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デザインひともんちゃく

デザインを愛せばもっとハッピーになるのに、いつも一悶着起こるのは何故か、プロの現場から赤裸々に。

新刊・家族の病気はあなたへのメッセージ

2007年10月22日 18時01分30秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

HIS研会員の田原祐子さんが、
病気と向き合い家族と真剣に向き合うことで
すべてがうまくいくという本を書きました。
読みやすく一服の清涼剤といえ、
心底からの癒しになります。

田原さん、ありがとう。

総合法令出版・1300円+税




俗世表示物講座 15

2007年10月13日 11時30分08秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内
新しい700系新幹線は、車両の内装・サインとともに、
座席背もたれにある案内表示も変更になった。
以前のものに比べてずいぶん見やすくなった。

まず、大きく「全席禁煙」がトップにきた。
ご丁寧なピクト(絵文字)の説明などなくなり、
近接の車両案内が8両から前後3車両のみとなった。
さらに「自販機」「乗務員室」「喫煙ルーム」が枠外に表示された。

従来、囲みの中に小さく書かれていた「駆け込み乗車」「携帯電話マナーモード」
そして新しく「危険物持ち込み」の注意書きが大きく強調された。
そして、一番下に「テーブルの重量制限10kg」で押さえがあって、、
かなり整理され、言いたいことが明確になった。

持ち合わせていたスケールを当ててみた。
文字サイズは、中程の注意書き3行が約7mmだった。
この場合、座席に座った距離でみるので、そんなものだろう。

試行錯誤のあとが見えるデキ。

みためや本舗




BHI賞の第2審査会を開催

2007年09月25日 19時48分18秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内
BHI賞2007のグランプリなどを決める審査会が、
25日、京都のホテル・アバンベールで開かれ、
私たち事務局として運営に参加しました。

審査は、予選(一次審査・春日市)を通過した
3部門41作品について
グランプリや部門最高賞などを選考するもので、
医療・患者団体・企画編集・コンサルタントなどの専門家6名が
採点しながら審査を進めました。

今年は過去最高となる146点を審査するとあって、
1点の審査にかける時間が短く、
それだけに真剣で集中した審査が行われました。



春日市クロ-バブラザの情報コーナー

2007年09月13日 19時48分27秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

112回の企画広報塾は、
今秋、HISフォーラムを開催する
福岡県春日市のクローバープラザの研修室で
開催しました。

テーマは、「わかりやすい広報の表現技術」
病院の広報誌や院内掲示物のあり方を考えることです。

たまたま、この施設の情報コーナーに行ったら
講座のお手本ともいえる状況が、
そこにありました。
(写真)

全体を通じて、ビシッとした精神性を感じました。
病院でなぜこのようにできないのか。

一人の受講生がつぶやくように、
「看護師にこれを教えてほしい・・」と。



「わかっているようでよくわからない病院用語の小辞典①」を発行

2007年09月05日 11時19分08秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

報道各位

医療不信の解消に一役!
わかりにくい病院用語をボランティアが解説し
市民向けに初の小辞典

快適な医療環境のあり方を考えるNPO法人日本HIS研究センターは、一般市民には、わかりにくい、馴染めないといわれる病院用語を、会員や関係者によるボランティア活動をもとに、「わかっているようでよくわからない病院(医療制度/サービス)用語のボランティア活動による小辞典①」を発行しました。
病院や診療所の受診のたびに患者に説明されるさまざまな用語は、複雑なうえ頻繁に行われる医療制度や保険制度の改定などにより、現場の医療者でさえ完全に説明しきれないのが現状。かねてから患者と病院のコミュニケーションの重要さが指摘されてきましたが、一つ一つの用語がもつ意味や制度・サービスの知識や認識がないと相互のコミュニケーションが進まず、病気の回復はもちろん医療費の負担にも影響がでてきます。
今回解説した用語は、現場の医療者から見て理解されていない、あるいは理解してほしいと感じる用語を会員病院からピックアップしました。
日本HIS研究センターでは初版10万部を印刷、9月から同研究センターの会員病院を中心に全国の有力病院を通じて市民や患者に無料で配布するほか、同センターのホームページや会員の広報誌などにも活用する計画です。今後は、市民向け用語解説のほか、地域連携や病院活用情報なども掲載、変わりゆく医療制度、医療サービスの視点から解説し、患者と病院における医療不信の解消に一役買いたいと考えています。

