ウォーターラインシリーズの船体の種類は過去にブログでも書きましたが、今回の「飛鷹」は左右分割タイプで艦底は落しぶたタイプです。
左右分割は、舷側のモールドが細かく入っていますが、船体の強度が心配な面がありましたけど、この「飛鷹」に関しては左右の船体を多くの桁パーツでガッチリと補強されます。
まず部品を見たときに、こんなに使うのか!?と驚きましたが、使うのは、このランナー部品のなかの9本です。
9本でもかなり多いですね!
でも、安心して組み立てをスタートすることが出来ます。
フジミさんから発売の発表があった時にワクワクし、発売後すぐに購入したものの情熱はどこへやら。しっかりと押入れの肥やしになっていた「飛鷹」を建造開始です。
気が付くと、購入して約7年。よく寝かしたもんだな(笑)
小学1年生が中学2年になるという恐ろしい年月。大人になると年月の感覚が完全に麻痺していますね。子供たちは、数年ごとに環境が激変しますが、社会人になると、そこまでの激変は転職ぐらいしかないからなのでしょうか。
今回も、隙間時間を利用しながら、製作を楽しみたいと思います。
2月から建造中だった「キティホーク」が無事完成に至りました!
ちょこちょこと少ない作業を続けてきての完成で2か月もかかってしまいました。
今回も作るにあたって参考にした資料は「丸スペシャル キティホーク・コンステレーション」の写真集でした。しかし、見れば見るほど、キットの再現している年代がはっきりしませんでした。おそらく1970年代の後半だと思うのですが、微妙に違いがあったりと、モデラーあるあるで、資料を頼りすぎるとキットを作れなくなってくるので、組み立て図通りのほぼ素組での完成です。
オオタキさんの1/800シリーズは「ミッドウェイ」「エンタープライズ」に続いて3隻目。金型も移って現在はアリイさん。さすがにベテランキットなだけあって、飛行甲板のひずみには苦労しました。ここまでひどかったのは初めてでした。
飛行甲板周りにあるアンテナは、キットのままだと太いので、紙やすりでスリムにしましたが、やはりまだ見た目太かったですね。
それにしても、航空機に対する防御系の武器がほぼありません。船体後部にあるミサイル4発のみとは・・・ま、空母単独で行動はしないので問題はないでしょう。
このキット化された時代の「キティホーク」の特徴的な外観は、艦橋周りにある、鬼の角が2本一組、縦にならんだアンテナ。これは、航空機通信用のアンテナです。
結構目立つので、是非再現しようとしましたが、あまりの小ささに断念しました。頭の中では、プラ板の上に爪楊枝の先っぽを切り落として接着すれば簡単じゃね!?と安易な考えでしたが、大きさ自体が、幅が窓枠と同じくらいの1ミリほどで、私の技術では無理でした。
船体は、タミヤカラーのダークシーグレイ、飛行甲板はタミヤスプレーのガンシップグレイで塗装しました。
飛行甲板に艦載機がズラリと並んだ光景は何ともいえないいい感じで、酒、コーヒーをちびちび飲みながら眺めています。