前回、スマートフォンでリモートデスクトップの文字入力は
チェックが大変だと
と書きましたが、
なぜ、そんなにチェックが必要なのか
ですが。
スマートフォン+リモートデスクトップ での文字入力の仕組み?を簡単に書きたいと思います。
A)方式の違い
以前にも書きましたが
スマートフォンでリモートデスクトップ接続してからの文字入力には
以下の2方式があります。
メリット | デメリット | |
①文字転送型 | ・スマホ側のキーボードアプリによる制限が少ない。 |
・アプリ、OSによっては操作が特殊・煩雑 (文字入力→確定→転送 の操作が必要) ・パソコン側の辞書機能が利用できない。 (スマホ側の辞書を利用) |
②直接入力型 | ・操作/入力の方法がPCを操作している時に近い。 ・パソコン側の辞書機能を利用できる。 |
・スマホ側のキーボードアプリによっては日本語入力や記号の入力ができない場合がある。 ・一旦ログオフしてからでないと正しく文字が入力できない場合がある。 |
概ねこんな感じです。(○○型は私が勝手に名前を付けました)
この方式のどちら(もしくは両方)になるかは、アプリによって決められているので
利用者が選択することはできません。
ぱっとみ、どちらのタイプかはわかりずらいですが、確認する方法としては
何か日本語入力してみて変換した場合、
スマホのIMEで変換する→①
リモートデスクトップ先のPCのIMEを使って変換する→②
になります。
この2種だと、不具合が多いのは②
①はスマホ側で「作った文字」を転送するだけなので、文字が入力できないなどのケースは少なめです。(ないわけではない)
B)キーボードアプリの違い
Androidの場合、
「Androidのキーボードアプリ」(OS標準のアプリやsimeji、google日本語入力 など)
を使って文字入力するか
「リモートデスクトップアプリ内蔵のキーボード」
を使うかで動作が異なります。
(iOSはキーボードアプリがないため、この辺は気にすることはないです。)
「Androidのキーボードアプリ」を使う場合は、OS標準でだめなら、別のアプリを使って・・・という逃げ道があるのは良いですが、キーボードアプリもめちゃくちゃたくさんあるので確認はさらに大変になります。
リモートデスクトップアプリ内蔵のキーボードの場合、気を付けないといけないのは
海外製のアプリの場合、「日本語入力」が想定されていないので
「半角/全角」キーの相当するキーが存在しない場合もあります。(なので日本語入力できません)
このようにA)の方式や、B)キーボードアプリの種類の組み合わせで文字が打てる打てないの現象がいろいろ発生することになります。
では、文字が正しく打てなくなるとき、スマホとWindows何が起きているのか!!!(そんな大したことは起きてませんが、、、)
はまた次回に。
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