最近、なぜか淀川長治さんのことを思い出してしまう。
テレ朝の「日曜洋画劇場」の解説をしていた、あの「さよなら、さよなら、さよなら」←みんなこう書くんだけど僕には「さいなら、さいなら、さいなら」と神戸出身の淀川さんらしく関西弁で言っていたように聴こえる。
淀川さんを思い出すのはラジオ番組、学生時代テスト勉強と称して夜早い時間から机に向かいラジオをつけると番組をやっていた。
映画のとても楽しい話が、あの淀長節で聞く事ができた。
いろいろ調べてみると「私の映画の部屋 淀川長治のラジオ名画劇場」という番組名だったらしい、その番組のテーマとして流れていて今でも忘れられない曲がこの「あなただけ今晩は」のテーマ曲だった。
淀川さんがこの映画が好きで選曲したのかはわからないけれどとても印象に残るテーマだった。
「あなただけ今晩は」は63年のアメリカ映画、ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンの主演で舞台はパリ、一人の娼婦(マクレーン)を愛してしまった真面目な警官(レモン)が彼女に客をとらせたくないばかりに起こすドタバタのコメディだった。
この番組に関しては3冊ほど淀川さんの本が出版されているので、それにこのテーマ曲のわけが書かれているかもしれないけれど、今はわからない・・・
学生時代、思い切りラジオデイズと映画を過ごしてきた僕のとても印象的な人物とテーマ曲のエピソードでした。
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