咆哮

負け犬の遠吠えかも…
最近「負け犬」が流行り言葉になってしまったので「落ち武者の歯軋り」とした方がいいのかも…

年表を作成して今までの人生を反省する

2006年08月16日 17時50分24秒 | 独り言
仕事で年表示が西暦のものと元号のものと混在しているので簡単な変換表を作っている最中、暇なもので色々と別の事を考えていると、急に個人年表を作りたくなり(笑)Excelで作表しながら今までの事をや出来事を思い出していたのだが、最近の事になのに具体的に何時(何年)の出来事か殆ど思い出せないのだ。(泣・泣)
オーム事件は?、大震災は?、9.11テロは、オリンピックは?等々、具体的な年度が全然思い出せなくなっている。
個人的な出来事も、ここ何年かは仕事も入退社を繰り返しそういうことも関連しているのか、記憶がゴチャゴチャに交錯してしまっている。
まあ私は、1995年辺りからパソコン通信を始め、それ以前から映画鑑賞記録は作っていたりしているので、送信LOGとかそういう記録を見直す事で、その辺りの整理はつくので大まかな年表だけは作る事が出来た。

項目として個人的なイベントだとか、時事的トピックなどを織り込み作成したのだが、あらためて自分の人生を表にして俯瞰して眺めてみると、おそらく人の人生で一番大きな出来事が集中するであろう、20,30代が現時点で振り返ると空白に近いような時代だったように思える。悔いの多い前半生だったと言う事はこれまでにも何度も話してきたのだけど、あらためてこれほど薄々の人生を過ごして来たのかと思うとかなり情けない。「いったい俺は何を考えて生きていたのだろう?」ってつくづく思ってしまう。なんと勿体無い人生を過ごしてきたのだろう。20,30代でしかやれない事だって一杯あるだろうし、もう取り返しのつかない事も沢山あるのだろうな。
でも、それを今更悔やんでもどうしようも無いことだし、これからどれだけその空白だった時代を取り戻せるのかを考えるしかないのだろうな。
この時代に比べればまだ40代になってからの方が波乱万丈で色々な出来事があったように思えるし、生きているって感じがする。
こうなると自分の性分であるとか、優先順位だとか根本的に見つめ考え直さないと悔いばかりを残すことになりそうなので、自分が少しでもやる気があるものに対しては、出来る限り何にでも挑戦するという方針を貫くしかないな。20,30代にこれだけ守りの生き方をしてきたのだから、これからはもっと攻撃的な生き方でもするとしようか。

こんな新商売はどう?

2006年08月10日 07時07分06秒 | 独り言
ダンスを習いだしてから感じたことなんだけど、結構ダンス人口が多いのに実際にダンスを楽しむ場所ってのが非常に少ないように感じる。

今、実際に踊れる場所としてジムのダンスレッスンとかダンススタジオやスクールってあるけど、これらは基本的に楽しむ処というより習う場所であって、私などは結局そこで習いながら楽しんでいる感じだ。
で、他には路上だとかクラブだとかあるのだけれど、これらは年齢的なものや時間的なことを含めてかなり限定された人間しか踊れない場所になっている。

そこで、考えたのが「カラオケボックス」のダンス版で、あのような踊れる個室が提供出来る場所。
カラオケボックス程度のスペースで同じようにモニタがあり一曲をお金を払い、そこに映るのが何かの曲に振りをつけたダンスで、客はその振りを真似しながら曲に合わせて踊るという形式。種類は様々なジャンルのダンスを揃える。
例えばピンクレディーやマツケンサンバのようなものから、本格的な踊りまで揃え客が自由に好きなダンスを選び、その振りを完全に踊れるのを目指すという感じのシステム。ゲームでも「ダンスダンスレボリューション」ってのがありましたけど、あの感覚でも楽しめるような感じ。数人で踊るのもよし、個人で楽しむもよしって気軽にいつでもダンスを楽しめる場所としてこういうのってどうでしょうかね。
もしあれば結構流行ると思うのだけど…、歌は苦手だけどダンスなら…って人も結構いると思うしカラオケがこれだけあるのだからこういうのも出来れば浸透して行くような気がするのだけど…。

この新商売、誰かお金持ちの人でこのアイデア買ってくれませんかねぇ。(笑)

