「これがミッドウェイ海戦だ!」の赤い文字が目に飛び込んでくるインパクト!
1972年頃にキットに入っていたウォーターラインシリーズの冊子です。
以前は、販売促進の為にウォーターラインシリーズでもキットに同封されていた「冊子」。箱を開けた時に、組み立て図以外の物が入っていると、妙に嬉しくなりましたね。
その種類のほとんどが、キットの紹介などですが、今回の冊子は少し異色です。
キットの紹介だけではなく、歴史的な海戦の説明が主の構成になっています。冊子を読んでキットに向き合うと、普段とは違った光景が広がったに違いありません。
ウォーターラインシリーズの組み立て図と同じように縦に折りたたまれて、駆逐艦の箱にも入る大きさで、1972年まで発売された初期のキットには多く封入されていたと考えられますが、保存している人は少ないかも知れません。
ミリタリーミニチュアシリーズにも、多くの冊子が入っていて保管していましたが、今は手元に全く残っていません。カタログを買えなかった子供の頃は、その冊子が、カタログ代りで、穴が空くほど見ていたものでした。
ミッドウェイ作戦がどのような戦闘だったのか、時系列に書かれているので、非常にわかりやすい内容になっています。
発売中のキットには、赤い星がマークされ、白い星は、今後発売の予定キット。
当時は、この白い星の印をみてワクワクしたモデラーも多かったのではないでしょうか。残念ながら、この時は外国艦の発売の予定は全くありませんでしたので、白い星すら付いていません。