知る人ぞ知る、歌謡曲の歴史の陰に隠れた名曲の数々に日の目を当てる企画でPバインレコードが制作した「幻の名盤開放箱」にも収録された1曲。
「八月の濡れた砂」や「昭和枯れすすき」を作曲した「むつひろし」こと松村孝司(まつむら・たかし)さんの名曲がこの「三つで五百円」です。
歌詞の内容から、今やカラオケにおされほぼ絶滅した「流し」(ギターを抱えて盛り場で客のリクエストに応えて歌を歌うことで生業を成す人のこと)のことを歌っているのですが、一度聴いたら忘れられないインパクトさは「昭和枯れすすき」と肩を並べる名曲だと思います。
動画の途中で「P音」がはいる歌詞は「あんま」という歌詞だったと思うのですが、最初は入っていなかったのですが差別用語として指摘があり後から入れたようです。
細かいことに目くじらを立てる人もいるんですね。
こういった哀愁漂う歌は60年代フォークの岡林信康さんの曲にも通ずるものがあるように僕は思えてなりません。
ソウルフードなどという言葉がありますが、あえていうなら心の琴線に触れるこの曲はソウルソングだと言わせてもらいたいです。
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