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やっぱり「食」って大事だよね!

Over50、独身男の食卓に迫る。

Excellent!!

2015年05月12日 | 音楽

素晴らしい!最高です!

立て続けにテレビアニメの「響け!ユーフォニアム」に関する感想ですが、今回観た第5話は最高でしたね!

アニメーターの方々の努力といい、音源演奏の良さといい、本当に素晴らしい!

吹奏楽を実際に経験した人で無いと解らないであろうと思われる細かな部分、背景、観客の動き、音源演奏、全てが素晴らしい!

全てのカットにも無駄が無い気がします。

スタート前の緊張感、それをほぐす澄んだトランペットの音色(その音の切り方が実に良い)、またそのTp奏者の自信に満ちた表情、シンバルとスティックの映像音声の同調、演奏開始のブレス音(奏者として体中の血が沸く最高の一瞬!)、楽器演奏の運指描写(作画スタッフは本当の演奏ビデオからピストン楽器の運指を解読して音声同調にも注意された事でしょう)、「謎ステップ」の作画表現、遠景から見た多くの人々の動き、等々。。。何という臨場感溢れる描写なのだろう。アニメーターの方々の、細部にまで神経を使った努力。感嘆しました。

リアルに語れば「そうではないだろ」と突っ込みたくなる所(細かな描写や設定そのもの)も無い訳では無いのですが、そんな問題点の全てを払拭してしまう完成度の高い作でした。

出来る事なら、最後まで演奏を聴きたかったな。でもこの、「演奏の全てを流さない」事で感じる視聴者の不完全燃焼感が、次話も視聴したくなる視聴者への動機付けに成るのでしょうね。本当に憎い程、良く出来た回でしたよ。

演奏曲目は雷電(YMO)ですか。僕自身が実際に吹奏楽でこの曲を演奏をした事は有りませんでしたから、どの様な編曲に成っているのかは、「演奏の全てを流さない演出」によって解りませんでしたが、原曲に有る馬蹄音や交戦射撃音はどの様に表現するのだろう。

これがパレード行進では無くステージ演奏なら、また、もし僕が現役時代の吹奏楽部で演奏をしたなら、パーカッションパートの連中は独自に燃えただろうなぁ。平板にお椀を伏せて馬蹄音を出したりしたかも知れない程に。当時の同期Perc.partの連中の顔が活き活きと記憶から蘇ります。Perc.と言えば、劇中演奏音源でもクシロフォンがしっかり叩いていましたね。音源演奏のフ○ッ○ュマン・ウィンド・アンサンブルPerc.partの皆さん、Good job!です。やはりマーチングではPerc.は花形ですから。(実際の音源録音はスタジオ録音でしょうから、作品の音声スタッフのミキシングのセンスも影響していると思われますが。)

雷電(YMO)原曲で表現されている交戦射撃音の後に続く、シンセサイザー高音域の細かな動きは、吹奏楽での演奏ならピッコロでしょうね。しかし複数人で交互演奏しないと、ブレスが持たないだろうなぁ。でも、そもそも、そんな編曲をする訳が無いか。なぁんて、変な事も考えてしまったり。

ま、とにかく色々、本当に面白い回でした。次回も楽しみです。


あるテレビ漫画「響け!ユーフォニアム」を観て感じた事。

2015年04月11日 | 音楽

僕は学生時代に「吹奏楽部」に所属していました。社会人になっても、オーディションを受けて吹奏楽団体に入団し、演奏していた時期も有ります。仕事が忙しく、結局、社会人での演奏活動は難しいと判断し、退団してしまいました。更に、二年前の大動脈の病気により、もう、二度と演奏は出来ない身体となってしまいましたが。

今、大学を卒業して20年以上が経ち、それでも未だに、学生時代の吹奏楽部の夢を見て、朝、目覚める事が度々有るのです。

(この僕のブログの記事「吹奏楽の音楽会に行って来た」2012年5月5日記事http://blog.goo.ne.jp/wasabidaikon/e/56f893efe32849c25ce9cf04343f2099ご参照)

