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脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
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三重ごみ固形燃料発電所 RDFの焼却・発電は、9月17日(火)に終了

2019年09月17日 19時09分20秒 | ごみ全般/環境政策

名古屋テレビ「“夢のリサイクル”とされたゴミ固形燃料発電所 予定より1年半前倒しし発電終了」から

 

稼働開始当時は「夢のリサイクル発電」とうたわれた、三重県桑名市のRDF=ごみ固形燃料の発電所が、9月17日(火)に焼却・発電の事業を終了した。平成14年12月に運用を開始、終了時期は令和2年度末とされていたが、新たなごみ処理体制に移行することなどが決議され、1年半前倒しでの事業終了となった。

ほんとうに、いろいろ問題のあったごみ固形燃料(RDF)事業、
「夢の~」などがつくとろくなものではない。夢のリサイクル発電、夢の管路収集システム、、、、


桑名広域清掃組合
の「新焼却施設」は

2019年9月16日(月)から試運転を開始のようだ~

関連(本ブログ)
三重ごみ固形燃料発電事業の終了前倒し濃厚  三重県議会で鈴木英敬知事言及 2018年06月05日

 

三重県企業庁

令和元年09月12日 三重ごみ固形燃料発電所におけるRDF焼却・発電の終了について

三重ごみ固形燃料発電所におけるRDF焼却・発電の終了について

1 経緯
  RDF焼却・発電事業は、循環型社会の構築を図るとともに、未利用エネルギーの有効活用を促進する
  ための県のモデル事業として、平成14年12月に運用を開始しました。
  その終了時期は令和2年度末とされていましたが、平成30年7月19日に開催された三重県RDF運
 営協議会総会において、製造団体は令和元年9月を軸に三重ごみ固形燃料発電所へのRDFの搬入を終了
 し、新たなごみ処理体制に移行することなどが決議されました。

2 製造団体における新たなごみ処理体制への移行
  三重県RDF運営協議会総会決議を受けて、製造団体は、本年8月から9月にかけて新たなごみ処理体
 制へ移行し、発電所へのRDFの搬入が全て終了することとなりました。

3 三重ごみ固形燃料発電所におけるRDF焼却・発電の終了
  発電所へのRDF搬入終了に伴い、三重ごみ固形燃料発電所におけるRDFの焼却・発電は、9月17
 日(火)に終了します。

 


 

三重ごみ固形燃料発電所

発電所の概要

三重ごみ固形燃料発電所では、三重県内の6つのごみ固形燃料製造施設において、可燃ごみから作られたごみ固形燃料(RDF)を燃料として焼却・発電を行い、三重県の広域的なごみ処理の一翼を担うとともに「ごみを電気にリサイクル」しています。

当発電所の焼却発電システムは、ダイオキシン類をはじめとする厳しい排出ガス規制に適合するとともに、従来の直接ごみを燃料とする発電に比べて飛躍的に高温・高圧の蒸気を発生することが可能であり、高効率の発電を行うことができます。

また、焼却灰はセメントの原材料として再利用を行っており、施設全体での環境負荷の低減に努めています。

実施事業

  • RDF焼却・発電事業
    (参加市町村:桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、大台町、多気町、大紀町、熊野市、御浜町、紀宝町、伊賀市、紀北町)

三重ごみ固形燃料発電所

三重県企業庁 三重ごみ固形燃料発電所

 


 

三重県 三重ごみ固形燃料発電所
発電所の概要
三重ごみ固形燃料発電所では、三重県内の6つのごみ固形燃料製造施設において、可燃ごみから作られたごみ固形燃料(RDF)を燃料として焼却・発電を行い、三重県の広域的なごみ処理の一翼を担うとともに「ごみを電気にリサイクル」しています。
当発電所の焼却発電システムは、ダイオキシン類をはじめとする厳しい排出ガス規制に適合するとともに、従来の直接ごみを燃料とする発電に比べて飛躍的に高温・高圧の蒸気を発生することが可能であり、高効率の発電を行うことができます。
また、焼却灰はセメントの原材料として再利用を行っており、施設全体での環境負荷の低減に努めています。
実施事業
RDF焼却・発電事業

(参加市町村:桑名市、いなべ市、木曽岬町、東員町、大台町、多気町、大紀町、熊野市、御浜町、紀宝町、伊賀市、紀北町)


関連(本ブログ)  ↓↓ 非公開分も多いので見出しだけでも
「三重ごみ固形燃料(RDF)発電所」の運転管理業務 入札関連HPに特定業者名メモ、削除忘れ公表 三重県 2016年09月06日
8月上旬に入札公告/DBOごみ処理施設/桑名広域清掃組合2016年04月26日
16年度に選定開始/DBOごみ処理施設事業者/桑名広域清掃組/三重2016年03月04日
ごみ固形燃料RDF訴訟で三重県控訴せず/三重2015年04月06日
富士電機に19億円賠償命令=県も7億円、固形燃料(RDF)ごみ発電所爆発-津地裁 2015年03月19日
桑名のRDF事故:損賠訴訟が結審 来年3月19日判決 /三重2014年12月27日
伊賀市:可燃ごみの処理、20年度までRDF 市計画中間案 /三重2014年10月18日
RDF発電所:廃止問題 紀南清掃センター存続も 御浜町長、議会に「比較検討中」 /三重2014年06月18日
RDF発電所:脱退問題 松阪市、金銭負担へ 広域全協で合意 /三重2014年04月09日
桑名広域清掃事業組合議会:新ごみ処理施設整備へ((RDF方式以外で)14年度予算に調査費/三重2014年02月18日
伊賀市:RDF事業、脱退へ 16年度までに 市長が方針 /三重 2013年12月02日
RDF発電所:脱退負担金決議 広域連合運営協に松阪市が抗議文 /三重2013年10月31日
【三重】 配管の亀裂で停止 桑名のRDF発電所2013年03月27日
RDF発電所:県と14市町の事業、松阪市長が撤退を表明 処理委託料が過重 /三重2012年01月07日
RDF発電所:不足額23億円、県と14市町で折半--今年度から /三重2011年04月06日
夢のごみリサイクル “失墜” 固形燃料「RDF」2010年12月20日
三重・桑名市のごみ圧縮工場(RDF)で火災 従業員13人搬送、軽傷2009年07月09日
RDF発電所:県、処理料値上げ提案 耐用年限後、事業主体にならず /三重2007年12月14日

爆発・火災
三重ごみ固形燃料発電所で発生した爆発火災事故
事故の概要
三重ごみ固形燃料発電所(事業主体:三重県企業庁、施工・管理・運営:富士電機(株))のごみ固形化燃料(以下、「RDF」)貯蔵槽において、消防職員と施設内作業員が死傷する事故が発生。
【主な経過】
○2003年(平成15年)8月14日(木)午前3時10分頃7月中旬ごろより貯槽内RDFが異常高温となり、施設側で対処していたところ、作業員4名が負傷(軽症)する事故が発生。
○ 2003年(平成15年)8月19日(火)午後2時17分頃RDF貯蔵槽が爆発し、桑名市消防本部職員2名が死亡、作業員1名が負傷(軽症)。--消防課・危険物保安室・震災等応急室「三重ごみ固形燃料発電所で発生した 爆発火災事故への対応」より抜粋--

 

 

 

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