東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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日立造船、秋田のバイオガス発電事業に参画-17年に運転開始(生ごみ有効活用)

2015年10月21日 19時20分01秒 | 生ごみ、バイオガス

メタン醗酵ガス化バイオマス発電所の完成イメージ図
日立造船「秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業へ出資 ~ バイオガス発電施設の運営事業に参画 ~」より転載


新聞各社、日立造船の生ごみバイオガス事業(メタン発酵ガス化)を報じていた。
うまくいけばいいけど、、、

生ごみの処理施設、、23区では、大々的な堆肥化事業は難しい、
こつこつと、生ごみを家庭で堆肥化、自己処理をしていても、、
広めていくのも遅々たる歩み、、、,、
おもいきった施策で、事業系、家庭系問わず、生ごみをどうにかしてほしい,、

大田区城南島には、生ごみ飼料化施設とバイオガス発電施設はあるけれど、、、
アルフォは第二工場の建設計画あれど、、、飽和状態なのか、、


■ 日立造船、秋田のバイオガス発電事業に参画−17年に運転開始
日刊工業新聞  2015年10月22日
  日立造船は21日、ナチュラルエナジージャパン(秋田市)が計画するバイオガス発電事業に参画すると発表した。同社に5億円を出資し、食品廃棄物を原料と するメタン発酵ガス化バイオマス発電所の建設工事と運転管理業務も請け負う。12月から2017年3月まで工事を行い、同年7月に運転を始める。


日立造船 2015年10月21日

秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業へ出資 ~ バイオガス発電施設の運営事業に参画 ~

Hitz日立造船株式会社は、このほど、株式会社ナチュラルエナジージャパン(秋田県秋田市、八端憲明代表取締役社長、以下、ナチュラルエナジージャパン)に出資し、同社が計画する秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業への参画を決定しました。

本事業は、地域貢献を目的に、秋田市内の食品廃棄物を原料にメタン発酵処理をし、生成したバイオガスにより発電を行います。これにより、地元自治体のごみ 処理費用の低減および天候や時間帯に左右されない安定的な地域電源を目指しています。また、従来は焼却処理していた食品廃棄物をメタン発酵処理すること で、老朽化が進む既存のごみ焼却施設の負担を減らし、施設の延命化にも寄与します。

当社は、ナチュラルエナジージャパンに5億円を出資するとともに、同社からメタン発酵ガス化バイオマス発電所の建設工事と運転管理業務を請け負います。同 発電所のメタン発酵プロセスにおいては、秋田市内のホテル、飲食店、食品加工会社、学校および病院等から発生する事業系食品廃棄物を、高速でメタン発酵さ せる当社独自技術のWTMシステムにより、バイオガスを生成して発電を行います。
本事業により買取対象となる年間発電量は、標準世帯約1,130 戸分の年間電力消費量に相当する約523 万kWhとなり、固定価格買取制度により電力会社へ売電する計画です。

当社は、「環境・グリーンエネルギー」を事業ドメインの1つに掲げており、これまでに培ってきた高効率ごみ焼却発電やバイオガス発電等の技術・ノウハウを 幅広く有しています。特にバイオガス分野では、昨年度に、当社の100%子会社であるHitachi Zosen Inova AG(スイス)が、Axpo Kompogas Engineering AG(スイス)およびMT-BioMethan GmbH(ドイツ)の資産買収を行っており、コンポガスプラントの建設ノウハウやバイオガス生成技術を取得しています。
当社は今後も世界のトップメーカーとして、地球温暖化対策と資源循環型社会の形成に貢献していきます。

なお、本件の概要は以下のとおりです。
1. 事業者:株式会社ナチュラルエナジージャパン
2. 事業名称:秋田メタン発酵ガス化バイオマス発電事業
3. 事業期間:建設工事 2015年12月~2017年3月
         運転開始 2017年7月
4. 施設概要:メタン発酵ガス化バイオマス発電所(50t /日)、発電出力:740kW
5. 建設地:秋田市向浜工業団地内
6. 売電先:東北電力株式会社

PIC2563-WTEsystem(HP).jpg
当社の食品廃棄物メタン発行システム(WTMシステム)

 

 

 

 

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