咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

POPダンサーは理数系?

2006年07月08日 07時26分40秒 | ジム&ダンス
ダンススタジオに通いだしPOPレッスンを始めてから9回目になるのだけど、今更ながらえらいものに首を突っ込んでしまったものだと思う今日この頃。(笑)

ストリートダンスに興味が無い人でも、好きだけど別ジャンルのダンスをやっている人でも、どんなレッスン内容をイメージするかは大体同じような感じだと思う。色々な振り付けで、かなり激しく踊っているようにイメージされているのではないだろうか。しかし、それは全く外れています。(爆)
ではいったいどんなレッスンなのかを少し説明すると、例えばまるで物理の(実験)授業などのような雰囲気なんですよ。
自分の身体を使って、普段絶対に取らない姿勢やら、身体の各パーツ(関節等動く部分全て)の動きなど、重心の置き方、バランスの取り方とか、筋肉の動かし方とか、力の入れたり抜いたり加減等々、様々に動かしながらの、まるで人体の動きの理論を講義されている感じなんですよ。(笑)

毎回レッスンの最後の方にごく短い振りをがあって、その中の振りの動きの解説というか分析と繰り返し練習を、90分レッスンの内の大半の時間はそれに費やすのです。
だから、ダンスらしきダンスって言うのは最後の方10分程度だけで、後は延々と地味にそういう事ばかりやっているのです。ジムなどのダンスレッスンしか見たことの無い人がこの様子をご覧になったならきっと「いったいこの人達何をやっているの?」と思うことでしょうね。
でも、ひょっとしたら色々なダンスでも本格的なレッスンの場合は、始めはこのようなレッスンになるのだろうか?。後、体育系の大学の講義なんかもこんな感じなのかな?。

フィトネスジムのダンスレッスンの派手さとは大違いの地味なレッスンなんだが、やってる内容はメチャクチャ細かくて難しい。
でもまあ、大体の趣味とか習い事ってこんな感じなのかもね。
歌などで置き換えれば、ジムなどでのレッスンってのは例えばカラオケで歌うような感じなのかも知れないな。
ちゃんとした歌を習う所なら、本来発声練習とかの基本的な部分や理論も習うのが普通だし、カラオケなどは歌う楽しさだけだけど、習うということは難しさも知るって事だもんね。
先生が「このような練習から、実際の踊りになるとこういう感じになります」と、触りをほんの少し踊ると、それだけで驚いてしまうほど、その説明が理に適っている事を証明してくれるからね。
「こんなの人間業じゃないよぉ」って動きなども、細かく分解すると誰でも出来るという事なのだが、それを可能にするのはやはり地味で地道な反復練習で延々と身体に染み込むまでやるしか方法はないという事。
う~~ん、これは大変だぁ~!!。
本当に出来るようになるのかどうかは、かなりの根気と練習が必要だという事だけはよく分かった。要するに上手にカッコよく踊れるということは、その地道な練習をし克服した者にだけ与えられる褒美のようなものなんだよな。

でもこれは、ダンスに限らずなんにでも当てはまるのかな。