平成三十年十二月三十日（日）きのふの晝食――たこつぼ（廣島市中區堀川町）でうな重

　きのふの晝食――たこつぼ（廣島市中區堀川町）でうな重

　以前から約束してゐたので、父と共に廣島そごう新館迄行き、DAKS GOLFで父のシャツを購入。その後、たこつぼに電話し、その日のランチを豫約。うな重（慥か4,200圓）を二つ註文。父は生ビールと日本酒も飮む。うな重には、小鉢、香の物、汁物が附くが、汁物はあさりの赤出汁と野菜入りの味噌汁の二種類から擇べる。あさりの赤出汁は二度飮んでゐるので、今囘は野菜入りの味噌汁を擇ぶ。どれも旨いが、之は以前の記事にも書いたが、和食と雖も、煮物は京都風の味附ではなく、甘めで濃いめの味附で、九州のそれに近い。鰻も、燒き方にせよ、タレにせよ、關東風ではなく、關西風と云ふか、西日本風と云ふはうが正確か。九州出身の父にとつては好みであるし、私も美味しく頂いた。

煮物

香の物


うな重

野菜入り味噌汁

平成三十年十二月二十九日（土）先日の晝食――南大門（廣島市中區立町）で牛定食と冷麺

　先日の晝食――南大門（廣島市中區立町）で牛定食と冷麺

　この日は家族と南大門で御晝を食べる。註文したのは、何時ものとほり牛定食（1,950圓＝一人前×2）と冷麺（1,000圓＝一人前×1）。私は美味しくいたゞいたが、母は肉が硬いと云つた。が、さう云ふのは少數派だと思はれる。自分は齒は丈夫と彼女は強辯してゐたが、それでゐて口に入れてとろける肉しか食べられないとは矛楯である。今後、南大門には一人で行くのが良さゝうだ。以前、盛田と云ふサッカー選手がサンフレッチェに移籍して來た時、サンフレッチェのラヂオ番組に出演し、一人燒肉が出來る店を教へて下さいと云つてゐたが、その際、私はメイルを送り、南大門を紹介した。そのメイルは番組内で讀まれた。その何年か後、盛田や下田と云つた當時の選手達が、恐らくは南大門で燒肉を食べてゐる畫像を、何處かのサイトで見掛けた記憶がある。

　以下は畫像。牛燒肉は二人前である――。

牛燒肉二人前

御飯、ナムル、キムチ、スープ、たれ

御飯

キムチ

スープ

ナムル

冷麺（一人前）

平成三十年十二月二十四日（月）蕎麥高田（廣島市南區段原）でざるそば（700圓）大盛（300圓）のお晝セット（150圓）、ビール（中、450圓）、酒の肴（300圓）

　蕎麥高田（廣島市南區段原）でざるそば（700圓）大盛（300圓）のお晝セット（150圓）、ビール（中、450圓）、酒の肴（300圓）

　廣島で蕎麥と云へば、蕎麥高田である事は、以前の記事に既に書いてゐる。日が増す毎に人氣が出、行列も増えてゐるやうな感じがする。何より蕎麥の喉越しが良く、かをりも充分で、旨い蕎麥だし、お晝セットに附いて來る炊き込みご飯と自家製のお漬物も旨い。亦、酒の肴も300圓で三品であるが、味、値段共に素晴らしい。この日の玄蕎麥は島根縣奧出雲産だつたが、何時にも増して、蕎麥の良いかをりがした。以下の畫像では傳はらないが、キラ／＼と光る美しい蕎麥である。

