みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

梅干づくり-「3日3晩の土用干し」をさぐる

2010年08月03日 04時38分55秒 | 

梅干づくりは、いよいよ土用干にすすみます

今年の梅干づくりも大詰め、土用干しをさぐる段階にあります。
「3日3晩の土用干し」ですから、快晴の続く日が必要なのですが…。
そうした天候を心待ちにしているのですが。
今年は暑い日はあっても、大気が不安定のため、
なかなか一日を通してすっきりと晴れた日が少ないし、
晴れた日がつづきません。すぐに不安定な雲がでてきてしまいます。
当方としても、いつ土用干をするか、いまそのタイミングを探っています。

そうした中、梅の産地・小田原の曽我での様子が伝わってきました。
「JAかながわ西湘」ニュースNo46(2010.7)によるものですが。
やはり今年の梅の収穫は、3月30日にあった凍霜害の影響が大きいとのこと。
梅酒用の「白加賀」の収穫は80トン、これは平年の集荷量の3割強だそうです。
梅干し用にいたっては、平年の約1割だそうで、これでは出荷するどころか、
自分で漬ける量にもみたない農家もでてきているとのこと。
この地域では、たった一晩の凍霜害で、それまで順調にきていた梅の栽培が、すっかり様相がかわってしまいました。
自然の災害が大きな傷跡を残しています。

ことしの梅酒・梅干づくりは、神奈川県西部では貴重なものになっています。
当方もまた同様です。

やった! 土用干しを、ついにはじめました。
上のブログを書いたのは8月3日早朝でしたが、
書き終わったら、朝の空は真っ青になっていました。
そこで、関東・八王子の天気情報と相談したところ、
8月3日、4日、5日が土用干しに適当だということが分かりました。
さっそく土用干しの作業開始です。6日の朝には完了の予定です。

普通の常識とはうらはらに、
この日照と暑さが、なによりの大事なものになっています。

写真は8月4日朝の様子です。



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1 コメント

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すごい (みむたろう)
2010-08-05 09:44:16
梅から作っていらっしゃるとはすごいです!繰り返すうちに、きっと収穫梅だけで梅干しが作れるようになりますね(^^ ジャムの記事がありましたが、私も今年は梅ジュースを作り、実は梅ジャムにしました。7月になってから思いついたので、梅が手に入らず随分探しました。今年は期間が短かったそうですね。梅ジャムは今朝もパンに付けて頂きましたが、美味しいですよねー。
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