※女川の災害ごみを試験焼却する大田清掃工場の「飛灰・飛灰処理汚泥の放射能測定」の推移
江戸川清掃工場は「定期補修工事等により測定していません」となった。女川の災害ごみを試験焼却する大田清掃工場は、江戸川に次いで焼却灰等の放射能濃度の高い清掃工場である。
予定どおりであれば、本日試験焼却中
災害廃棄物試験焼却 実施期間（予定）
（１）大田清掃工場
災害廃棄物の搬入は平成23年12月10日より12月13日までの期間
（実焼却は平成23年12月13日より12月14日までの連続34時間程度）
（２）品川清掃工場
災害廃棄物の搬入は平成23年12月17日より12月20日までの期間
（実焼却は平成23年12月20日より12月21日までの連続34時間程度）
一方、品川清掃工場の焼却灰等の放射能濃度は、23区のストーカ炉の中では一番低い工場かな～ もしかしたら、江戸川を除いて、そういう選び方、、、
東京二十三区清掃一部事務組合HPより：http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/
江戸川清掃工場は「定期補修工事等により測定していません」になっている。（江戸川は既に定期点検は終わっているので、中間点検のようだ。）諸々の補修工事費なども、放射能汚染の影響を受けて割高になるのだか。江戸川のごみはどこに運ばれる～ 距離的には、墨田清掃工場や新江東清掃工場が近いが、江戸川ごみの影響がどの程度でてくるか？
まるで原発関連施設、放射線管理区域内での作業ともなってしまった23区の清掃工場
日常の運転も、補修工事等も、放射線障害防止指針に則っての操業となる。
定期点検なども、委託会社任せ、プラントメーカー任せ、はたまた下請け任せ、孫請け任せとならないように、清掃一組は施設管理者として、可能な限りの万全の体制で対応すべし。監視体制の強化を！！ 点検時の作業者は、炉内に入るときも、防護服や防塵マスクは元から着用だろうが、放射線量を計りながら、線量計を持っての作業になるのか、炉内クリンカの落下に注意せよ、灰を吸い込むな、僅かな注意も怠ることなく作業者は自分の身の安全を確保せよ。(ワケノワカラナイシロウトガアレコレワメイテイテモシカタガナイノダガトテモキニナル）耐火レンガやバグフルターも放射性廃棄物となるのか、是非、それらの公開もしてほしいものだが～
東京二十三区清掃一部事務組合
■放射線障害防止指針・放射線障害防止実施細則
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/231011-1.pdf
■焼却灰等の放射能濃度測定結果(11/21～11/28採取分） NEW!
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/shokyakubai-231128.pdf
今回の測定機関は：エヌエス環境株式会社
●飛灰の放射能濃度測定結果
測定方法 緊急時における食品の放射能測定マニュアル
（平成14年３月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課）
清掃工場
平成23年年度（試料採取期間）
1回目(6/16～6/24採取分）
2回目(7/5～7/11採取分）
3回目(7/18～7/26採取分）
4回目(8/1～8/6採取分）
5回目(8/16～8/20採取分）
6回目(8/29～9/2採取分）
7回目(9/9～9/23採取分）
7-2回目(江戸川のみ）
8回目(9/26～10/3採取分）
9回目(10/11～10/17採取分）
10回目(10/24～10/28採取分）
11回目(11/7～11/11採取分）
12回目(11/21～11/28採取分）
※１ 使用測定器：セイコー・イージーアンドジー社製 ゲルマニウム半導体検出器 SEG-EMS
※２ 「－」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※３ 他工場で飛灰の処理を行っているため測定していません。
※４ 他工場の飛灰を受入れて薬剤処理したものの値です。
※５ 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
※６ 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの 通知により8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省 からの追加説明により、飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚 泥（飛灰を薬剤処理したもの）に対して適用されることとなりました。また、飛灰については、 参考のため測定を行います。
●主灰の放射能濃度測定結果（主灰又は流動床不燃物）
測定方法 緊急時における食品の放射能測定マニュアル