蕎麥高田

蕎麥湯

メニュー

ビール中瓶キリン

酒の肴一品目、豆腐かチーズ（？）の味噌和へ

酒の肴二品目、銀杏を揚げて鹽を適量振つたもの、ホカ／＼で旨い

酒の肴三品目、鯛の粗の煮附、あさつりだがそれでゐてしつかりとしてゐる味附で煮汁も美味

ざるそば大盛のお晝セット

ざる蕎麥大盛

炊込御飯

藥味

蕎麥つゆ

自家製のお漬物

年末年始の營業

【天長節】平成三十年十二月二十三日（日）政治以前に大事な問題――安倍首相ではなく安倍晋三氏に就いての大事

　政治以前に大事な問題――安倍首相ではなく安倍晋三氏に就いての大事

　私は最早、ニューズと云へば、海外の英語のものしか讀まなくなつて了つたが、それでも日本で生活してゐれば、日本のテレヴィを視るばあひもある。そして、日本のマスコミは、頻繁に輿論調査なるものを實施して、倦る事がないが、殊にNHKに關しては、安倍首相に就いての輿論調査は酷いもので、之は安倍晋三氏に對する人格攻撃、人格否定の領域に達して久しい。成程、政治家や政黨の政策に就いて論ふのは良い。が、NHKが輿論調査の際、毎囘、發表してゐる安倍首相を支持しない理由としての「人柄が信頼出來ない」とは、一體どう云ふ事か。よく就職、轉職の面接の際にも、年齡、學歴、經歴、資格抔よりも「人柄を重視します」と云ふ事が云はれるが、長くても所詮三十分程度の面接で、應募者の人柄が分る筈がない。人柄と云ふのは、或程度の短くはない期間、或程度の近しい距離を持つての關係を有さない限り、分らないものだ。安倍首相の、と云ふよりも、安倍晋三氏一個人の人柄に就いても、或程度の短くはない期間、或程度の個人的な近距離を有してこそ、初めて分るもので、輿論調査の對象となる誰かさんに分る筈がない。毎囘、「人柄が信頼出來ない」と云ふ理由が何％か上がると云ふ事は、NHKが長年、意圖してこの項目を輿論調査の項目のうちに設けてゐると云ふ事で、NHKは、政治とは全く關係ない點から、政治家安倍首相を批判するのではなく、一個人としての安倍晋三氏の人格を攻撃し、否定し續けてゐるのだ。「私は最早、ニューズと云へば、海外の英語のものしか讀まなくなつて了つた」と書いたが、所謂政治的に保守的と云はれる新聞、雜誌さへも、最近は讀まない（ミニコミ紙の「時事評論石川」は除く）ので、最近の知識人がどのやうに政治（家）を論つてゐるのか知らないが、恐らく、政治的保守派と自稱してゐる手合も、NHKの安倍首相に對する人格攻撃、否定に就いては論じてゐないのではないか。目先の政策に就いて云々する許りで、道義的な個人の大事に就いては、之を誰も問題にしてゐないのではないか。之こそが、私が日本語のニューズを殆ど讀まなくなつた理由の一つで、左記した問題に就いては「時事評論石川」でさへ論じてゐない。「私が考へたいのは法律以前の社會風土である」（※一）と云ふ書き手も、この事に言及してゐない。安倍首相の政治に關する評價以前に、「政治に先行する領域」として、個人の道徳的な問題が論じられるべきである。それが漱石が云つたやうな、眞の個人主義と云ふものであり、近代と云ふ事である。

　（※一）前田嘉則著「『Ghosn has gone』？やつちまつた日産」『時事評論石川　平成30年12月20日號』所收

平成三十年十二月二十一日（金）けふの晝食――稻茶（稲茶、廣島市中區鐵砲町）で特別いわし膳（2,500圓税別）

　けふの晝食――稻茶（稲茶、廣島市中區鐵砲町）で特別いわし膳（2,500圓税別）

　何年もまへからランチで利用してゐる和食料理店。名物小いわしハンバーグが有名である。小鰯天婦羅が附く特別いわし膳を註文。小鰯のハンバーグ、小鰯の造り、小鰯の天婦羅が附く同膳は、廣島を訪れた人々にお奬めするのも一つの案である。腕は慥かな店で、味噌汁一杯にしても旨い。後、水菓子は苺ジュレの練乳がけが人氣である。ランチでも豫約して行くはうが慥かである。

