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東京23区のごみ問題を考える

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美作クリーンセンター 灰溶融炉建設の見送りについて/岡山

2014年03月20日 20時46分49秒 | 溶融炉、スラグ

美作市(みまさかし)
美作クリーンセンターだより(第11号)<<<<<<平成26年2月発行
 現在、杉原・河内地内に建設中の美作クリーンセンター(焼却施設、リサイクル施設)で焼却灰を溶かして固化する灰溶融炉の建設について、今回の整備計画(平成22~28年度)では見送ることとしました。
 焼却灰の再生処理方法には、市が自ら行う方法と民間施設への委託処理という選択肢があり、これについて比較検討を重ねてまいりました。発生した溶融スラグの有効利用や施設の維持管理、経済性の比較では民間委託が有利であるが、社会変動等による企業の経営状況により灰の長期的かつ安定的な処理がおこなえなくなるおそれがあるため、美作市自ら有功利用をおこなえる溶融施設の整備・運営を行っていく計画でした。しかし、現在では安定的・経済的に焼却灰の再生処理をする民間施設があること、溶融炉の建設費・維持管理費が高いことと、地球温暖化ガス排出削減等を考慮した結果、今回の整備計画での建設を見送ることに決定しました。
またこれに伴い、焼却灰の処理を民間施設へ委託するので最終処分場への埋立処分予定だった溶融スラグがなくなるため、今回計画している処分場の規模を8,300m3から4,000m3程度に縮小する予定です。
 この規模縮小により屋根付きタイプも可能か検討しており、先ずは平成26年度当初に灰溶融炉の建設中止と処分場の規模変更を国に申請し、最終処分場の整備を進めていく予定です。

よかったですね~

関連(本ブログ)
■広域脱退の美作市クリーンセンター建設事業 & ごみ処理広域化計画がもたらしたものは~(2013年04月21日)

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