にこにこスタンプ帳

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不思議だね~SMAPマジック!
いっぱい♪いっぱい♪♪笑顔でね~♪

4月 二兎社  『歌わせたい男たち』

2008年04月11日 | 鑑賞日記
4月10日(木)19:00 11日(金) 19:00 12日(土)14:00(託児あり)
教育文化会館大ホール
作・演出/永井愛

出演/戸田恵子、大谷亮介、小山萌子、中上雅巳、近藤芳正

とある高校の卒業式で起こった
“国歌斉唱”の是非をめぐる大騒動!

売れないシャンソン歌手から都立高校の音楽講師に転身したミチルは、初めて迎える卒業式で校長から「君が代」の伴奏を命じられる。しかし、ミチルはピアノが大の苦手でおまけにアガリ性。
「私のせいで厳粛な式が台無しになっては…」と、早朝から音楽室にこもり伴奏の稽古を続けるが焦りはつのる一方。
学校内では「君が代・日の丸」推進派の教師や、それに反対する一派、無関心派とそれぞれの思惑が交錯していた。
そして卒業式の時間は刻一刻と迫ってくる…

初演(2005年)時に、第5回朝日舞台芸術賞、第13回読売演劇大賞最優秀作品賞など、数々の受賞に輝いた作品が、遂に札幌で!

<感想>
役者が揃っていたので、満喫できました。
でも、前列に座っていた人がやけに座高の高い人で、
ど真ん中に頭がドーン!と。。
諦めて、左右に頭を振りながら観てました。
後ろの皆様ごめんなさい

戸田恵子さんの登場シーンが、超セクシーでございました。
とてもたおやかなお方でした。
戸田さんは、元シャンソン歌手と言うより、
見事な美声で元宝ジェンヌのように朗々と歌い上げていらして、
「シャンソンは歌い上げないで、つぶやきのように語るのだ」と
偉そうに言ってしまったwannkoでした。

大谷亮介さんと近藤芳正さん、戸田さんの絡みは見事!って叫びたいほど圧巻でした。テンポ、リズム、間合い絶品でした。
ただ中上雅巳さんのカツゼツの悪さが欠点かも。。。
でも、久しぶりに演劇を十分堪能しました。
近藤さんの「パダンパダン」の歌が耳から離れない
今日も知らないうちに口ずさんでおりました。
近藤さんの「暗い日曜日」を聞いて
初めてフランス語の歌詞の意味が判った気がします。
戸田さんのシャンソンより近藤さんのほうが歌ってましたぁ
シャンソンって良いですよね

大谷亮介さんの演じる校長先生が語る
「内心の自由」について語る・・・と言うか屁理屈。
全てを都合の良いように辻褄を合わせていく論法が
団塊の世代って感じでした。

今日は「絶対見逃せないぞ」と楽しみにしていたお芝居だったので
すたこらサッサと退社いたしました。
観劇会の後で後輩とお食事。
「お遅くなったけれども」と言いながら
お誕生会を開いてくれました。(ありがとう後輩
沖縄居酒屋でシークワァーサァー割り泡盛をいっぱい飲んだのでした。