みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

芦の湯でみた旧東海道の鎌倉古道

2010年04月23日 14時32分24秒 | 南神奈川の自然

箱根・芦の湯でみた鎌倉古道

芦の湯には旧東海道の鎌倉古道が通っています。
写真がそれです。
江戸時代の旧東海道は、箱根湯本から三枚橋を渡って、
須雲川ぞいに畑宿を通って元箱根に出る谷あいの道ですが、
それと違って鎌倉時代の東海道は湯坂道といって、尾根沿いの道だそうです。
徳川幕府が防衛上の理由から攻めにくいように変えたのだそうです。

湯坂道は、湯本温泉場のはずれに登り口がありますが、
まだそこから先の旧街道を実際に歩いたことはないのですが。
ただ、芦の湯で国道一号線と交差して双子山側を通っています。

4月22日、芦の湯の「松坂屋本店」に泊ったのですが、
その宿の敷地の中を突っ切るように鎌倉古道が通っていて、
その道が残されていました。
ここは、以前に、まだ立ち寄り湯を受け入れしていたころに、利用させてもらったことがありました。2008年に改装されたとのことですが、その前でした。
それで、泉質の良さも、古道のことも、多少は知っていた経過があります。

その「松坂屋本店」ですが、
江戸時代の温泉番付にも載っています。
東の前頭「足の湯」として紹介されています。
箱根には古くは七つの湯が知られていましたが、
その第一とされていた芦の湯温泉です。

「松坂屋」の温泉は、硫黄を含んでいて、今回は無色透明でしたが、
気候により乳白色になったり、色が変化する特徴があります。
含硫黄・カルシウム・ナトリウム・マグネシウム・硫酸塩・炭酸水素塩泉。
源泉温度は64.5度。ph7.6。毎分220リットル、とのこと。
もちろんたいへん良質なものと実感できます。

むかしは徒歩で登ってくるしか道はなかったはずですが、
それでも人を引き付ける魅力をもつ温泉です。
確かに、゛なるほど、なるほど゛、とうなづかせるものでした。
歴史のある芦の湯温泉でした。

松坂屋本店
http://www.matsuzakaya1662.com

 



最新の画像もっと見る