膳、ご飯、金平牛蒡、小鰯の造り、サラダ、味噌汁、香の物

ご飯、おかはり可能

金平牛蒡

小鰯の造り

サラダ

味噌汁

香の物

小鰯のハンバーグ、普通の名物いわし膳とは異なり特別のばあひは鐵板で出される


小鰯の天婦羅、鹽で食す

水菓子、苺ジュレの練乳がけ

平成三十年十二月二十一日（金）英語を話せる人は毎日｢何を讀んでゐる｣のか - 東洋經濟ONLINE

　英語を話せる人は毎日｢何を讀んでゐる｣のか - 東洋經濟ONLINE

　英語を話せる人は毎日｢何を讀んでゐる｣のか - 東洋經濟ONLINE

　上述の記事で云はれてゐる事は慥かな内容で、Goodな記事である。私もこの記事で紹介されてゐる「BBC News」をiPhoneで毎日讀んでゐるが、語彙も文法も平易で、然もイギリスやアメリカの今が分り、尚且つ無料なので、大變重寶してゐる。他の方にも奬めたい。

平成三十年十二月十七日（月）けふの晝食――歩いていかう（廣島市中區國泰寺町）で醤油チャーシューめん中盛（950圓＋70圓）

　けふの晝食――歩いていかう（廣島市中區國泰寺町）で醤油チャーシューめん中盛（950圓＋70圓）

　廣島で鷄白湯のラーメンと云へば、國泰寺の歩いていかうである。たゞ以前の記事にも書いたやうに、この店が開いてゐる時は、臨時營業だと捉へたはうがいゝくらゐで、訪ねる毎に臨時休業してゐるなんてばあひがよくある。然し、味は慥かであるし、醤油と鹽があるが、私は斷然、醤油が好みで、チャーシューめんを註文する。チャーシューめんにすると通常のチャーシューに加へて、コロ／＼チャーシューが附くが、之が絶品である。コロ／＼チャーシューはチャーシューごはんにも附くので、そちらを註文する人もゐるが、私はご飯は控へるやうにしてゐる。麺、スープ、チャーシュー、煮玉子、いづれも總じてレヴェルの高い一杯である。

鷄白湯醤油チャーシューめん中盛

鷄白湯醤油チャーシューめん中盛アップ

麺

券賣機

平成三十年十二月十六日（日）留守晴夫著「この世が舞臺」――アナトール・フランス「ヴェローナの貴婦人」（※リンクを追加）

　留守晴夫著「この世が舞臺」――アナトール・フランス「ヴェローナの貴婦人」

　きのふだかをとゝひだかに「時事評論石川　平成30年12月20日號」が屆いた。まづ讀んだのは、留守晴夫氏の「この世が舞臺」、吉田好克氏の「日本の西洋哲學研究は徒花か――レーヴィットの嘆きが聞こえる」、それに前田嘉則氏の所謂ゴーン事件に就いての卷頭記事、一面のコラム「北潮」、四面の星、白刃兩氏のコラム二本である。

　殊に留守・吉田兩氏の文章を讀んで考へさせられたのは、私が茲最近、考へてゐた事（※一）と重なり、非常に興味深い。矢張り、日本の近代化とは、歐米化と云ふ事だが、その點で最重要なのは、神（絶對者）と云ふ事である。それを戴くにせよ、否定するにせよ、それがあると云ふ事が大事なのだが、それがない儘に近代化をしたと云ふ事であれば、それは眞に近代化した事にはなるまい。だが、茲で云ふ處の私が云ふ近代化とは、國家としての近代化ではない。個人としての近代化であり、それは精神の問題である。國家としての近代化は、パンを得る事であるが、個人としての近代化乃至精神の問題とは、より善く生きる事を意味する。その「より善く」の「善」としての絶對的な基準、それに對する惡と云ふ存在が必要なのだが、それを等閑視して來たのが、吾々日本人の殆どである。

