東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

名古屋市南陽工場設備更新事業に係る計画段階環境配慮書の縦覧、意見の提出等について

2017年07月28日 19時04分43秒 | 中間処理施設等

名古屋市のホームページで、「南陽工場設備更新事業」の処理形式などを調べようと思ったが、,,出てこない。北名古屋工場は新日鐵住金のシャフト炉式ガス化溶融炉だったので、、、

名古屋市の「第5次名古屋市一般廃棄物処理基本計画」によると現状の南陽工場は、年間処理能力(38万トン/年)、設備規模(1500トン/日)。平成32年度~平成38年度頃に設備更新(規模縮小)で、年間処理能力(14万トン/年)、設備規模(560トン/日)となっている。また、※1溶融設備は、配置上の問題から導入は困難。収集した可燃ごみをメタン発酵処理する設備は、稼働実績が少なく長期  間安定稼働した実績がないこと、規模の制約があること、処理コスト等も不利なことから、導入を見送る。

■ 環境配慮書まとめる 南陽工場の設備更新で
建通新聞-2017年7月28日
 名古屋市環境局は、名古屋市港区にあるごみ焼却施設「南陽工場」の設備更新に向けて、環境影響評価手続きに着手する。施設の配置計画案や、環境への配慮の方針などを盛り込んだ計画段階環境配慮書を作成し、8月1日から市民意見を募集。


 名古屋市

港区で計画されている名古屋市南陽工場設備更新事業について、「計画段階環境配慮書」が、平成29年7月21日に提出されました。この配慮書を市民の皆様にご覧いただくため縦覧等を行うとともに、環境の保全の見地からのご意見を伺います。

平成29年7月25日発表 名古屋市南陽工場設備更新事業に係る計画段階環境配慮書の縦覧、意見の提出等について

 

 

第5次 名古屋市一般廃棄物処理基本計画(概要版)<計画期間平成28年度~平成40年度>

 

名古屋市、1999年2月の「ごみ非常事態宣言」からもう18年になるのだ、、、
「一般廃棄物処理基本計画」を流し読みしていて、、、

ごみ減量のキャッチフレーズはどこも似たようなものなのだが、、

名古屋市は~「2Rの推進で「ごみも資源も元から減らす」これって重要、
リサイクル率ばかり高くとも、1人1日あたりのごみ量の多い自治体は多いので、、、
この施策を推進しない限りは、大量生産、大量消費、大量リサイクルからの脱却にならない、、、

<ごみ処理基本計画>
計画の基本理念と目標
基本方針
① 協働 ~3Rの取り組みを支える持続可能な仕組みづくり~
② 2Rの推進 ~「もったいない」の心でごみも資源も元から減らす~
③ 分別・リサイクルの推進 ~ごみも資源も分けて生かす~
④ 環境に配慮した施設整備 ~将来にわたり持続可能な処理・処分体制を確保する~

 

ごみ処理の現状
■ ごみ処理量等の推移
●平成11年2月の「ごみ非常事態宣言」以降の徹底した分別・リサイクルの取り組みにより、「ごみ非常事態宣言」当時(平成10年度)と比べて平成26年度のごみ処理量は約4割減の62万トン、埋立量は約8割減の約5万トンとなっています。
●しかしながら、「ごみ非常事態宣言」以降、概ね減少傾向であったごみ処理量は、平成22年度以降はほぼ横ばいで推移しており、資源分別量も平成20年度以降減少傾向が続いています。

 


 

関連(本ブログ)
名古屋ごみ焼却施設「北名古屋工場」は新日鉄住金など537億円、「富田工場」はJFE167億円で落札2015年12月12日




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