二本足の學者を目指して

賢を見ては齊しからん事を思ふ

【きのふの事のやうに】

2022-09-15 20:38:54 | この世を概觀する
【きのふの事のやうに】

四十八なんて云ふと、そんなに誕生日も嬉しくないと云ひますか、いや/\、御祝ひして下さつた方々の御言葉は、勿論、有難いのですが、いゝ歳して何もやつてゐないのが自分だなと痛感します。たゞ四十も前半の頃は、自分はもう若くないと痛感する事頻りで、その分、辛くもありましたが、最近はすつかりヲッサンである事に慣れて了ひ、年齡に就いても、嬉しくもなければ、嫌でもないと云ふ感覺です。歳を重ねるなんて云ふ素敵な生き方と私とは、今の處、無縁のやうです。今は年齡とはたゞの數字です。この二年近くは立止まる事を餘儀なくされてゐますが、映畫やドラマを觀たり、英語をやり直したり、氣になつてゐた書籍(文學、宗教等)を讀んだりとそれなりに樂しんでゐる私です。96年に早大へ入學した事が丸できのふの事のやうに感ずる事が多々あります。「光陰矢の如し」「少年老い易く學成り難し」とはよく云ふものです。
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