goo blog サービス終了のお知らせ 

東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
   ~ごみ問題の覚え書きとして~

南信州広域連合 稲葉クリーンセンター 竣工式(桐林クリーンセンターのガス化溶融炉はすでに廃止か?)

2017年12月01日 19時37分07秒 | 溶融炉、スラグ

南信州広域連合の稲葉クリーンセンターが竣工式を行ったとのニュース

新ごみ焼却施設「稲葉クリーンセンター」は、旧桐林クリーンセンターに代わる施設となっているが、旧桐林クリーンセンターも荏原環境プラントのガス化溶融炉だった、竣工は2003年だったのでは? 桐林クリーンセンターは、すでに休止あるいは廃止したのだろうか? 

稲葉クリーンセンター竣工式
ミナミシンシュウ.jp 2017年12月1日
  南信州広域連合は1日、新ごみ焼却施設「稲葉クリーンセンター」(飯田市下久堅稲葉)の竣工式を現地で開き、今後20年を見込む稼働期間の安全を願った。9月からの試運転に伴う性能試験では、設備をはじめ、排ガスや騒音などの環境測定値に異常はなく、同日の正式稼働となった。
 旧桐林クリーンセンター(同市桐林)に代わる施設で、根羽村を除く飯田下伊那13市町村の焼却ごみを受け入れる。焼却規模は1日最大93トン。新たに廃プラスチック類や皮革製品なども対象になった。 ...

 
桐林クリーンセンター
は、2008年に、地元自治会との協定で定めた値を上回るダイオキシン類が検出というニュースはあったが、,,


気になって、
南信州広域連合の資料を検索してみると、「南信州広域連合広域計画書[第4次計画 平成27年度~31年度](PDF)」の中で、、

南信州広域連合広域計画書[第4次計画 平成27年度~31年度

第11節 ごみ処理施設の整備及び一般廃棄物(ごみ)処理計画の策定に基づく事業に関連して広域連合及び関係市町村が行う事務に関すること
○ 経緯(抜粋)
桐生クリーンセンターは、地元地区との協定で平成29年11月末までに移転することが決められていることから、時期ごみ処理施設の整備を進めるため、平成23年7月に「ごみ処理施設建設検討委員会」を設置し、、、
○ 現状と課題(抜粋)
こうしたなか、桐生クリーンセンターは、施設の老朽化とともに、化石燃料の消費や維持管理費の増加による、ごみ処理経費の増加が課題になっており、時期ごみ処理施設では、こうした課題の解決も含め整備を進めています。


と言うことで、今回は荏原環境プラントのエバラHPCC21型ストーカ炉と言うことのようだが、、
それにしても、ガス化溶融炉は十数年で寿命、その程度のものなのか、、

名称 南信州広域連合 ごみ中間処理施設 桐林クリーンセンター
所在地 長野県飯田市桐林2254-47
敷地面積 32,200㎡
建屋面積 3,205.6㎡
建設年度 平成12年度〜平成14年度
着工 平成13年2月20日
竣工 平成15年3月15日
建設費 4,901,887千円
(内訳)
補助金 1,217,836千円
起債 3,447,100千円
一般財源 236,951千円
処理規模 93t/日(46.5t/24h×2炉)
燃焼方式 流動床式ガス化溶融炉
設計施工 (株)荏原製作所

 


 

2014年12月18日
荏原環境プラント株式会社

南信州広域連合「(仮称)次期ごみ処理施設整備・運営事業」を受注

 この度、荏原環境プラント株式会社(社長:市原昭、本社:東京都大田区)は、南信州広域連合より「(仮称)次期ごみ処理施設整備・運営事業」を受注いたしました。

 本事業は、長野県飯田市ほか3町9村の可燃ごみほかを、安定的かつ効率的に焼却処理するとともに、熱エネルギーによる発電を行う施設として、施設の設計・建設および20年間の運営を一括で請負うものです。
 焼却炉には最新型のエバラHPCC21型ストーカを採用し、低空気比燃焼と排ガス再循環による高効率発電、および省エネルギーを実現することで、CO2排出量を抑制し環境負荷の低減につとめてまいります。

 当社は、1961年にストーカ式廃棄物焼却炉の第1号機を納入して以降、国内外に400施設以上の納入実績を有しており、現在、国内70施設以上の運転管理を受託しております。これまでの実績で培ったノウハウを活かし、施設のライフサイクルをトータルで見据えた設計と、地域環境に配慮した安全な施工により、長きにわたり安心してお使いいただける施設をこれからも提供してまいります。

<事業概要>

事業名称 (仮称)次期ごみ処理施設整備・運営事業
発注者 南信州広域連合
施設規模
余熱利用
93t/日(46.5t/24h×2炉) エバラHPCC21型ストーカ
蒸気タービン発電(1,280kW)
事業期間 建設期間 2014年12月1日~2017年11月30日
運営期間 2017年12月1日~2037年11月30日
建設場所 長野県飯田市下久堅稲葉1526番1
事業費 119.9億円(消費税相当額を含まず)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

溶融炉、スラグ」カテゴリの最新記事