報道各位
医療不信の解消に一役!
わかりにくい病院用語をボランティアが解説し
市民向けに初の小辞典
快適な医療環境のあり方を考えるNPO法人日本HIS研究センターは、一般市民には、わかりにくい、馴染めないといわれる病院用語を、会員や関係者によるボランティア活動をもとに、「わかっているようでよくわからない病院(医療制度/サービス)用語のボランティア活動による小辞典①」を発行しました。
病院や診療所の受診のたびに患者に説明されるさまざまな用語は、複雑なうえ頻繁に行われる医療制度や保険制度の改定などにより、現場の医療者でさえ完全に説明しきれないのが現状。かねてから患者と病院のコミュニケーションの重要さが指摘されてきましたが、一つ一つの用語がもつ意味や制度・サービスの知識や認識がないと相互のコミュニケーションが進まず、病気の回復はもちろん医療費の負担にも影響がでてきます。
今回解説した用語は、現場の医療者から見て理解されていない、あるいは理解してほしいと感じる用語を会員病院からピックアップしました。
日本HIS研究センターでは初版10万部を印刷、9月から同研究センターの会員病院を中心に全国の有力病院を通じて市民や患者に無料で配布するほか、同センターのホームページや会員の広報誌などにも活用する計画です。今後は、市民向け用語解説のほか、地域連携や病院活用情報なども掲載、変わりゆく医療制度、医療サービスの視点から解説し、患者と病院における医療不信の解消に一役買いたいと考えています。

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