咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

ダンス学習帳(その1)

2006年06月15日 18時04分07秒 | ジム&ダンス
というか、私がダンスを習いながら感じた事を(専門用語がよく分からないので)自分の言葉でまとめたものの覚え書きとして残しておくのが目的。

・グルーヴ感(ノリ)

多分、これがダンスにとって一番大事なものだと思う。
ダンスが上手かろうが下手であろうが、音を聞いて自然と身体が揺れ出したり弾けたりする感じは誰にでもあると思うのだが、要するにこれが“ノリ”である。
そして、このグルーヴ感がないとダンスは始まらない。
基本的にダンスの上手い下手とは関係なく、人間なら誰しも“音”や“リズム”が体に入ると自然発生的に、身体でなくとも気持ちが動き出すのがダンスだと思うし、それが喜びに繋がるものだとも思う。
そういう意味でダンスは言葉や表情やらと同じ自己表現の一種だとも思う。

しかし、人間というものは全てのものを化学し、分析・解析し、創作する生き物であり、ダンスも様々なジャンルが生み出され、体系化されて行く。そしてそこに、技術が生まれ、美が生まれ、上手い下手も生まれてくる。
この辺りのダンスの話を始める場合、一時グルーヴ感というものから離れないといけないかも知れない。
 
・リズム感

楽器演奏やら歌唱能力での上手い下手の基本的な部分で“音感”というものが重要になってくるが、ダンスでそれに匹敵するのが、この“リズム感”になるのだろう。
いかに、リズムを刻めてそれに身体の動きを乗せられるかということであり、ダンスをするかしないかのこれが最初の関門になる。という事で、ダンスに最も重要な要素ということにもなる。
で、これは練習を重ねる事で確実に身に付くものだと思うのだが、途中で諦めてしまう人も多い。

ダンスレッスン(ストリート系の場合)の一般的な内容というのは、筋トレ→柔軟→リズム取り→アイソレーション→ルーティーン(振り)といった流れで行うのだが、フィットネスジムなどのレッスンでは基礎的な部分がかなり短縮されたレッスンで主にルーティーン中心となりがちなんだが、(インストラクターの個性によってはかなり違うが…)客層を分析すると、上手い人と下手な人が結構きっちりと色分けされていて、上手い人はジムのレッスン以外でも元々ダンス経験のあるような人やスタジオなどに通っている人が多く、ジムで初めてダンスをやり始め踊っているという人で上手いと思える人というのは中々いないような気がする。これって、やはり基礎の部分をしっかりと教えられないからなんだと思う。
振りというものはリズム取りやアイソレーションの延長線上にあるものだから、その辺りがきっちりと出来ていないと、いくら振りを覚えて出来たとしても見た目がカッコ悪いんだよな。

続く