
☆伊万里市「広域ごみ処理施設の完成予想図が公表されました」より
なんだかな~
周辺の景観に配慮はいいのだろうが、、、
新日鉄のガス化溶融炉(シャフト炉式)
205t/24h(102.5t/24h×2炉)
私も、大阪の舞洲工場は機会があったら見学したいと思っているので、
この伊万里も、そういった意味での脚光は浴びるのかも、、、
毎日新聞-2013/02/02
http://mainichi.jp/area/saga/news/20130202ddlk41010503000c.html
県西部広域環境組合(管理者・塚部芳和伊万里市長)は1日、同市松浦町に建設する広域ごみ処理施設の完成予想図を発表した。伊万里の歴史と現地の景観に配慮し「蔵」と「農村」をモチーフにしたという。 右端の大きな建物が焼却施設。ガス化溶融方式の2炉 ...
ここのところ、ガス化溶融炉は、
新日鉄のシャフト炉式ガス化溶融炉ばかりが目立っている
今や、世界最大の40件(日本38件、韓国2件)の受注件数を誇るとか~
+イタリアでも採用+県西部広域環境組合+?
その勢いで傲慢になり気がゆるんでいるのか、
新日鉄、設備のトラブル・重大事故、労災事故の報道も相次いでいる~
市町村の廃棄物処理施設、
ごみ焼却炉の入札も、総合評価一般競争入札で実施するところが多い
しかし、多くの市町村は、入札の前に、焼却施設技術検討委員会や焼却炉機種選定委員会等で、それぞれの自治体の目的に沿って、事前に特定の機種を選定するパターンが多い。
やはり、これまでの実績から、ストーカ式焼却炉の選定が圧倒的に多いのだろうが、最近は、廃棄物の最終処分場の残余年数の少ない自治体は、ガス化溶融炉を選定するところが多い。なかには、“シャフト炉式ガス化溶融炉”“流動床式ガス化溶融炉”と、具体的に特定するところも多い。
従って、か、どうかはよくわからないが、
この、県西部広域環境組合の広域ごみ処理施設も
処理方式は“シャフト炉式ガス化溶融炉”での入札。
結局は、1社入札で新日鉄、予定価格の98.9%で落札
関連(本ブログ)
■新日鉄住金エンジニアのガス化溶融炉 ごみ処理施設建設契約承認 県西部4市5町/佐賀(2012年10月31日)
■談合情報で入札延期 県西部広域環境組合発注工事(2012年10月11日)
■佐賀県西部ごみ処理施設/ガス化溶融炉に決定/用地取得後、事業者選定(2011年10月12日)
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一般論で
その地域の特性により、行政側の思惑もさまざま、、
焼却施設技術検討委員会や機種選定委員会等、
肝心な、選定の過程などは傍聴不可の非公開の部分も多いので、
いろんな疑惑の温床となるばあいもある。
あげくの果て、ごみ処理施設の環境アセスは、機種選定前が多く、
住民サイドは、機種に関しての意見を言う場などなきに等しい
今は、さすがに“焼却炉談合”はないのだろうが、
間違っても、官制談合、汚職、贈収賄などあってはならぬし、
そのような疑惑を招かないよう、
機種選定、技術評価の決定過程の透明性を求めるしかないのか、、
Yさんへ(○○衛生組合 ○○検討委員会の件)
単に、うわさや疑わしいだけでは如何ともし難い、
ジャーナリストであれば、さらに取材をして、
その状況を書くのでしょうが、私には不可能です。
1機種に絞り込んだ過程が疑わしいのであれば、
その決定過程の資料などを開示請求するなり、
ご自分の市や検討委員会に疑問を投げかけるなど
報告書ができる前に、まだできることはあるのでは~
今後の成りゆきに注目します。