リニューアル「KUMONOS掲示板」

2006年08月08日 17時53分10秒 | メッセージ
少し前に予告しましたが、殆ど書き込みの無い私のHP「KUMONOS掲示板」を遊ばせているのも勿体無いので、短め・軽めの日記や呟き的発言は全てあちらにUPして行きたいと思います。
まあ、気まぐれな私のことなので継続できるかどうかは分かりませんし、相変わらず不定期になりますが、これからは「KUMONOS掲示板」の方も宜しくお願いします。
(って、何を宜しくなのかよく分からないのですが…、よかったら暇つぶしに読んで下さいって感じです。f^_^;;)

http://otdi5.jbbs.livedoor.jp/2012671/bbs_plain

少年王者館『IKILL<イキル>』

2006年08月07日 18時24分09秒 | 演劇
8/6(精華小劇場)
副題『天野天街と夢の構造』

今回はネットでの予約をすっかり忘れていて、思い出した時には既に完売でもう行くの止めようかと迷ったのだけど、とりあえず当日売りに期待して早めに行きなんとかチケットをゲット出来ました。
でも、席は端だったので少し観にくかった。しかし、流石に人気劇団なんですねぇ、臨時の席まで追加されて満員でした。
 
さて、公演の感想なんですけどって、ハッキリ言ってこの演劇の感想なんて私には絶対に無理なんでレポートを少し…。
私もこの少年王者館(天野天街)のお芝居は4回目の鑑劇となり、新鮮味というものが無くなってしまったのか緊張感が緩んで途中ウトウトとなってしまった。(苦笑)
こんな風に言うと観たことのない人は、面白くなかったのだと思われそうだがそれは違います。
さっきも言いましたがこの人の演劇を言葉で説明することは難しく、一度でも観てもらわないとどうしようもないのだけど、そしてこれも誤解を招く言い方なんだけど、どれも一緒なんですよ。(爆)(でも、だからダメって問題ではありません。)
これは、例えば画家が同じモチーフで何枚も何枚も絵を描くのと似ているのかも知れませんね。モネが睡蓮の絵を何百枚も描いたように…。でも、鑑賞者はどの睡蓮が一番よく描けているのかという風な見方はしませんよね。
しかし、何作も見ていると、鑑賞者が最初に見た作品のような衝撃や感動を毎回毎回その都度感じられるかって事もあまりありませんよね。
でも、鑑賞者のその時々の気持ちの持ち方で感じ方が変化するってのは理解していただけるでしょう。又何かのきっかけでその衝撃が甦ったり新たな発見があるように、この人の演劇もそんな感じなんですよ。

で、今回の私は緊張感が緩んで少しウトウトとしながら観てしまいましたが、それはそれで思わぬ発見もあったのですよ。
天野天街の作品を簡単に説明すると、彼が描いているのはいつも誰かの夢の中の出来事と言っていいと思うのだけど、誰もが一度は見る夢のように特定の人物が存在せず、同一人物が沢山出てきて、時間が行ったり来たりしてやたらリピートする。夢を見ている本人は何とかその堂々巡りから抜け出そうとするのだけど、どうしてもその迷宮から抜け出せない。
これも皆さんも経験のある夢だと思うが、何か怖いものに追っかけられて、逃げようとして走っても走っても前に進まない例のアレの“夢”の構造と同じなんですよ。
今回はウトウトしながら観ていて、自分の意識が虚ろになってても、ハッキリしても、何時見ても印象が変わらない、すなわちこの演劇自体が“夢”の再現だということが実に明確に理解出来た。これが、私にとって今回の最大の収穫かも知れないですね。f^_^;;

それと、これも“夢”の特徴の一つだと思うのだけれど、この抜け出る事が出来ない迷宮の中に居て、何か突然閃光のような閃きとか悟りのような感覚に出会う時があるのだが、(これは夢からさめるとまた直に忘れてしまうのだが…)この天街作品の中にもそういう場面が必ず存在するのです。
これがある種の感動とか衝撃に繋がるのだが、天街ワールドではその悟りが人間の存在の悲しさやら、儚い希望やら絶対的絶望やらに繋がっている感じがして、それがこの人の作品全体のイメージになっているような気がする。

追記.
今回の公演後対談企画があり、天野天街、土屋亮一(シベリア少女鉄道)、竹内佑(デス電所)の対談があったのだけど、結構面白かった。
いや!、話の内容が面白かったという事でもないのだけど(笑)、この人達の喋り方とか人前でどれだけ自分を曝け出すのかだとか、趣味嗜好だとか印象がこういうモノを創り出す感じでは無いとか、なんか隠しているような雰囲気が妙に面白かったです。

「一口評」復活!

