みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

梅の若葉に見られる凍霜害の痕

2010年05月17日 05時12分20秒 | 
豊後の枝先にみられる遅霜の痕

今年の梅の小木には実がついていません。
3月30日に凍霜害の被害にあったためです。
神奈川県・西湘地域でも大きな被害となっているのは紹介しました。

私も小木に育った梅の木に、去年くらいから実をつけだしていたのですが、
今年は実が見当たらず、異常を感じていたのですが・・・。
5月15日、あらためて木を見てわかりました。
最初の芽が黒く枯れていて、今の若葉はその次に生え出たものでした。

写真の黒い部分は、最初の若葉です。
凍霜の直後は気がつかなかったんですが、枝先が枯れていたんですね。
時がたつと、枯れた若葉は新緑色から黒っぽく変色していきます。
その後に新たな若葉が出てきているのですが、
それは、すでに花のシーズンは終わった後ですから、実はありえません。
黒く枯れた若葉とともに小さな実も枯れてしまいました。

「凍霜害」の経験は、私は初めてなんですが、ひどいものです。
被害にあった木は、実をまったく無くしてしまいました。
さいわい、すべての木がすべてダメというわけではなく、
成木の中には、どの程度かはわかりませんが、実をつけているものもあります。
若葉の繁茂した中に隠れているので、つき具合は確かでないのですが。
個々には、2センチ位の大きさになっています。
もう少したつと、若葉の中から目立つようになってくると思います。

したがって、小木の梅の木は、今年は休養です。
遅霜の試練に耐えた成木の梅に期待するところです。


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