若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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隠れた師範免許

2008年11月20日 | 笑点好き
リエマニアさん、ありがとうございます

でも「パイナップル・プリンセス」くらいで
驚かれては困りますねぇ(笑)

こう見えても幅広いんですよ?

そんなこといったら「人生劇場」や「明治一代女」だって、
私、教えていたんですから

実は大正琴の師範持っているんです(笑)

そもそもオルガン教室を自宅で姉がやっている関係で、
お世話になっていた楽器屋さんから姉にきた話だったのですが、
当時手伝っていたうら若きこの私が免許を取ることになり
初めてだし、結構大変で、必死で取得したんです。

何回もテストやセミナーを受けて、弾き方から、
大正琴といえば定番の、古賀メロディーのレパートリーも増やし、
「人生劇場」を歌いながら弾く試験までやり、
最後は2泊3日で泊りがけの研修会までありました。

朝早くから夜中の12時過ぎまでやっていたのですが、
最終日にグループごとで発表会をすることになりました。

他のグループは、無難な選曲や、かと思うと無理やり感の
否めないビートルズを演奏するという声が聞こえてくるなか、
みんなと同じようなものやってもしょうがないし、かといって
この楽器にあうような、なんかこれって言う曲はないだろうか・・・。

しばらくして、ひらめいてしまったのです

「笑点やりましょう

そう、あの、チャンチャカスカチャカ、チャン!チャン!パフッ!

ていう、笑点のテーマソングです

大正琴の音からいって、絶対にはまる!
と自信がありました。

みんなもすっかり乗り気になり、やるからには
まじめに、徹底的にやりましょう!と、さっそく練習開始!

言い出した責任もあるし、なによりもイメージが出来ているので、
オルガンでリズムを打ち込んだり、なるべくオリジナルに近い
音色を組み込んだり、カラオケのサポート演奏をつくる熱の入りよう

そして本番。

オルガンの録音しておいた演奏にあわせて曲が始まったとたん、
どのグループのときよりも大うけで、満足満足でした

こういうことになると、がぜん燃えちゃうんだよなぁ~

ただ一つの心残りは、『パフッ』の効果色も、その楽器自体も
手に入らず、「知っていたら買ってきてたのにぃ~」と、
それだけが悔やまれてなりませんでした

今度いつかやるときまでには用意しておきます。ははは。
って、ジャンル、越えすぎかな???

しかしその後は、無事に師範の免許をもらい、生徒さん、
といってもはるかに年上の、私なんか孫にしか見えないような方々に
数年教えさせていただきました。

皆さんすごく優しくて勉強熱心で、レコーダーに録音したり、
質問されたり、なにより楽しかったのは合間にいろんなお話をして、
逆に色々教えていただいたなぁ。
本当にあれもいい経験でした

ちなみに明日のライブは純粋な「ジャズ」ですので

明日のメンバーは、おなじみリーダーの細野よしひこさん(arr,g)、
若宮功三さん(p)、山田晃路さん(b)、吉尾公弘さん(d)、
わたくし若生りえ(vo,fl)で、楽しいステージにしたいと思います!!

1ステージ; 20:00~
2ステージ; 21:30~  ともに45分のステージ。(通し可)

三田線芝公園から徒歩3分、ザ・パークタワー東京プリンス1F
「メロディーライン」で、皆様のご来場を
こころよりお待ち申し上げまーす
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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
思わず、見ちゃった (リエマニア)
2009-03-31 11:05:56
りえさん、コメントついでに「笑点好き」から
改めて以前のブログを読んだら、思い出して笑ってしまいました。
そうそう、ヤマハの大正琴の師範だったんですよね。
りえさん、本当に素敵
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