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秋田県由利本荘市、水道水「六価クロム化合物」基準値超を市担当職員が4年間 加水して隠蔽

2024年04月06日 09時17分59秒 |  PCB/DXN類など

秋田県由利本荘市は5日、水道水の一部から有害物質「六価クロム化合物」が基準値を超えて検出されたと発表した。供給対象の6世帯に健康被害を訴えた人はいない。....(参考「秋田、水道水に基準超え有害物質 市職員が4年間加水し隠蔽」)

NHK「由利本荘 水道水から六価クロム検出 担当職員水で薄めて検査」によると、「6年前から1リットル当たり0.023ミリグラムから0.029ミリグラム検出。4年前の水道法改正で基準が0.02ミリグラム以下に変更されたため、基準を上回るようになった」とのこと~

そもそも、水道水の水質検査って、年に2回程度でいいのだ!!
それ自体がかなり不安、、、

 

水質基準に関する省令の一部改正等について
六価クロム化合物の基準を「0.05mg/L 以下であること」から「0.02mg/L 以下であること」に改めるものであること。令和2年4月1日から施行

水質汚濁防止法施行規則等の一部を改正
(1) 水質汚濁防止法施行規則(昭和46年総理府・通商産業省令第2号)の改正
 水質汚濁防止法施行規則第9条の3第2項において定める地下水の水質の浄化措置命令に関する浄化基準のうち、「六価クロム化合物」について、0.02 mg/Lに改めることとしました。
 (2) 排水基準を定める省令(昭和46年総理府令第35号)の改正
 排水基準を定める省令第1条において定める排水基準のうち、別表第1に掲げる「六価クロム化合物」に係る許容限度を0.2 mg/Lに改めることとしました。 施行:令和6年4月1日
六価クロム化合物 0.2mg/L以下(改正前:0.5mg/L)

 

東京都水道局の場合
 「水質検査計画」をみると、
法令で義務付けられている水質検査、六価クロム化合物 は「概ね3か月に1回以上」の項目で、東京都は、「過去の検出結果に応じて検査頻度を減らせる項目についても、原則、減らさずに検査します。」としているので、それはよかった!!

東京都水道局 水質検査計画

水質検査計画の概要
第7節 定期的な水質検査
1 蛇口(給水栓)
(1)毎日検査【法令で義務付けられている水質検査】
(略)
(2)水質基準項目【法令で義務付けられている水質検査】
水道法施行規則第 15 条第 1 項第 1 号ロ に基づいて行う定期の水質検査です。
水質検査を実施する地点は、蛇口(給水栓)を原則としており、検査頻度は、検査
項目に応じて、おおむね1か月に1回以上又は3か月に1回以上とされています。
表1-8のとおり、検査項目の中には、検査箇所として浄水施設の出口を代替
できる項目(計 21 項目)注17や、過去の検出結果に応じて検査頻度を減らせる項
目(計 28 項目)注 18 がありますが、東京都水道局では、第2節の基本理念に基づ
き、以下の方針で検査します。
≪方針≫
ア 検査箇所として浄水施設の出口を選定できる項目についても、原則、蛇口(給
水栓)で検査します。
イ 過去の検出結果に応じて検査頻度を減らせる項目についても、原則、減らさ
ずに検査します。

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