わくさき日記

千葉県習志野市の司法書士事務所の日常です。

アンガーマネジメント

2017-08-03 08:12:27 | 司法書士
先日、知り合いの社労士の先生にご招待いただいて
その社労士の先生の同期の方たちの勉強会にゲスト参加させていただきました。

士業という仕事をしていると、よく「勉強会」という言葉を耳にします。
多くの先生方が意識をしていることだとは思うのですが、実践できている方は
なかなかいないのではないでしょうか。

そんな中、参加させていただいた勉強会は1~2か月に1度のペースで彼これ10年弱
の間続いているのだそうです。
メンバーは10数名で年齢層もバラバラでしたが、同期ということもあり皆さんとても
仲がよさそうでした。
そのような仲間があるというのは大きな財産だなって思い、少しうらやましく思いました。

さて、その勉強会の参加者はもちろん全員社労士の方なのですが、勉強会の講師も
持ち回りなのだそうです。
そして、今回は「アンガーマネジメント」というお話でした。

アンガー、つまり「怒り」をマネジメントするというお話でした。
アンガーマネジメントという言葉自体が初耳だったので、とても興味深く聞かせていただきました。

仕事や生活をしているとどうしても「ムカッ」って来てしまうことはあるかと思います。
でもその感情のままに対応してしまうと、さらに事態を悪化させてしまうことも多いのではないでしょうか。
自分より立場が弱い者などには遠慮なしに怒りをぶつけてしまう場合もあるかもしれません。

いろいろためになるお話があったのですが、印象的だったのは「怒りの正体」です。
皆さんも、怒りの正体ってご存知でしたか???

それは「べき」なんだそうです。

個々人の中には、人や相手に対して「○○であるべき」という基準があるかと思います。
その「べき」が破られたときに「怒り」を感じるのだそうです。

(講師の先生はもっと上手に説明されていました。自分なりに咀嚼した結果の言い方ですので
ややニュアンスは違うかもしれません・・悪しからず。)

例えば、「文章は○○であるべき」というポリシーをお持ちの方がこの゛乱文ブログ”をお読みになった場合、
その「べき」が破られているため、もしかしたら「怒り」を感じていらっしゃるかもしれません。

一方、その場合であっても怒りを感じない場合もあるようで、場合分けをしてお話をされていました。

怒りの正体は「べき」かぁ。
個人的にはとっても腑に落ちた解説・解析でした。

そのほか、怒りへの対処法などのお話もありました。

ぎすぎすした世の中で、怒りのコントロールを誤ると自らイライラを増幅させかねません。
イライラは仕事の失敗のもとにもなります。
上手にアンガーマネジメントをして、なるべくイライラを生じさせないようにしていきたいと思いました。

なお、アンガーマネジメントについて勉強したい方は、講習会も実施しているようです。
(一社)日本アンガーマネジメント協会で検索してみてください。