2006年08月04日 01時17分46秒 | 映画関連
ここ一年以上私のホームページ「KUMONOS」の更新をしていないし、唯一発言していた掲示板ももう既に活動していないので閉鎖しても良いのだけれど、とりあえず私の個人的記念碑としてそのままにしておこう。(笑)
で、HPのコンテンツの毎月の映画の一口評だけはこちらでも復活させようと思う。
HPでは一口評と言いながら結構長い文章も書いていたのだけれど、こちらでは名前の通り本当に短く簡潔に一行コメント的なものを目指した一口(評ではなく)コメントにしたいと思っている。
あと、HPの掲示板だけは勿体無いので、こちらのコンテンツの極短い日記とかつぶやきに当たるものをあちらに移行して書くようにしたいと思う。

では復活第一段として7月鑑賞分の一口“評”ではなく一言コメントです。
7月は休みもあり一杯観たなぁ~。

☆『デンジャラス・ビューティー2』…7/02(BS録画)
好きなシリーズ・・・・だったのに・・・・。

☆『ウルトラヴァイオレット』…7/02(動物園前シネフェスタ4)
ミラ・ジョヴォヴィッチのプロモとして観れば上出来。カッコイイ。

☆『カーズ』…7/03(梅田ブルク7)
ピクサーアニメって基本的に子供嫌いなのかな?。
今回は登場人物に一人も子供(子車?)が出てこなかったよ。(笑)

☆『M:i:Ⅲ』…7/08(ナビオTOHOプレックス)
娯楽アクション映画の王道。その意味では文句をつけるのは野暮。

★『七人の弔』…7/09(BS録画)
アイデアだけだねぇ。出てくる人間が薄っぺらで深みなし。

☆『ココシリ』…7/09(三番街シネマ)
久々のカルチャーショック作品。
この感覚を私は外国映画に求めている部分は大きいようだ。

☆『ローズ・イン・タイドランド』…7/10(梅田ガーデンシネマ)
テリー・ギリアムの悪趣味映画。でもそれに惹かれる私っていったい…。

☆『ブレイド3』…7/15(BS録画)
あらぁ~、まだシリーズ続いていたのね。でも、もういいよ。

☆『ダンシング・ハバナ』…7/16(BS録画)
定番ダンス映画。ダンスが好きな人は楽しめます。

☆『拘束のドローイング9』…7/17(シネ・ヌーヴォ)
イメージ・イメージ・イメージの洪水。これって映画?。でも退屈はしない。

☆『ツイステッド』…7/22(BS録画)
アシュレイ・ジャッドの目の下の皺が少し気になった。
身体は完全にシェイプアップされてプロ意識を感じる。
えっ?、映画の内容は?って…。 (目新しさは皆無)

★『ハチミツとクローバー』…7/23(動物園前シネフェスタ4)
何もかも幼いけど、甘酸っぱい青春映画の魅力はいっぱい。蒼井優は可愛過ぎ。

☆『親密すぎるうちあけ話』…7/24(テアトル梅田)
久しぶりのルコントらしい、エロチックな大人の恋の駆け引きの魅力。

☆『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』…7/25(伊丹TOHOプレックス)
おぉ~、ジャック・スパロウの運命や如何に、前巻の終わりでございます。(続く)
という昔懐かし活動写真の魅力を今にってところか。

☆『メルビンとハワード』…7/27(BS録画)
1980年度の作品ってのがミソかな。70年代との作風的切り替わりを感じた。

★『ゆれる』…7/27(シネ・リーブル梅田)
確実に好きな作風なんだが、次回作も同じテーマだとちょっと辛いぞ!。

☆『クレマスター3』…7/28(シネ・ヌーヴォ)
メッセージは殆ど何も掴めなかったが、さすがにアーティスト『拘束のドローイング9』と同様に映像だけでも飽きる事は無かった。

☆『ディセント』…7/31(テアトル梅田)
娯楽映画魂を感じる作品。面白い!。

難しい世の中との感覚のズレ

2006年08月03日 07時51分56秒 | 独り言
最近ニュースなどを見ていると世の中と自分との感覚のズレを感じることが頻繁にある。ホント摩訶不思議な感覚に陥る時が時々ある。
最近の例えでいうと、中東などの戦争(紛争?)ニュースでそういう国に対して「一般市民を巻添え(標的)にするな」って台詞をよく耳にするのだけれど、これも一見真っ当で説得力があるようにも聞こえるのだけど、冷静に考えると実にバカバカしくナンセンスな台詞なんだよな。
何故かって、これって空巣に対して「土足厳禁!」だとか、強姦魔に対して「避妊具着用」って言ってるのと大差なく感じてしまうんだよな。これだとみんなもヘンだと思えるでしょうに。
“戦争”って所詮“人殺し”でしょぉ。何故「戦争(人殺し)は止めろ」と簡単に言えないのだろう?。戦争をわざわざ複雑化させなくてもいいじゃないか。人を殺さない戦争なんて有り得る筈もないのに。
まあ、これは例としては大きな感覚のズレを表していて分かりやすいとは思うのだけれど、一事が万事で大きな事から小さなことまで、世の中とかメディアだとか周りの人間だとかとの、そうした感覚のズレを感じることが最近多すぎののような気がする。
コモンセンスというのがいったいどういうものなのか?最近益々分からなくなって来た。