
ベッジ・パードン
7月13日 世田谷パブリックシアター
作・演出:三谷幸喜
出演:野村萬斎、深津絵里、大泉洋、浦井健治、浅野和之
深津絵里がとってもかわいい

夏目漱石がロンドンに留学していた時、言葉の壁や文化の違いに苦しんでいた。
下宿のメイドの女性との交流を描いた作品。
野村萬斎自身も、文化庁芸術家在外研修でロンドンで暮らしたことがある。
それも、踏まえたあて書き?
精神的に追い詰められた漱石が、イギリス人がすべて同じに見えるとこぼす。
浅野和之が、1人で何役もこなし、「同じに見える」を具体的に示して、面白い。
イギリス人の人種差別。
同じ日本人同士の、ねたみや嫉妬。
人間模様が深く掘り下げられていて、笑いの中にも深いものが潜まれていた。
浦井健治も、イメージを裏切るような粗野な男の役をやっていて、引き出しの多さをみせつけていました。
3時間ちょっとの上演時間で、もしかしたら寝ちゃうかも?って思っていましたが、物語に引き込まれて、あっという間の3時間でした。
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