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ごーすとばばやんのブログ日記

ドラクエとビックリマンとお人形が好きな、わたくし「ごーすとばばやん」の日記です。

くも膜下出血介護日記  7日目

2009年10月07日 18時58分03秒 | くも膜下出血介護日記
5月21日 木曜日  7日目

今日で入院してから1週間。あの1週間前の悪夢がウソのよう…。
朝5時頭痛があるので水枕と頭痛薬をもらった。7時、ちょっと熱った顔や首も熱が下がってきたのかな。
朝の回診主治医の先生がドレナージの管に固まっていた髄液とたんぱく質をほぐしていった。今日あたりからもう一つの山越え、いろいろな後遺症や合併症がでてくるのはこれから…といわれた。
8時半、熱がまだあるけど顔の熱りはなくなったがまだ熱があるので抗生剤の薬を変えてみることになった。
朝食はおかずを全部食べた。今日からおかゆがご飯になった。
朝の飲み薬は便秘薬のみ。食事中に血液もとった。食べ物の制限もなくなった。
看護婦さんに体拭いてもらった。
お昼ごはん、ご飯とおかず少し残した。お昼の薬今日はないのかー。
私がトイレから戻ってくると旦那の酸素マスクがはずれてた。
いや自分ではずしたらしい…しかも酸素の量までいじって自動血圧計まではずして…
頭の血管のれんしゅくが無くなってきて正常に戻ってきてるのは分かるけど非常に困ります。
ちなみに酸素マスクは血の巡りをよくするためのものだそうです。とくに術後に寝たきり状態で体を動かせない人は必要のもの…と看護婦さんから聞いた。
夕飯時、また頭痛。食事もほとんど残した。
頭痛薬を飲んですぐに横になった。5時ごろの血圧が上が90だったのでビックリと不安になった。もう一度測りなおして上123になった。
朝と同じで頬が異常に熱い。私には濡れタオルで冷やすぐらいしかできない。旦那もそれで気持ちいいとのことだからいいのかな。
6時近くになりイビキが聞こえてきた。ようやくおちついたかな。夕方から点滴の抗生剤が変わったらしい。
私にはよくわからないけど、頭痛と食欲のなさに関係あるのかな。
おなかがすいたらあとでパンをあげよう。看護婦さんも主治医の先生も心配しているよ。
夜7時過ぎから元気になってきた。目もパッチリ開いて夕飯時の頭痛はどこへ?「黄金伝説」「ゴチ」みて元気になった。
途中、「帰ろうか」と言われ「どこへ?」と聞き返すと一瞬、間があって「あっ!」と思い出す。
時々、記憶が飛ぶのも自覚してきたらしい。明日はご飯食べてくれるかなー。
便もでてくれるといいなぁ~おなかはなってるのにね。

1週間も病院の中にいるとテレビも見れなかったので、世の中の出来事が全く分からなくなる。ラジオつけてもイヤホン使うので旦那の耳に入るから聞けない。
だからインフルエンザの名が豚→新型になったのも看護婦さんに聞くまで分からなかった。
新型はA型インフルエンザに似ているらしい。
と言ってもA型とかB型とかよくわからんけど…
予防注射しても なる人はなる! と言われ…
それもそうだと思った。結局はあまり深刻になるなということかもしれない。


久しぶりにくも膜下出血介護日記書きました。
メモ帳に書いてた当時のことをほとんどそのままかいてるので(ちょっとは編集してるけど)なんだかとても今では懐かしいです。でも当の本人は全く覚えていないのよね。あの時「あーだったこーだった」と言っても覚えてないのよね。

くも膜下出血介護日記  6日目

2009年08月20日 20時08分16秒 | くも膜下出血介護日記
5月19日  6日目

朝ごはん、おかゆ半分残した。
担当医が早朝問診に来て、ドレナージ装置を動かして血液の流れをよくしていった。
10時半頃、手術の傷口の消毒。一週間後にMRI検査。
右脳の血管が萎縮していると左手足の不自由、左脳の血管萎縮だと右手足の不自由になる場合がある。また脳に傷があると言語障害などが出て来る。
担当医の先生が丁寧に教えてくれた。全ての結果が分かるのは1週間過ぎないと分からないらしい。
便はまだでない。オムツには少し付いてる。下剤を処方してくれるそうだ。
お昼は少ししか食べなかった。頭痛があったのでベッドは斜めにして私が口まで運んだ。
お昼には下剤を飲んだので便が柔らかくなって出やすくなるといわれ。少し安心。
でも寝てばかりいるので夜また目が覚めて不思議ちゃんになるかなー。
もしかして、今日も睡眠薬だしてくれるかも…。
夕方、お昼から続いてる頭痛が治らないので頭痛薬を飲んだ。
夕方の担当医回診、明日CTを撮るらしい。下剤を夕方も出してくれる。
消灯時間前には眠剤も出る予定。
夕飯は頭痛が治まって6時ごろ、今日の夕方の飲む薬は鎮痛剤に下剤に眠剤。
今度こそ、ウンコでるといいなぁ。腸の中のウンコをかなーりやわらかくしてくれるらしい。
眠剤と鎮痛剤のおかげでかなりグッスリ!っていうかいつもの病気前の旦那のイビキが聞こえてきた。
途中、イビキが全くなくなると無呼吸症候群?みたいな不安になってしまう。
頭の病気だけにいろいろ不安だ。
血圧注射点滴がなくなった。


6日目ともなると私も付き添い生活は慣れてきて、これをするには何が必要か!ってのがわかってくる。
そういえば今日の旦那はスカパーのアンテナ付けてくれた。
付けてくれたけどまだ写らないぢうやら角度が悪いらしい。
2ヶ月はスカパーに無駄金払ってるよー!
っていうかゲームセンターCXの24時間スペシャルまでに間に合うのか?

