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古紙回収の禁忌品「昇華転写紙によるトラブル発生(自治体・一般用啓発チラシ)」/古紙再生促進センター

2012年06月11日 16時56分01秒 | 紙・古紙関連

☆写真は古紙再生促進センター「昇華転写紙(捺染紙・アイロンプリント紙)の排出方法についてのお願い」から

古紙再生促進センター 2011年6月11日
「使用済み昇華転写紙(詰物)混入防止リーフレット」)[PDF]

昇華転写紙とは~
いわゆる捺染紙・アイロンプリント紙といわれるもの。熱と圧力で布などに文字や絵柄を印刷させるもの。古紙回収の禁忌品。今回は、カバンや靴などの詰物(緩衝材)として使われていたのもが古紙回収にだされたということのようだが、、、

今や、モッタイナイの精神で、紙であればなんでもかんでも、ごみにださずに「雑がみ」として古紙回収の風潮が広がっていいことなのだが、この昇華転写紙は禁忌品のNo.1かもしれない~

雑誌の付録などとして挟み込まれていることもある。なかなか一般市民サイドではみつけにくいので、そういう昇華転写紙製造、利用事業者からの注意喚起、「これは古紙回収に出さないでください」「(古紙に)混ぜるな危険」などを大きく表示してもらうことも重要。今、紙ではない「ストーンペーパー」なるものもあり、紙と見間違うものも増えてきているので要注意、、

多くの自治体で、「雑がみ」回収に力を入れているので、古紙の禁忌品を十分に理解した上での分別回収の促進を願う!!



古紙再生促進センターチラシより
■昇華転写紙(捺染紙・アイロンプリント紙)の排出方法についてのお願い
昇華性インクで印刷された使用済み転写紙が、カバンや靴などの詰物(緩衝材)として使用されています。こうした転写紙は、製紙原料には使用できませんので、古紙に混入しないようにご協力をお願いします。



使用済み昇華転写紙が古紙(製紙原料)に混入すると製品(白板紙などの再生紙)に大きなトラブルが発生し、お客様や関係者に大変なご迷惑をおかけすることになります。昇華転写紙は、焼却処理するようお願いします。

混入によるトラブル
昇華転写紙が古紙に混入すると、写真のような欠点(あじさい斑点)となって現れます。A4 サイズ1 枚の昇華転写紙が混入すると約100 トンの損紙が発生します。これまで製紙工場で、大量の白板紙が損紙として処理されています。
昇華性インクは常温でも転写します。詰物(緩衝材)として使用されると、時間の経過とともに商品(カバンや靴など)に転写することがあります。


 

追記(2023年4月13日)
古紙再生促進センターHP




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