そうなんです、もし、あの病気を患わなかったら、もう一度楽器を手にして、一度で良いので演奏してみたかったな。

そんな中、本当に偶然「響け!ユーフォニアム」と言うテレビアニメーション漫画のスタート第一話を観ました。主人公は高校入学したての女学生。どうやら中学生時代はユーフォニアム奏者で、コンクールでは「駄目金」受賞という設定の様です。全国大会出場を目標にしていた、地区では上位校出身者の設定でしょう。

僕は高校からの初心者でトロンボーンを始めたので、当時の僕よりも上手な奏者設定と言う事ですね。

実際に主人公が入学後間もなく耳にした「暴れん坊将軍のテーマ」のほんの序盤で、「下手だ」と判断出来る所も、また、作中に二回程描写された桜の花びらを吹き飛ばすシーンも、その経験者としての初期設定のレベルを感じる事が出来ます。

確かに、あの「暴れん坊将軍のテーマ」は、音大生が「あえて下手な演奏」をした録音音源を使った事は僕にも判るのですが、わざとリードミスしてみたり、アインザッツ崩してみたり、ピッチを微妙にずらしてみたり、面白い演奏でしたね。

しかし驚いたのは、主人公が中学生時代のコンクール地区予選の自由曲演奏として作中に流れた「地獄のオルフェ(天国と地獄)」の演奏の上手い事。当然、音大生の演奏による録音音源でしょうから当たり前かも知れませんが、本当に「中学生が演奏」していた音なら、びっくりです。主人公の中学時代の友人が、駄目金で悔し泣きする姿に、そのリアリティが付加される素晴らしい演奏(の設定)です。(特に中低音ね。トロンボーンをあそこまで「鳴らせる」中学生は、まずほとんど居ないでしょう。しかもトロンボーンパートは全員女子の設定でしたね。まあ実際の音源は音大生の演奏であり、ただの「設定」に過ぎませんが。)

ちょっと調べて知ったのですが、あの音源の演奏は洗○学園音楽大学でしょうか、エンディングに音楽制作協力、演奏協力と出ていましたね。フ○ッ○ュマン・ウィンド・アンサンブルですから、洗○学園音楽大学の一年生中心の楽団ですか。全日本吹奏楽連盟が「好みそうな音では無い」所が、プロっぽくて僕は好きですし、作中設定の「駄目金」に対して大いにリアリティを増す気がします。全日本吹奏楽連盟では高評価はしないでしょう。しかし、プロを目指す「音楽大学一年生の演奏」として、オーケストラピットで演奏するのであれば、中低音は音の出し方として比較的良い演奏でしたよ。心から拍手をお送り致します。

但し、この音源を厳しく評価するなら、原曲は、オペレッタの序曲。オーケストラピットでの演奏を前提にする為、中低音を鳴らすのは良いのですが、通常のステージでは音量が出過ぎて、木管(本来は弦)とのバランスを欠きます。録音音源はオーケストラピットから上がってきた場内反響音ではなく、通常ステージ上での演奏音でしょうからね。なので「オーケストラピットでの演奏ならばあの音量でも、実際の場内反響では中低音が弱くなるので、正規のオケ編成で弦が響けば、まぁ良いのかな」と前提が付くのです。また、本来はフランス労働者階級の女性舞踏で、スカートの中をチラチラさせる音楽ですから、多少下品で構わない。酒と煙草と女でヒャッハーしている大衆酒場の雰囲気でもう少しテンポ良く、フランスっぽい軽快さが欲しい所。アッチェレランドでノリを大切にしたい。そうすれば「四分音符の音の扱いが雑」なのも多少誤魔化せるでしょう。まだ、音大一年生ですから、これらの背景や感覚を演奏に反映させるのは、これからでも良いのかな。まぁ、感想など、十人十色ですけどね。

