![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/b6/c78d725ac59ff43b075b654504079c57.jpg)
写真 「男の料理」All Aboutより拝借
秋田県湯沢市の特色・名産色々あれど、
まづ1番に持ってくるのは、
幻の高級和牛「三梨牛」
肉質は非常に柔らかく、サシの入り方も素晴らしく、
松坂牛以上と言われております。
現状では生産量が少なく秋田県外市場には
なかなか流通しません。
このお肉、柔らかくて本当に美味しいのです。
人に教えたくない逸品です。
三梨で牛を飼うようになったのは、昭和26年。
役牛(農耕用)の繁殖用として、20頭を導入。
昭和29年までに、80頭に。
その後、耕運機の普及と共に、役牛としての役目を失い、
昭和32年、肥育に切り替え、肉牛として初めて出荷。
昭和33年秋田県で1位になる。
その後改良を重ね、ブランド牛の認定を受け、最盛期には
1500頭の肥育をしましたが、現在は、
秋田県湯沢市稲川のわずか14軒の三梨牛の
飼育農家が生産しているのみで、
年間約250頭の黒毛和牛しか生産されておりません。
栗駒山系の湧水を地下から汲み上げ「三梨配合」
といわれるこの地域独特の22種類の飼料を配合
したものを気象条件や牛の状態を考えてバランス
よく与えて育てています。
さらに狭い牛舎に押し込めたりせずに、
のびのびとした環境でストレスを与えないように飼育します。
肉質の評価基準は「脂肪交雑」「肉の色沢」
「肉の締り及びきめ」の3項目ですが、最高品質の5だった
としても「脂肪の色沢と質」が4だったら、その肉の
トータル的な等級は4になってしまうのです。
この三梨牛はすべての肉が最高の5か4の評価を得ています。
それ以下の肉は三梨牛と呼べないことになっているのです。
言い換えれば「三梨牛」として売られているものは、
すべては非常に高い水準の肉だということになります。
三梨の由来
もちろん地名ではありますが・・・
三梨町は小安街道沿いにあった集落です。
案内板によると「三梨の地名の由来となっている
梨の木が西方の田園の中に立ています。
一房に三つずつの梨の実がなる事から
「三梨」と言われるようになったといわれています。」
とあります。又、地名に宿と付くところもあり
宿場町的な役割があったのかもしれません。
![日記@BlogRanking](http://img.diary-ranking.com/banner03.gif)
↑ポチッと押して頂けると、励みになります。