奈良市「新クリーンセンター施設整備基本計画(案)概要版」から
奈良市の「新クリーンセンター施設整備基本計画(案)」に対する意見募集の結果が公表されている~
奈良市は、9割を超える4554件が「計画に対し好意的だった」との分析結果を公表。今後、計画案に分析結果を反映させて完成度を高めたい考えと…(参考「奈良市クリーンセンターのパブコメ、9割超が「計画に好意的」」)
奈良市民のごみ問題に対する関心の高さ
奈良市の人口は令和6年6月1日現在348,427人、、
このてのパブコメで1859人(4,823件)もの意見が寄せられるとは、奈良市民のごみ問題に対する関心の高さがうかがえる。
とは言え、奈良市の分析結果でいうところの「9割以上の方から好意的なご意見」を頂いたとはいえ、好意的な意見の件数はほぼ大半が同種意見159 件、同種意見 121 件、同種意見 224 件、同種意見 72 件、同種意見1776 件等と、、動員かけられたであろう重複意見ではあるが、それにしても好意的な意見も、批判的な意見も、その他意見もきわめてまじめな意見であることにおどろいた~
パブコメの様々な意見を読みながら、
後先になってしまったが「新クリーンセンター施設整備基本計画(案)」を開いてみた~
なんとびっくり、施設整備イメージ図、煙突は建物と一体構造、コペンハーゲンの「CopenHill」をかなり意識しているのかな、、、昨年12月『コペンハーゲンに山を』、ごみ焼却施設の屋上はスキー場、壁面はクライミングウォール、、のドキュメンタリー映画を観たのだが、、、やはり完成するまでには紆余曲折いろいろ大変だったようだ~日本でこういう施設ができるのかどうか興味深くはあるが、、こればっかりは、他地域のものが口にするのもはばかられる、、、焼却ありきの日本の廃棄物政策、新しい試みも外観だけではな、、、
意見募集の結果について、意見の概要とこれらに対する市の考え方を示します。
たくさんのご意見をいただきありがとうございました。
1. 公開した資料
【参考】新クリーンセンター事業概要書「奈良市の未来を見据えた地域エネルギーセンターを核としたまちづくり」
2.意見募集の期間
令和6年3月29日(金曜日)~令和6年5月31日(金曜日)まで
3. 意見募集の結果
- 意見の通数・・・1,859通
- 意見の件数・・・4,823件
4. 意見の概要及び市の考え方
- 新クリーンセンター施設整備基本計画(案)に対するパブリックコメントの結果について(概要) [PDFファイル/230KB]
- 新クリーンセンター施設整備基本計画(案)に対するパブリックコメントの実施結果 [PDFファイル/437KB]
これからの時代、災害ごみ、実家終いなどの対応も必須でしょうから、敷地の広さも大事でしょうね。