音源の話を続けますけど、今回は第一話でしたので主人公の演奏音は聴けませんでしたが、第二話には注目したいですね。「聞かせて貰おうじゃないか、経験者の音色とやらを。」(洗○学園音楽大学のユーフォ奏者ですね、期待していますよ♪)

さて、主人公が入部した高校はあまり上手では無い吹奏楽部の設定。中学時代に駄目金で悔し泣きした友人の入部。僕も高校二年生の時に、地区予選で「駄目金」受賞。その「駄目金」の悔しさに、リアルに泣いた経験が有るので、僕にとって、これらの設定がとても良く理解出来るのです。

また、タイトル背景が「ヘ音記号」にフラット2つ。細かい所にもユーフォニアム奏者(僕も高校三年生の一年間はユーフォニアム奏者)の視点が描かれていて、作画監督の細かい気遣いも感じられたり。

色々な意味で、本当に今後の展開が気になります。

ちなみに、今は「吹奏楽部」を「すいぶ」と略して呼ぶのですね。僕が現役の頃は聞かなかった呼び名だと思います。時代の流れも感じつつ、ちょっとノスタルジックな気分を味わいながらも楽しめそうな、テレビアニメでした。

観ていて僕自身の高校吹奏楽部時代の記憶が鮮明に蘇り、また、楽器に触れたくなってしまいました。

あぁ、病気さえしていなければ。。。

このブログをご覧の皆様、40歳を超えるといろいろと身体に変調をきたします。是非、皆様も健康に留意し、ご自愛の程を。

 


吹奏楽の音楽会に行って来た。

2012年05月05日 | 音楽

福島県いわき市で過ごすゴールデンウィークですが、昨日は、いわき市内の、或る高等学校の吹奏楽部による定期演奏会を覘いてみました。

現在の僕の職場にも、高校時代から吹奏楽を経験していらっしゃった方が居り、その方からの紹介で知った定期演奏会です。僕も高校入学から大学卒業、更に社会人に成ってからも数年間、初めて楽器に触れた時から数えてみると、仙台への人事異動で楽器を完全に離れてしまう迄の間14~15年位の楽器経験は有ったので「高校吹奏楽部定期演奏会」と聞いて、ちょっと懐かしく成り、聴きに行く事にしました。

日本での吹奏楽は、中学、高校、大学、一般と、各世代で、全日本吹奏楽連盟のもとで、世代ごとに、都道府県単位での各吹奏楽連盟が存在し、吹奏楽を知らない皆さんには想像が付かない程、その活動は大きく組織化され、活発、そして盛んなのです。

今回聴きに行った高校は、吹奏楽コンクールの全国大会で、高校の部、金賞を何度も受賞する有名校ですから、聴きに行く価値は有るでしょう。

Photo_2

写真は、僕が着席した場所から、客席を覗き込んで撮影したものです。僕が座った席は、音楽会の席としては、ステージ全体が見れない、とても良くない席です。

僕が会場に到着したのは開演15分前。1,700席を越す大ホールが、ほとんど埋まっています。さすが県内でも屈指の進学校、そして全国でも有名な吹奏楽部ですね、中高生を中心に、熱心なファンや、憧れている中学生も多いのでしょう。二日間に亘る定期演奏会、演奏曲数も多いですし、観客も一杯。一日分の入場料が1,000円、二日来ると2,000円です。東京公演も有るそうですが、CDも出していて、我が母校の高校吹奏楽部と比べてはならない程の活動内容で、その凄さを感じます。

比べてはいけない事は重々承知の上での話しですが、我が出身高校の吹奏楽部は、僕が入部当時、3年生は引退済みでした(2年生の8月のコンクール、東東京地区予選終了と共に引退し、9月の文化祭にさえ、出演しません)ので、実質活動人員は35名程度、コンクールはB組編成に出るのが精一杯でした。

