔とは違う。」
と愚痴を言うので、
「それは違う。社員が働かないのは、あなたのせい。私は学校を卒業して入社した会社で「考えて働く」と言う事を学んできたから今こうやって働ける。でも、あなたはそれを社員に教えていない。だから社員が「考えて働く」事を知らないだけ。社員のせいではない。」
と言ってみた。でも、その通りだと思う。

天地がひっくり返って、私がオーナーなんて立場になったら、ドイツ人からはすごく嫌われるだろうな。うるさいって。でも、もし彼らが、ドイツだけではなく、ワールドワイドに働きたいと思ったら、ドイツの生ぬるい職場環境にいたら、まずだめだと思う。

同僚にひとり一年間アメリカで営業として働いて、成功して、かなりお金をためて帰ってきたと豪語している人がいるけれど、それが真実なら、アメリカなんて簡単な国だなって思ってしまう。今の彼女のように、机の上に置かれた仕事だけをただするだけで成功するなら、日本人ならたいてい成功してしまうと思う。

暑いからかな?ちょっと愚痴っぽくなってしまった。