古紙再生促進センター「2022年古紙需給統計（暫定版）」、紙の生産・消費、古紙の回収・利用、古紙輸出などの統計資料

紙・板紙の生産推移（1991年～2022年）
資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報）
 

古紙再生促進センターのホームページで、2月末に「2020年古紙需給統計（暫定版）」が公表されていた～
例年、確定版は6月頃かな？
確定版公表後、このページを上書き更新する予定、、、

 

公益財団法人古紙再生促進センター　

統計資料・刊行

 

2023年2月27日　2022年古紙需給統計（暫定版）

 

以下、↓　↓　2022年の数字はすべて暫定値

2022年の紙・板紙の生産量は、
紙生産量は11,277,141千トン、板紙は12,387,622トン
紙・板紙の生産量合計は23,664,763トン←対前年比98.9％

古紙の回収量は17,892,058トン、
　回収率は79.5％（2021年は81.1％）

古紙の消費量は15,952,409トン、
　利用率は66.3％（2019年は66.0％）

古紙の輸出量は1,832,878トン ←前年より532,595トン減
紙の生産量や消費量も大きく減少ではあるが、、
古紙の輸出量も大幅減少、、、

☆グラフは古紙再生促進センター「古紙需給統計」から作成した～

●古紙・パルプの消費推移（1991年～2022年）


（資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報）


●古紙回収率・利用率の推移（1991年～2022年）


（資料:紙・印刷・プラスチック・ゴム製品統計年報、経済産業省生産動態統計年報・月報、財務省貿易統計）


●紙・板紙の輸出・輸入推移（1991年～2022年）


（資料:財務省貿易統計）

●古紙の輸出・輸入推移（1989年～2022年）

（資料:財務省貿易統計）

古紙回収率等の計算式
製紙メーカー払出実績＝紙＋板紙　合計（A）
紙・板紙輸入（B）
紙。板紙輸出（C）
紙・板紙国内消費量＝（A）＋（B）－（C）＝（D）
古紙輸入量（E）
古紙輸出量（F）
古紙入荷実績（G）
古紙パルプ入荷実績（G')
古紙回収量＝（G）＋（G'）－（E）＋（F）＝（H）
古紙回収率＝（H）／（D)（％） 

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●国内 紙・板紙国内消費量と古紙回収量・輸出量推移（1974年～2022年）
国内の紙・板紙の消費量と、古紙の回収量（輸出量）などを同じグラフ上に並べてみた。

2022年は、回収古紙の約10％が輸出された～

☆グラフは、公益財団法人古紙再生促進センター「古紙回収率推移」から作成

 

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東京23区の紙類の回収は～

参考（本ブログ）
■23区 令和３年度 清掃事業年報（リサイクル編） ～２３区の資源回収量は約 551,993トン（前年度比 約10,745トン、率にして約1.9%の減少）

●23区の紙類回収実績の推移

回収量の激減は、なんとか持ち直していたが、、、
令和2年度、3年度と、行政回収の回収量が集団回収を上回る、
どちらも前年度よりも減少、、

 

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☆グラフは古紙再生促進センター「古紙需給統計」から作成した～

●日本の紙・板紙 生産量
2022年の紙・板紙の生産量合計は23,664,763トン

日本の紙生産量は激減している　
特に新聞や書籍の発行数は激減　

2022年　紙 生産量
　新聞用紙　　　　　　  1,854,152 トン
　印刷・情報用紙　　  　5,995,001 トン
　包装用紙　　　　　　　 842,008 トン
　衛生用紙　　　　　 　1,873,545  トン
　雑種紙　　　　　　　    712,435 トン
紙類計　　　　　　　  11,277,141 トン

●紙 生産量推移（品種別）

●2022年、品種別 紙 生量内訳

●板紙 生産量推移

2022年　板紙 生産量
　段ボール原紙 　　　　 10,200,809 トン
　白板紙　　　　　　　   1,435,730 トン
　黄チップ・色板紙　　  　126,731 トン
　建材原紙　　　　　　 　 180,118 トン
　その他板紙　　　　　　  444,234 トン
板紙計　　　　　　　  12,387,622 トン

●2022年、品種別 板紙 生産量内訳

 

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日本の古紙輸出

中国向けの古紙輸出
2021年、2022年は輸出はほぼなくなった～

●古紙輸出　国別 輸出量内訳　2022年

●古紙輸出　輸出先別輸出実績

●古紙輸出　品種別輸出

 

●中国向け輸出古紙　品種別輸出量推移

●中国向け輸出古紙　品種別金額