但し、我が出身高校吹奏楽部の、しかも我がパート、トロンボーンには、大変優秀なOBが多く、①吹奏楽をする方なら誰でもご存知の普門館に関係する「東京○○ウインドオーケストラ」の現役バストロンボーン奏者、②年末に東京渋谷のBunkamuraオーチャードホールで年越しのカウントダウン(ジルベスターコンサート)をする事で有名な東京○ィル○ーモニー交響楽団の主席トロンボーン奏者(当時は東京○術大学の学生でしたね)、③(戦前から活動する)一般吹奏楽団で(1993年頃でしたか)3年連続全国吹奏楽コンクール金賞受賞吹奏楽団の主席トロンボーン奏者等々、その他音楽大学に進学する先輩方を多く輩出するパートでしたので、その伝統たるや、凄いパートではありました。

そんな高校吹奏楽部トロンボーンパートに新入生で唯一人、しかも初心者で入部した僕は、それこそ吹奏楽に青春を燃やしましたね。早朝から荒川土手でウォーミングアップをし、登下校の徒歩中に自分の歩速を一歩一秒に固定して腹式ロングトーンの呼吸練習、授業中はフルスコアとにらめっこしながら早弁当、休み時間はマウスピースで音階練習、昼休みにも練習室で音出し、部活中は先輩にこけ落とされ涙を流し(何度、部を辞めようと思った事か)、帰宅後はプロの演奏をレコードやカセットテープで聴いてイメージトレーニング。(カセットテープは擦り切れ、伸びて、ワカメに成るんです。)2年生に成ると、ユーフォニアムとチューバの不真面目な一年生二人をしごいた挙句に退部させてしまい、3年生ではその責任を取って引退もせずにユーフォニアムにコンバート。大学受験なんて何も考えていない、吹奏楽漬けで、本当に吹奏楽に青春を燃やした高校時代の日々でした。

ちなみに、楽器を使わない練習法も様々ですが、上記の他にも幾つも実践していました。入浴中にも、水道のホースを咥えて湯船に潜水し、水圧で肺を鍛えたり、湯船の湯を口に含んでから、狙いを定めて一点にだけ放水するアパチュアの確認。毎朝の洗顔時に鏡とにらめっこしながら色々な顔の表情を作る顔面筋肉の柔軟体操。通常の会話も声楽家の様な声を出して喉を開け、上半身、特に頭蓋内の各空洞部を共鳴させる訓練、等々。思い出すと懐かしいですねぇ。OBに成ってから後輩にこれらの練習法を話しても、誰にも信じて貰えず、実践してくれた後輩は一人も居なかったのですが・・・。

おっと、話が脱線しました。僕個人の話しはこれまでにして、今回の演奏会です。

初めに演奏されたのは、恐らく校歌だと思います。アインザッツ(休符後の音の出だし)が揃い、リリース(音の終わり、仕舞い方)も完璧。流石です。

学校長挨拶の後、第一部の開演。アインザッツ、リリースの完璧さはもとより、クレシェンド、デクレシェンドのダイナミズムが、パーカッション(打楽器)を中心に素晴らしく表現されておりました。

但し、この演奏は大人数ならでは、大人数の演奏だからこその表現だと思います。金管(特にトランペット、トロンボーン等)では、ファースト、セカンド、サード各楽譜が複数で構成されているので、テュッティ(全奏)全音符クレッシェンド時等は、息が切れても、一人隠れてブレスしても全く判りませんからね。それと、フレンチホルンが4人では、全体から見て少々少なく、コントラバスももう少し欲しい全体バランスかな。さて、各個人の奏者としての技量は?

