私にとっての正月は年三回有るので、特にこの日を祝うことは無かった。
けれど、コロナで始まってコロナで終わった西暦2020年を経験したことによって、なんだか例年と違って思える一日だった。
公園で人々が凧揚げを楽しんでいる。
何事も無かったかのような穏やかさ、笑い声・・・
昨年着付け教室に通って、今年はきちんと着物が着られるようになった。
まさか12分で着られるようになるとは思ってもいなかった。
ゆったりした空気を感じる。
ふと見上げた空が映画のワンシーンのように美しく見えた。
今年はお節料理の為に、ハゼ釣りに行って甘露煮を作った。
雑煮用に小松菜の種を蒔き、餅を搗き、
京都に鰹節と青のりを買いに行った。
屠蘇散は手に入れそびれたが、代わりに熱燗。
諦めていたリース犬も一緒に年を越すことが出来た。
あと二回の今年の正月に備えてやりたいことが沢山有る。
楽しみだ。