　留守氏は書いてゐる。

　（中略）「肉の罪」故に限らず、人間が「苦惱によつて高められ、贖はれる」存在である事に洋の東西、時の古今の別はない。即ち眞摯な道徳的煩悶あつて初めて人間は全う足り得るのだが、それを自覺する爲にも、フランスの云ふ樣に、「過去を想ふ」事は頗る重要である。彼は歴史に深く分入り、殊にギリシャ・ラテンの古典を徹底的に研究し、過去を鑑として「未來を見分けるすべを學ば」うとした。然るに今や我國では「不正漢字・不正假名遣」が當然視されて古典との距離は益々廣がり、古人を鑑として今人を知り未來を見分ける手立は失はれる一方である。

　人間は例外なく神ではないのだから、「苦惱」が附きものである。それゆゑ、神を高く見据ゑ、善と惡との兩極を烈しく行き來する生き方を生きる事こそが、「眞摯な道徳的煩悶」を有する事を意味する。恐らくではあるが、絶對と云ふ存在は、「洋の東西、時の古今の別はな」く存在する筈である。

　（※一）「良心に基づく自由」、「自信を持つと云ふ事――松原正氏の御言葉」、「少しまへに買つた書籍」

平成三十年十二月十三日（木）きのふのランチ――銀座ライオン廣島驛ビル店でサーロインステーキランチとどっさり「オニオンスライス」

　きのふのランチ――銀座ライオン廣島驛ビル店でサーロインステーキランチとどっさり「オニオンスライス」

　ランチを食べに行つた前日、お世話になつた方に、廣島驛ビルの銀座LIONにて、ヱビスの生ビールと料理をご馳走になつた。

　その銀座ライオンでステーキランチフェアをやつてゐるので、きのふ、御晝に訪ねて見た。サーロインステーキランチ（ライス、1,480圓税込）とサイドサラダのどっさり「オニオンスライス」（110圓税込）を註文。味附はオーソドックスなステーキソースで、懷かしくもあり、食べてゐてホッとし、旨い。オニオンスライスは思つてゐたよりもボリュームがあり、滿足。之でライオンのヱビスが飮めれば云ふ事なしだが、その日はビールは控へる。「club LION Card」の會員になつた。

サーロインステーキランチとどっさり「オニオンスライス」

ライス

サーロインステーキ

どっさり「オニオンスライス」

味噌汁


メニュー

平成三十年十二月五日（水）きのふのランチ――FUJI（廣島市中區鐵砲町）でランチセット

　きのふのランチ――FUJI（廣島市中區鐵砲町）でランチセット

　鐵砲町のとんかつの菊屋の二階にある御店である。この御店も、新しい御店と云ふ印象があるものゝ、實際にはオープンして結構な年月が經つた事と思ふ。それだけ續いて來たと云ふ事は、それだけの料理をそれなりの値段で提供して來た事だと云へよう。テーブル席も何席かあるが、カウンターへ案内される。1,000圓（税込）のランチセットを註文。牛肉野菜炒め、刺し身、スクランブルエッグ、茄子の煮浸し、サラダ、ご飯、香の物、味噌汁、食後のコーヒーとチョコレートと云ふメニューで、味、値段、量共に滿足。たゞ、一つ氣になつたのは、配膳が雜な點くらゐであらうか。

御膳、ご飯、刺し身、味噌汁、茄子の煮浸し、スクランブルエッグ、香の物、サラダ

牛肉野菜炒め、出來たてで旨い

刺し身

茄子の煮浸し、スクランブルエッグ、香の物

味噌汁、春雨がはひつてゐるのが嬉しい

サラダ、シーザードレッシング

食後のコーヒーとチョコレート

店頭のメニュー