くも膜下出血介護日記  5日目

2009年08月14日 20時13分24秒 | くも膜下出血介護日記
5月18日 月曜日

9時半ごろ、半分抜糸した。
旦那のお母さんが来た。泣いていた。
お昼ごはん、全部食べた。
便が出たいとトイレに行こうとして手の拘束をはずして欲しいと何度も言われる。
起き上がることは絶対にダメなので、オムツしてるからそのままして欲しいと何度もいうがそのたびに便を我慢してしまう。

午前、午後と寝てばかりなので夜寝てくれるか心配。
午後からラジオを聴き始めた。
4時半になると夕飯が届いたが寒気がするのでちょっと時間をおいてから食事になった。
看護婦さんが心配して見に来てくれて夕飯開始。
夕食後「デパス錠」というのを飲んだ。
脳槽ドレナージの色が透明なのが出てくるようになった。
食事中など起き上がってるときは頭もはっきりしていて会話がそれなりに成り立つが横になるとスイッチが入ったようにおかしなことを言い始める。この頃からおかしなこと言い出したり行動をとったり不思議な目で見つめられると、私は不思議ちゃんと呼ぶようになる。看護婦さんも真似して言い始めた。「不思議ちゃんはいりはじめましたねー。」とか(笑)。
夕飯はおかずとサラダ少し残した。
8時半頭痛が起きる。点滴で痛みがなくなるはずだったが痛みが続いたので頭痛薬を飲んだ。
10時頃、主治医の先生に処方してもらった睡眠剤飲む。


今回は、平穏な日々1日目って感じ。
まだこの頃は、それでも目が離せなかったけど。
とにかくトイレに行くために起きようとしてたかな。
何度も起きられないんだよ!と伝えてたよ、看護婦さんと一緒に。
そのたびに「ふぅ~ん」と言ってまた寝てた。いわゆる不思議ちゃんスイッチ少し入ってます。
とにかく、脳槽ドレナージっていう頭の中に入ってる管が抜けない限りは起き上がることは出来なかったから、トイレに関しての説得ばかりしてた気もします。
そんな旦那の今の毎日は、私の友人の同人誌に首ったけ!
「2巻はでないのか!出ないのかなー、出て欲しいなぁ~。」とか私に吠えてます。
いや私に言うより直接、本人のBBSに投稿したほうが゜いいんじゃないの~。というと照れちゃって何も言わなくなる。
それでも毎日、読んでますよ…かいなさん…。
そんな旦那が夢中になっているサイトはコチラ

くも膜下出血介護日記  4日目

2009年08月13日 19時08分15秒 | くも膜下出血介護日記
5月17日 日曜日

昨日のことはウソのような感じに静かな朝。
S病院は脳外科がないと判断してバスorタクシーに乗って某店に行ってその店から歩いてSA病院に行った」と思い出してくれた。
今日は一日中寝ている。
手術した傷跡がかゆくなってきたので手が無意識に動くみたい。
TVを見たがっていた。昼飯の時に少し新聞を読んだ。歯磨きを始めた。
夕飯4時40分頃まで、ずっと寝ていた。
夕飯は全部食べた。食後の飲み薬が始まった。
夕飯時から足の拘束が外れた。
手の拘束は私が留守時や寝るとき以外は外れる。
ラジオが解禁!テレビはまだ刺激が強いのでダメ。
脳槽ドレナージの血液の色が薄くなってきた。

私が昨日の疲れですっかり熟睡してしまった時、どうやらひとあばれして点滴を抜いたらしく、ふと旦那の方に目をやると手足がまた拘束されていた


後日談…
久しぶりの介護日記のカキコミです。
当時の話していた病院にいくときの話は実は二転三転したりする。
頭切れているのに歩いてたら途中で息絶えますから…
ちなみに今日の旦那は、朝5時頃に起きて注文の鮭を焼いておりましたよ。
最初は手術跡があらわになるのが嫌で頭にバンダナ巻いてたんだけど、今は髪も伸びてとくに巻く必要はないのにバンダナが気に入ったらしく毎日巻いてる。
病院に売っていたバンダナがデザイン的にいい感じに渋いのが多かったので今度の検査の時に買おうかなーとか…。
ぜひ、そのときは病院のシフォンケーキもよろしく。
病院のくせに手作りシフォンケーキがうまいときている。
プリンもロールケーキもおいしいです。
食堂では手作りクッキーも!手のひらサイズのカントーマームみたいなクッキーでこれもかなりおいしい。
もう検査じゃなくても個人的にスイーツ目当てに行きたいなー

くも膜下出血介護日記  3日目

2009年07月15日 19時30分27秒 | くも膜下出血介護日記
5月16日 土曜日

手術後のガーゼの取替えをした。
朝食後、少し便が出た。(下痢)
1日中、背中と腰の痛みが続く。
しっぷのはりかえと揉み叩きの繰り返し。

夕方、食後トイレに行きたくても行けないことや手がベッドに縛られてることもありかなりのストレスがあったらしく暴れ始める。
幻覚や言葉にかなり意味のわからないことを叫んだりわめいたりした。何度同じことを繰り返し言っても忘れてしまう。
体もかなり動き始めて足もベッドに固定した。
足まで固定されてしまうと、ますますストレスがたまってしまい、さらに言動が激しくなり怒り出してしまった。(犬がガルル~って感じ)目はどこ見てるか分からない。
看護婦さん、4~5人で押さえつけて自力ではずしてしまった手足の抑制、点滴止めたりつけたりした。
最後、鎮静剤の注射を打ち、ようやく少しずつおとなしくなっていった。
ものすごく、恥ずかしくなるくらいに大泣きしながら体を押さえた忘れられない夜になった。