みかん栽培と、その周辺の四季

みかんの木を栽培しています。四季折々の周辺作業を紹介したいと思います。これを通じて交流できたらと期待しています。

みかんの収穫のあとは、箱根温泉へ

2010年12月07日 04時36分08秒 | 南神奈川の自然

みかんの収穫のあとのお楽しみ

12月5日(日)は第九回目のみかんの収穫でしたが、
作業のあとには楽しみが一つあります、温泉で汗を流すこと。
みかん園のある真鶴には、残念ながら温泉はありません。
しかし、西には湯河原温泉、東には箱根温泉があります。
今回は、箱根塔ノ沢の上湯大衆温泉によりました。
写真がそれです。

「上湯温泉大衆浴場」は、国道一号線にある、貴重な湯治場です。
ここの源泉は、お隣が老舗旅館の「環翠楼」ですが、
そこと同じ源泉をつかっているそうです。
環翠楼は、皇女和宮が江戸城開場後の晩年に、療養していた旅館です。

もちろん、源泉100パーセントの完全かけ流し、弱アルカリ性ph9.0。
無色透明の単純温泉です。源泉は39.6度だそうですが、浴槽は高めの42度。
入浴料500円。

畑仕事のあとで、疲れを取るには最高です。自然のおくりものです。
ただここも、今は利用客が少ないそうで、火・木・土・日にしかあいていません。
利用客の減少で、「存亡の危機」とのことです。
ただ利用者の立場からは、名前が知られると、多数の客が殺到する箱根では、
ゆっくりと、静かに温泉を楽しめるのは、貴重でもあり幸いなところなのですが。

もちろん温泉の効能が良く、関係者にはその評判は口づてになっていて、
リュウマチや神経痛などで温泉療養に来ている人たちにも出会います。
日曜農夫も勤労のあとのしばしの休養をさせてもらいました。
こうした湯治場が、本来の箱根の側面として、続けられてきたのですから、
今後も営業をまもって、いつまでも庶民に楽しみを提供し続けてほしいものです。

おかげで帰路は、疲れが一時的ではあっても、完全に癒されて、
八王子までの80キロは、快適なドライブにかわりました。



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