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不誠実な製紙メーカーの対応 -エコ偽装-

2008年02月07日 08時39分40秒 | 紙・古紙関連
グリーン購入ネットワーク(GPN)ホームページで、製紙メーカ11社(王子製紙、王子特殊紙、紀州製紙、大王製紙、中越パルプ工業、特種東海ホールディングス、日本製紙、北越製紙、丸住製紙、三菱製紙、リンテック)からの回答を掲載している。 グリーン購入ネットワークHP


●GPN「えこ商品ねっと」に登録していた商品で、古紙配合率の偽装のあった商品等の実際の配合率などが回答され、公開されている。

●グリーン購入法適用(古紙100%・白色度70程度)のコピー用紙であるとGPNに登録していた商品は、2007/11/04現在で54商品掲載されていた。しかし今回該当商品として回答があったのは、三菱製紙、丸住製紙、紀州製紙の3社、3商品だけであった。それでは、古紙100%の商品であると登録した残りの51商品はどこの製紙メーカーが作ったというのだろう??  古紙ネット「グリーン購入法適用コピー用紙(GPN「えこ商品ねっと」登録商品)の古紙配合率偽装「商品別」一覧表」へ

●もちろん、コクヨやリコー等というブランド名で販売しているわけではあるが~一般の消費者にはどこの製紙メーカーが作ったものなのかは皆目わからないのである。表示されているものはほとんどないので~ 

●製紙メーカーも今回の一連のエコ偽装で、いろいろな対応はしているが、まったく一般消費者にはわけがわからない。全く関係はないが、薬物入り「CO-OP餃子」だって、日本生協連合会任せにせず、双日やJTだって一緒に前面に出て対応している。コクヨやリコーはわかっていて故意に偽装販売したわけではない。やはり製紙メーカーは、販売者とともに前面に出て一般消費者にわかるように誠実に対応すべきではないのか。

●あと、今後の対応としての回答は、王子製紙以外の大半のメーカーは自社では技術的に困難であるので古紙100%製品の製造は中止としている。もう全くの開き直りである。

質問の内容や回答はGPNホームページへ~
グリーン購入ネットワークHP



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