本件についてのお問い合わせは…
NPO法人日本HIS研究センター
会員サポートデスク
〒600-8101 京都市下京区五条通烏丸西入 YMC烏丸五条ビル
 電話075-353-1801・FAX075-353-1733 (担当:山内・大丸)
http://j-his.jp info-his@j-his.jp




俗世表示物講座14

2007年09月01日 10時47分57秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

「朝顔、花の咲くのを見てね」

洛東高校の疎水沿いの柵に、
誰かが朝顔を大事に育てているらしい。

雨に濡れてもいいように
透明のビニールに包まれていて、
裏には市職員様と、
雑草と一緒に刈り取らないよう
懇願する文面となっている。

周りには、夏の終わりを告げるような
白い朝顔の花が
両手を広げるように、いくつも咲いていた。

みため家


俗世表示物講座 13

2007年08月15日 15時13分25秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

昨日立ち寄ったHYATT REGENCY KYOTOは
以前とは見違えるように変身していた。
中でも、京都の町屋の感覚をとりいれたといわる
インテリアとサイン。

随所に木地をいかしたデザインは
自然な落ち着きを感じさせる。

サインは小さく目立たない、
‥‥が探す意識の目にとって、決して弱くない。
絶妙のバランスである。

またサインは、少なめに配慮され
むしろ照明によって目を助けている。
これも空間のテイスト、質へのこだわりである。

情報のない環境こそ上質であることの例。

みため家





「わかる」と「納得する」

2007年07月31日 13時47分20秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

珍しくまる一日で一気に読みました。
ホテル(深夜)と新潟への新幹線の中で‥。

「わかる」とはどんなことか。
この本の帯の「科学、哲学、宗教が大激論」とは、
松井考典、鷲田清一、山折哲雄のそれです。

みんな「わかって」毎日を生きているはずが、
その「わかる」が何かがわかっているのか、
ということはもちろん、議論とはこういうことかが
わかる高級(エクサイティング)な本でした。






俗世表示物講座 12

2007年07月29日 14時08分14秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内
地下鉄の通路にあった、
ガラス張り展示枠で見つけた表示物です。

写真ではよく見えないと思いますが、
大きな文字「青少年利用13~30才」は、
すべて「タダタダタダ‥」という
文字の“鎖”を使って書いてあります。

まず正直に面白いし、既成概念を破る
屈託のない楽しい発想は認めましょう。

しかし、これを見る立場からいえば、
これほど困ったデザインはありませんね。
「言いたいこと」が一目で分からない‥‥。

一目で通じなければ、無視同然の運命。
作者の努力は何だったのでしょう。
ま、それなりに楽しんだのだから、それでもいいか。

作り手の予防策
必ず下書き段階で複数の人に意見を聞いてみましょう。
できるだけ誉めないタイプの人が吉。

みため屋本舗 



俗世表示物講座 11

2007年07月18日 14時31分47秒 | ビジョンヘルスケアズからのご案内

雨上がりの山道で出あった立て札表示。

天上天下唯我独尊。
人がどうあれお構いなし。
このお達しが目に入らぬか、である。

A4普通紙に、14ポイント程度のプリンター打ち出し。
ゴミ持ち帰りや火の用心など、
山に入る人への注意書きになっている。

文字のサイズ、色、太さ
いくらなんでも、読めない、読む気がしない。
むしろ読まなくていいとさえ見えてくる。
これもお役所仕事というんですかね。

真似てほしくない例だが、
病院内にもチラホラと見うけるタイプ。
自分のメッセージさえも自覚できないのでは。

ただ立て札本体の黒色は、
環境美観の点から、正しい色遣いだ。

みため家 店主