木管パートは上手いですね。まずリードミスが全く無い。これは当然なのかも知れませんが、我が出身高校では、コンクール本番でもリードミスが有ったので、やっぱり流石。木管楽器郡による弦の表現も、テュッティ時の音の通りも素晴らしいと思います。

ですが、特にトロンボーンでは、まあ、高校生だからね、と言った感じが強くしました。9人構成のトロンボーン、そのほとんどが女子。トロンボーンを演奏していた僕が感じるのは、演奏上達の上で、ある時期、必ず男女の差を感じる場面が有る筈です。本当に残念ですが、その壁を越える演奏は、女子高校生では無理でしょう。

また、これも大人数の吹奏楽団としての宿命なのか、全日本吹奏楽連盟の伝統、好みなのか、どうもトロンボーンの音が、僕が当時目指した、僕が好きな音質では無いのです。Sir Georg Solti指揮、The Chicago Symphony Orchestra のトロンボーンパートの音色を愛する僕には、残念の一言です。特に初日のメインはModest Petrovich Mussorgsky作曲のNight on Bald Mountainですから、ロシア風の演奏を目指しても良いのでは?

まぁ、やはり全日本吹奏楽連盟が高く評価する音楽とは、この音なのかな。

僕の目指した音楽とはちょっと違うので、寂しい気分に成り、第2部、第3部のステージを残して、第1部のステージだけ聴いて、帰って来てしまいました。

何だか偉そうな事を書きましたが、僕はもう口輪筋と腹筋(一般的な腹筋運動で付ける筋肉では無く、腹式呼吸が作り上げる完全なインナーマッスルの腹筋)は完全に退化し、左中指のタコも消え失せ、僕自身の全盛期の音色は、もう二度と出せないでしょう。

これでも(社会人5、6年目位かな、楽器を始めて十数年目ではありましたが)僕自身の奏者としての全盛期は、都内どの楽器屋でも、音楽大学出身者と間違われる音を出し、荒川土手でエチュードを吹くと、橋の欄干に黒山の人だかりが出来て、アンコールを求める声が飛んで来たものなのですよ。

僕の目指した音楽と、世間一般で評価される音楽の違いを感じつつ、寂しい想いをしながらではありますが、今日は、定期演奏会二日目の演奏ですね。演奏者の皆さん、頑張って下さい。


この年も 陽の目を見ないで 年末か

2011年12月18日 | 音楽

僕はトロンボーン奏者だった時期が有るのですが、2002年5月の東北(仙台)転勤を機に、楽器の練習をする事が出来なく成り、今では完全な素人に戻ってしまいましたね。

「昔取った杵柄」と言う諺も有りますが、楽器に関しては、当て嵌まらないと思います。なにせ、この楽器は唇の周辺の筋肉の微妙なコントロールで音を出す楽器ですので、吹かなく成ってからほぼ十年になる僕は、この重要な筋肉を完全に退化させてしまっているからです。

今日、部屋の掃除をしながら、楽器ケースに被った埃を拭き取っていて、つい手が止まり、久し振りに楽器ケースを開けてみました。

仙台転勤前に、僕はオーディションを受けて見事合格、或る一般吹奏楽団に入団して活動していた時期も有りました。当時は学生時代から使用していた楽器を含め、持替え用のEuphonium、Bass Trombone、お遊び用のTenor Trombone等、7本も楽器を持っていましたが、今残っているのは1本だけ。学生時代に使っていた物では無く、2000年頃に購入した1本です。当時でも既に時代遅れに成った"Traditional wrap(トラディショナルラップ)"と言う、F管部分の構造でしたが、その楽器の音そのものは、かなり好きな音でしたので、買った物でした。

はぁ、しかし購入以来、一度も吹いた事が無く、今年もまた、吹く事無くして年を越す事に成りましたか。これ程の「当り楽器」を、何も知らない中・高生辺りが親から買って貰って、その後、埋もれさせてしまう様な、そんな使われ方をされるのが勿体無く感じて、その場でローンを組んで購入した物ですが、実際には僕が、埋もれさせてしまっていますね。

でも、今の僕は、折角のこの楽器を吹きこなす事は出来ないでしょう。何か中古のボロでも買って、そちらで練習してからでないと、この楽器は吹けません。

来年の2012年は、母校の吹奏楽部創部50周年記念で、即席で卒業生楽団を編成し、演奏する催しが有るそうです。出来る事なら、参加したいな。久し振りに演奏してみたいです。

