
ZS-70が健康体に復帰してから模型は作らずとも、ラジオにCDを聴く日々。
音楽を聴いていると、その当時のことが走馬灯のようによみがえってきます。曲によっては、作っていたキットまで思い出します。
そんな音楽鑑賞生活で我が家から10年以上前に姿を消したコンポ復活がメラメラと再燃。
そこでゲットしたのが、大きさとデザインが気に入った「Victor DISC SIZE COMPO Miclodio UX-1」
一件、CD、チューナー、アンプ、カセットデッキが積み重なっているように見えますが、2分割のみです。それでもなかなか秀逸なデザインです。
1991年のグッドデザイン賞も受賞しているようで納得です。
もう26年も昔のオールドプレイヤーですが、元気元気!CD開閉、カセットデッキで使用しているゴムベルト部分も綺麗なもんです。もしかすると交換をしているのかもしれません。
最近の発売されているコンポと言われているものは、本体である箱一つとスピーカーの構成で、デザインもイマイチです。やっぱりコンポと言えば、チューナー、アンプ、カセットデッキ、CDプレイヤーが積み重なって構成している姿が一番です。
ビクターのシステムコンポ(巨大)ソニーのリバティー(少し小さい)ソニーのピクシー(小さい)とコンポを3代にわたって使ってきましたが、手放した原因は、スペースの問題と、ピクシーの表面劣化。特殊な表面でしたが、ベトベトになり、こすると表面に印刷してある表示まで消えるので手が出せない状態でした。しかも、カセットデッキは2度も修理にだすなど故障も多くランニングコストが非常に高かった。
リバティーを使っている頃は、CDを借りてきてテープに録音をして楽しんでいました。それが、自由になるお金が増えるとともにCDを買うようになったために録音もしなくなった気がします。さらに昔はレコードからテープへ、FMエアチェックでテープに録音をしていましたなー。
リバティーは一番下の機種でしたが、カセットテープの録音時間にあわせてCDの曲を自動でAサイドとBサイドに振り分けをしていましたね。私にとっては驚きの機能でした。
録音などをしていたのは、リバティーを使っている頃まででしたね。ピクシーを買ってからは、聴く事ばかりです。
出来ればソニーのピクシーが欲しかったところですが、大きさと表面劣化、故障を考えると考えてしまいました。ミニコンポと言われた、リバティーも今となっては大きなオーディオの部類に入るので断念。
このビクターUX-1は、ディスクサイズと言うだけあって、本体はCDケース幅とほぼ同じで、ピクシーよりもさらに小さいです。
カセットデッキは、オートセレクター使用でメタル、クローム、ノーマルを自動判別。操作音が驚くほど小さい!変わってるなと思ったのが、このカセット部分に、アンプ機能が入っています。一見ボリュームの付いている方にありそうなもんですが、これも小さくするための工夫でしょう。
CD部分は、トレイが出てくるのではなく、シャトルハッチと呼ばれてる開閉タイプです。電動で開け閉めをするのはオーディオ機器が元気だった頃の名残でしょうか。現在のこの開閉方式では、手動でのプッシュで開閉するタイプがほとんどです。故障の事を考えると、電動じゃなくてもいいんですけどね。
チューナー部は、この時代を反映してテレビの音声も受信ができるようになっています。ただ、アナログ放送は終了していますので聴く事はできません。しかし、このテレビ音声受信可能の機能のおかげで、FMが76.0メガヘルツ~108メガヘルツまでが受信ができ、現在のFMワイド放送をしっかり聴くことができます。ZS-70も同様FMワイドに対応できています。
表示は、アンバー色。でれば、ブルーかグリーンが好みですが、本体とよくなじんでいると思います。
古い個体ですので、ほこりなど取り除くために、軽く分解をして内部をきれいにしました。リモコンはほこりが原因で反応がわるく分解清掃。分解もめちゃくちゃ簡単で、中央にある一個のネジを外してスライドさせればバラバラになります。
これで新品同様の反応ばっちりになりました。
肝心の音ですが、ZS-70の方が好みです(笑)
これまでで一番時間がかかったのはアドミラルクズネツォフで、時間がかかっただけ曲に思い出が染み着いてます
ビートルズのある曲を聴くと、中学生の頃に作ったハセガワのファントムを思い出します。
現在は、ビートルズのCDもカセットもってないなー
コンポの写真を見せて頂いて20年以上前に写真と同じ形のコンポを見て懐かしさが思い浮かびました。今時CDの部分は手動で開け閉めするものがあるものなのですね。
CD付のオーディオで上に開くタイプは現在では手動がほとんどです。昔はぜい沢なつくりでしたしオーディオ界に元気がありましたね。
広告も雑誌によく掲載されていましたが、最近では全くみなくなりました。