
火災後のリサイクル工場の中央制御室
福山市 「充電式電池が火災の原因に」から
福山市は、11月2日に起きた火災で操業を停止しているリサイクル工場について、被害の調査に半年程度を要し、復旧の見通しが立っていないことを明らかにした。(参考「リサイクル工場火災 復旧見通せず 福山市、原因の電池収集法変更へ」)
火災後の写真をみると相当な被害のようで、復旧見通せず、、
再発防止に向け、原因とみられるリチウム電池など充電式電池の収集方法を変更したようだ~
充電式電池や充電式電池が取り外せない小型家電、
2024年(令和6年)12月から
「不燃(破砕)ごみ」 ⇒ 年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に、別袋に入れてだすに変更
※「不燃(破砕)ごみ」の日には絶対に出さないでください!
「燃やせる粗大ごみ」の収集は年に4回ではあるが、公共施設で実施する拠点回収へ直接持ち込むこともできるようだ。また、2024年8月竣工の「福山ローズエネルギーセンター(福山環境美化センター)」に持ち込むことも可能となっている~
関連(本ブログ)
■2日午前1時5分ごろ、福山市箕沖町の市リサイクル工場か ら出火、建物の屋根などが燃えて 約10時間半後に鎮火 2024年11月02日
リチウム火災多発
全国各地の廃棄物処理施設の現場で、リチウムイオン電池などの二次電池が原因とみられる火災が多発している。福山市のリサイクル工場の火災も復旧の見通しがまだ立ってないという~
23区でも破砕処理施設の火災
粗大ごみ破砕処理施設で発生した火災もおそらく原因はリチウムイオン電池などの二次電池付き製品が原因と思われる。
火災の発生は令和5年 11 月 18 日、仮復旧は令和6年3月、本復旧は令和6年9月 30 日、
本復旧までに約10ヶ月も要している。そして、 復旧費用は 本復旧 約2億2千万円、3月の仮復旧には約8千万円、合計 約3億円
粗大ごみ破砕処理施設が停止している期間、23区の場合は、粗大ごみを、不燃ごみ処理センターのヤードで受け入れ、仮復旧するまでは不燃ごみ処理センターで代替処理していたので、23区の搬入への影響はなかったものの、、、大変なことである、、、
内容
そこで、これまで「不燃(破砕)ごみ」として収集していた「充電式電池が取り外せない小型家電」を分別変更し、
2024年(令和6年)12月から、年4回の「燃やせる粗大ごみ」の日に収集します。
一般廃棄物処理実施計画とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第6条第1項及び福山市廃棄物の処理及び再生利用等に関する条例(平成5年条例第33号)第9条第1項の規定に基づき、一般廃棄物(ごみ及び生活排水)の処理について策定するものです。
福山市における一般廃棄物の排出の状況、処理主体、収集計画、中間処理計画及び最終処分計画等を明確にし、年度ごとに策定しています。
2024年(令和6年)11月2日に発生した、福山市箕沖町にあるリサイクル工場の火災に伴い、本年4月1日に告示した計画を次のとおり変更しました。
1 計画の期間
2024年(令和6年)12月1日から2025年(令和7年)3月31日まで
2 計画の変更点
- 充電式電池を取り外せない小型家電の分別変更
- 容器包装プラスチック類の臨時的な処理方法の変更
3 福山市一般廃棄物処理実施計画
2024年度(令和6年度)一般廃棄物処理実施計画 [PDFファイル/532KB]
今や外せない方が多いかもしれません。
先日、ネットバンキングなどで使う「トークン」(ハードウエアタイプ)を廃棄するのに、電池が取り出せないため、「電池あり注意」と書いて小型家電回収BOXへ。
ちなみに、自治体のHPには電池が取り外せないならそのまま回収BOXへ入れて良いとのことでした。
いまや、「燃えるごみ」も「燃やすごみ」に定着しつつあります。ついつい「可燃ごみ」としてしまいますが、、、