今日は、掃除の合間に楽器を眺めながら、20年以上もの過去の学生時代に思いを馳せ、また演奏したくなる気にさせてくれた、年の瀬迫る、日曜日です。


そろそろクリスマス音楽でも。

2011年12月04日 | 音楽

先日来、ウィルス性腸炎感染の記事を記載しておりましたが、未だ、どうもお腹の具合が良く成らず、お腹を擦りながらの日曜日を迎えています。

前回記事では、お風呂で浴室用CDラジオを聴く事に触れましたね。僕は、休日には必ず音楽を聴いているのですよ。実際に、テレビを見る時間よりも、ラジオやCDを聴いている時間の方が、圧倒的に長いのです。その中でも、日曜日の14時00分からのエフエム東京は欠かせません。パーソナリティは山下達郎さんですが、今日の放送は、珍しく、かなり喉鼻がつらそうでしたね、心配です。なお、今日の放送は999回目だそうです。次週の放送で、完全に1千回目の放送との事、とても長寿な番組ですが、僕は大好きな番組です。

しかし、聴くのはラジオだけではなく当然CDも聴くのですが、12月に入り、何となくクリスマスが近づいて来た感じがしますね。なので、今日の僕の生活BGMは、クリスマス音楽のCDです。

僕はキリスト教徒と言う訳では無いのですが、僕が通っていた保育園はキリスト教系の保育園でしたので、クリスマス前には様々な催しが有った事を思い出します。キリスト生誕に関する劇を演じたり(僕は2年連続で「羊飼い」だったと記憶)、特別な礼拝(保護者だけでなく、参列者の多くは地域住民の一般の皆さんだったと記憶)が有ったり、讃美歌(と言ったか、聖歌と言ったか、もう忘れてしまいましたねぇ。)を何曲も披露する音楽会が有ったり。当時の僕は「天の邪鬼(あまのじゃく)」で、練習しろとか、準備をしろと言われると、わざと遊んで保母先生を困らせては、楽しんでいましたが。

それでも、僕がキリスト教系保育園へ通園していた頃の事を思い出すと、僕の人格・性格の形成や、考え方に関する成長に、かなり影響を受けていた様に感じます。

音楽もその一つ。保育園では讃美歌を多く練習しました。ですが木琴や鉄琴、鍵盤系の楽器は、僕には扱わせて戴けず(当然だよね、多分ふざけて壊していたと思うもの。)、カスタネットを持って歌うだけでしたけどね。

一方、当時の我が家では、12月には必ずBing Crosbyや、Nat King Cole、Frank Sinatraなどの歌うクリスマスソングのレコードを、亡き両親がよく聴いていましたね。そのレコードをBGMに、シナモンクッキーと紅茶を家族で戴いた、今にも雪が降り出しそうな或る日の午後の光景が、本当にロウソクの灯だけで、ラム酒が香るフルーツパウンドケーキを家族で戴いた或る夜の光景が、至福の想い出として、今でも鮮明に脳裏に浮かびます。。。

僕が中学生の頃に、映画「Star Wars」を、映画館の大画面で観た際に流れた、テーマ曲のフルオーケストラの演奏に感動し、フルオーケストラに興味を持つ様に成った訳ですが、僕が聴くクリスマス音楽は、以降、オーケストラサウンドが主体に成りました。

と、言う訳で今日の生活BGMは、オーケストラのクリスマス音楽ですよ。(著作権保護の観点から、当ブログからは、音楽ファイルのダウンロードは出来ませんので、ご了承下さい。)

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 Bosaton Pops Orchestra / John Williams

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 Cincinnati Pops Orchestra / Erich Kunzel

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 Canadian Brass

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この辺が今日のBGMですかね。なお、先程ラジオパーソナリティの山下達郎さんの話題が出ましたので、このアルバムも、併せて聴く事にしましょうか。

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さぁ、お湯も沸きましたので、紅茶を淹れたいと思います。

では、皆様も素敵な日曜日をお過ごし下さいね。