東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

日本製紙秋田工場、煙と臭いに苦情が相次ぎ一部減産・排煙を減らす対応 秋田市が改善申し入れ

2019年10月24日 14時35分30秒 | 紙・古紙関連

日本製紙グループ「日本製紙株式会社秋田工場」から

 

秋田市向浜の日本製紙秋田工場が、ばい煙や臭いへの苦情が相次いだために一部減産し排煙を減らす対応をしているという。

秋田魁新報「日本製紙秋田工場の煙と臭いに苦情 秋田市が改善申し入れ」によると、苦情は7月が最多で13件に上った。4~10月で25件。工場に近い土崎、寺内地区の住民が大半だった。秋田市が早期の改善と原因究明を同社に申し入れたと、、、

製紙会社の「ばい煙」というと、、
2007年7月に、製紙会社の「ばい煙発生施設の排出基準超過やデータ改ざん」が大々的に報道されたことがある。その後、「ばい煙・排水測定データ改ざんに罰金30万円」 の法改正もあり、製紙会社も、そうそう違法操業はしなくなったはずだが、、、また、その頃「製紙工場でのばい煙法令違反とデータ改ざんはごみ固形化燃料使用?」という疑いの向きもあったが、、、

日本製紙グループ「日本製紙株式会社秋田工場」のサイトをみると、、秋田工場のペーパースラッジの焼却炉は、「石炭と木屑を燃料とした新エネルギーボイラー」となっているのでRPFではなさそうだ。しかし、それにしても「石炭」とは、、、

 

日本製紙グループ NIPPON PAPER GROUP

日本製紙株式会社秋田工場

当工場は1970年、秋田県の誘致企業として設立され、段ボール原紙専門メーカーとして操業を開始しました。1989年十條製紙株式会社(現日本製紙株式会社)の傘下に入り、1990年洋紙マシン完成と共に洋紙分野にも進出しました。
豊かな水量を誇る雄物川河口である秋田港に隣接する臨海工場としてその利便性を最大限活用し、製品の輸出をはじめ安定した原材料の調達を基盤に顧客のニーズに迅速に対応しています。
また、2003年稼働のPS焼却炉発電設備と2008年稼働の石炭と木屑を燃料とした新エネルギーボイラーによってエネルギーコストの削減と産業廃棄物の減量化を図りました。その結果、古紙や間伐材・解体材チップなどを活用する、競争力のあるリサイクル工場となりました。2018年5月には28年間稼働した1号塗工機を停機し、上質系塗工紙から情報用紙の生産へ転換を図りました。
今後も生産性や品質向上、環境課題への取り組みなどをはじめ、さまざまな分野において「地元との共生」を図り、皆さまに信頼される会社づくりを目指していきます。

PSというのはペーパースラッジのこと、、



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 次の記事へ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

紙・古紙関連」カテゴリの最新記事