
※「広報せたがや」 平成23年(2011年)9月15日号より
■世田谷区 水銀を含むごみの出し方にご注意ください
最終更新日:2011年9月6日
http://www.city.setagaya.tokyo.jp/030/d00035756.html
水銀を含むごみの出し方について
千歳清掃工場において、昨年に続き、本年7月15日に焼却炉の排ガス中の水銀濃度が自己規制値を超え、焼却炉を停止しました。原因は、水銀を含む製品等が可燃ごみの中に混入され搬入されたものと考えられております。清掃工場の焼却炉が停止すると、ごみの収集時間が遅れるほか、23区全体のごみ処理に重大な影響を及ぼします。
このような事態が起こらないよう、区民の皆さまにおかれましては、正しい分別方法に従いごみをお出しください。なお、家庭で使用していた水銀入りの体温計と血圧計が不要になりましたら、不燃ごみでお出しいただくか、下記の施設までお持ちください。
世田谷区、いいですね!!
すでに、電池や蛍光管や体温計などの水銀を含む製品を「有害ごみ」として分別している多くの市町村にとっては、いまごろ何をたわけたことを~ではあるのだが~
23区はそれらの水銀を含むごみもすべて「不燃ごみ」扱いなのである。ここのところの清掃工場での水銀ごみによる焼却炉の停止騒動で、世田谷区の別途回収の受け皿づくりはうらやましい限り!! ほんとうに「不燃ごみ」としてだすことに危機意識を持っている人は多いのである。嬉しい限りである、保坂区長になってからいろんな事がわかりやすく変化している。
分別基準などほとんど無視している人にとっては、「危険物」扱いではなく、通常のごみとして一緒くたにだしていいのであれば、「可燃」も「不燃」も関係ないのだろう。そして収集回数の多い「可燃ごみ」に流れていくパターンも多いのだろう。
江東区も2007年に山崎区長就任以来、蛍光管の回収システムを取り入れたり、容器包装プラスチックの分別回収開始などと、いろいろうれしい前進をしている。乾電池も蛍光管も拠点回収しているので、「水銀体温計」などを集めても、水銀の行き場所は確保できるはずなので、世田谷に触発されて、江東区もよりよいルールを期待したい。(乾電池はイトムカ、蛍光管は埼玉であったか)
わが家にも30年前だか40年前だかの水銀体温計がまだ健在。壊さないようにと思いながら使っているが、もし壊れても、不燃ごみに入れたくはないので。