東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京都などが受け入れる宮城・女川町の震災がれき、大田区の清掃工場に搬入

2011年12月10日 19時23分15秒 | 東京23区のごみ

■東京都などが受け入れる宮城・女川町の震災がれき、大田区の清掃工場に搬入
‎FNN - 2011/12/10
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00213285.html

一組の受入方法として「災害廃棄物は、密封された専用コンテナにより清掃工場に搬入され、プラットホーム内で開封されて、ごみバンカに投入されます。」となっていたので、プラットホームで何らかのチェックをするのかと思っていたが、直接バンカに投入している。(女川の受入ごみ「木くず」、23区の分別のわるい家庭ごみより、見た目はよほどきれいに分別されてはいるが…)

岩手県宮古市の災害廃棄物受入事業(先行分)は、混合廃棄物で都内産廃事業者が処理したため、東京都が災害廃棄物の放射能(受入前、受入後)を測定・公表していたが、女川に関しての「受入施設における放射能測定」は東京都が測定するのか、清掃一組が測定するのか、それとも放射線測定は東京ではしないのか。いまのところ東京都のHPでは女川での積み込み時の測定結果のみは公表されている。


『全国に先駆け「処理事業」モデル』はイタダケナイ。あくまでも、23区民の不安の払拭、清掃一組の施設管理者としての実証確認であろう。23区をモデルにして、全国どこでも処理可能ということではけっしてない。なにしろ23区はすでに、不幸にして、女川の災害ごみ以上の放射性物質を含む一般ごみを処理してきている実績(?)があるのだから。全国各地の、まだ廃棄物にまで放射能汚染被害のない地域にまで、関西や九州にまで、この苦難を広げてほしくない。現実問題、関東地方の多くの自治体で、焼却灰の処理ができずに困窮し、その問題の解決もできていないのに、環境省は~

焼却試験とはいっても、結局は、廃プラスチック混合焼却の実証確認試験と同様に、法基準値、暫定基準値、規制値などを超えないことの確認をしながら、それらを公表して、、ということなのだろうが~









 

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