（平成14年３月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課）
※１ 使用測定器：セイコー・イージーアンドジー社製 ゲルマニウム半導体検出器 SEG-EMS
※２ 「－」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※３ 主灰が発生しない溶融処理施設であるため、測定していません。
※４ 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
●溶融飛灰、溶融飛灰処理汚泥及びスラグの放射能濃度測定結果
測定方法 緊急時における食品の放射能測定マニュアル
灰溶融施設
平成23年年度（試料採取期間
1回目(9/26～10/3採取分）
2回目(10/11～10/17採取分）
3回目(10/24～10/28採取分）
4回目(11/7～11/11採取分）
5回目(11/21～11/28採取分）
※１ 使用測定器：セイコー・イージーアンドジー社製 ゲルマニウム半導体検出器 SEG-EMS
※２ 「－」の工場は、定期補修工事等により測定していません。
※３ 「不検出」とは、検出下限値未満を表します。
※４ 放射性物質を含む焼却灰及び飛灰の埋立てについては、6月28日付けの環境省からの通知により 8,000Bq/kgを基準に管理することとなっています。その後、7月2日付けの環境省からの追加説明により、 飛灰についての基準は、今後は実際に埋め立てられる飛灰処理汚泥（飛灰を薬剤処理したもの）に対して 適用されます。溶融飛灰処理汚泥についても飛灰処理汚泥と同様に取り扱います。また、溶融飛灰につい ては、参考のため測定を行います。
※５ 現在製造しているスラグは、一般には提供していません。また、現在、一般に提供しているものは、 平成２３年３月１１日以前に製造したものです。
（平成14年３月、厚生労働省医薬局食品保健部監視安全課）
●スラグ セシウム合計
品川清掃工場：（12月上旬採取予定）
多摩川清掃工場：定期補修工事中
世田谷清掃工場（溶融）：（12月上旬採取）（分析中）
世田谷清掃工場（ガス化）：（12月上旬採取）（分析中）
板橋清掃工場：（12月上旬採取）（分析中）
足立清掃工場：定期補修工事中
葛飾清掃工場：定期補修工事中
中防灰溶融施設：（12月上旬採取予定)
●汚水処理汚泥の放射能濃度測定結果
セシウム合計
北清掃工場：42Bq/kg
目黒清掃工場：14Bq/kg
多摩川清掃工場：28Bq/kg
他は不検出、分析中、12月上旬採取予定
■ 放流水の放射能濃度測定結果(11/22採取分）
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/horyu-231122.pdf
セシウム合計
中央清掃工場：不検出
目黒清掃工場：不検出
他の工場は分析中、12月上旬採取予定、定期点検中
■排ガスの放射能濃度測定結果(11/10～11/21採取分）
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/haigasu-231121.pdf
港清掃工場：不検出
多摩川清掃工場：不検出
千歳清掃工場：不検出
板橋清掃工場：不検出
光が丘清掃工場：不検出
葛飾清掃工場：不検出
他工場は、（11月下旬採取）（分析中）、（12月採取予定）、（１月採取予定）、定期点検中
■ 空間放射線量率測定結果（11/21～12/3）
http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/topics/data/kuukan-231203.pdf
●工場内灰処理設備等（10/10～10/22）
測定器：日立アロカメディカル㈱製 TCS-161（シンチレーション式サーベイメータ）（＊1）
測定器：日立アロカメディカル㈱製 TCS-172B（シンチレーション式サーベイメータ）(＊2)
測定器：富士電機㈱製 NHC7（シンチレーション式サーベイメーター）（＊3）
※ 測定値は、当組合工場職員による測定によるものである。
測定方法：指示値の安定を確保した後、30秒ごとに指示値を５回を読み取り、その平均を測定値とした。
※ 測定値は気象条件等により変化します。
※ 敷地境界は地上高さ1m、工場内灰処理設備等は設備から5cmと1mの距離での測定結果
詳細は：放射能等測定結果へ～
とりあえず～
関連(本ブログ)
■東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移（5/10～11/22）（2011年12月03）
■東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率（γ線）等測定結果推移（5/25～11/24）（2011年12月03日）
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