自宅マンションの玄関の植え込みに、
今年もクリスマスローズが紫の花をつけている。
内気というか、花らしくない花で、
いつも申し訳なさそうに、
下向きになって咲く。
顔の見えない花とも言えるが、
それが気品を感じさせることもある。
今年もクリスマスローズが紫の花をつけている。
内気というか、花らしくない花で、
いつも申し訳なさそうに、
下向きになって咲く。
顔の見えない花とも言えるが、
それが気品を感じさせることもある。
コニカミノルタと共催で
印刷などの情報企画デザインを
病院広報に生かすための講座を
JR品川駅近くの同社ショールーム内ある
セミナールームを拝借して行った。
その場所は、品川駅港南口からアクセスするのだが、
この広々としたコンコースにでてみて驚いたのは、
写真のように、多くのデジタル映像による
カラフルな情報の活躍だった。
まさしくこれは、新時代の幟であり、提灯である。
一斉に変化するイメージの中に、案内あり広告あり、
見なければ装飾であり、
見ればサインやお知らせ、案内になる。
これから、このコンテンツが豊富になれば、
街はかならず劇場のようになる。
祭りやショウはもちろん、
デモや選挙戦も登場して
人々の盛り上がりの場となる。
(スチルは、画面で天気予報を伝えているところ)
医療関係の仕事をし始めた30年ほど前、
仙台で、今でいう医療モールの仕事をした。
もちろん医療のことは理解していないので、
大阪の医療コンサル会社の統括により、
ビルの設計とサインとともに、
簡単な開業広報を監理したことがある。
オーナーは産婦人科で、関連する小児科など3~4診療科と
1階には薬局、検査会社なども入れた。
開設にあたり東北大学医学部には、
随分お世話になったことを思い出した。
会社のホームページのリニューアルは、
もう間もなくお披露目になるが、
過去の実績などの整理のために、
資料をひっくり返していたら出てきた。
出て来なかったら、目に止まらなかったら、
完全に忘れて、何も無かったことに。
人の出会いやつながりにも、こんな処がある。
人生は努力という、大鵬さんもそう言って亡くなった。
しかし、いくら努力しても、「ならないものは、ならない」。
そのことも知っておいて損はないだろう。
人の力では、どうしようもない偶然にチカラ。
このことを、元気な経営学ではどう考えるのだろうか。
計画どおり仕事がくれば頭脳はいらない。
偶々その場に立ち現れる、その生が大切だね。
写真:SSメディカルビルの院頭サイン
仙台で、今でいう医療モールの仕事をした。
もちろん医療のことは理解していないので、
大阪の医療コンサル会社の統括により、
ビルの設計とサインとともに、
簡単な開業広報を監理したことがある。
オーナーは産婦人科で、関連する小児科など3~4診療科と
1階には薬局、検査会社なども入れた。
開設にあたり東北大学医学部には、
随分お世話になったことを思い出した。
会社のホームページのリニューアルは、
もう間もなくお披露目になるが、
過去の実績などの整理のために、
資料をひっくり返していたら出てきた。
出て来なかったら、目に止まらなかったら、
完全に忘れて、何も無かったことに。
人の出会いやつながりにも、こんな処がある。
人生は努力という、大鵬さんもそう言って亡くなった。
しかし、いくら努力しても、「ならないものは、ならない」。
そのことも知っておいて損はないだろう。
人の力では、どうしようもない偶然にチカラ。
このことを、元気な経営学ではどう考えるのだろうか。
計画どおり仕事がくれば頭脳はいらない。
偶々その場に立ち現れる、その生が大切だね。
写真:SSメディカルビルの院頭サイン
京都府の京都産業21と京都リサーチパークが主催した
モノづくり企業のための新成長分野参入セミナーに行って来た。
iPS細胞が実用化に向けて前進している今、
細胞を使った医療が次々の登場する可能性があり、
研究や臨床の現場での設備や器具では間に合わなくなることが予想される。
これを見込んで、そうした細かなニーズに地場の中小企業は、
ビジネス展開を考えねばという提案のあるセミナーだった。
ただ、そのような現場に精通しない企業がどのように知識を把握していくか、
従来から医工連携という言葉もあるが、
医学部と工学部では、基本としている知識が違うことなど、
現場の協働には、なかなか難しい問題をクリアせねばならない。
たとえば写真は、小動物から細胞をとるための保定器具で
試験的にセミナー室に展示があった。
京都リサーチパークはいまや9号館までできたね。
ユニクロやツタヤも来て、産官学に加え街も現れた、流石。
モノづくり企業のための新成長分野参入セミナーに行って来た。
iPS細胞が実用化に向けて前進している今、
細胞を使った医療が次々の登場する可能性があり、
研究や臨床の現場での設備や器具では間に合わなくなることが予想される。
これを見込んで、そうした細かなニーズに地場の中小企業は、
ビジネス展開を考えねばという提案のあるセミナーだった。
ただ、そのような現場に精通しない企業がどのように知識を把握していくか、
従来から医工連携という言葉もあるが、
医学部と工学部では、基本としている知識が違うことなど、
現場の協働には、なかなか難しい問題をクリアせねばならない。
たとえば写真は、小動物から細胞をとるための保定器具で
試験的にセミナー室に展示があった。
京都リサーチパークはいまや9号館までできたね。
ユニクロやツタヤも来て、産官学に加え街も現れた、流石。
全国30の産婦人科がつくるHIS研究会の重鎮であり、
また、日本HIS研究センターの顧問的な存在、
もともと病院広報誌のコンクールBHI賞を提案されたりと、
なかなか発想力豊かで、広報や医療情報には熱心な
磯辺レディースクリニック院長・磯辺孟生先生(宇部市)が、
開業以来、継続してこられた広報紙mam通信を分厚い一冊にまとめた
「病院広報紙が届ける・女性のかたら百科」をこのほど刊行された。
産婦人科医学を素人に分かりやすく、ビジュアルを多用した内容は、
若いお母さん方のみならず、
医療関係者としても、横に置きたい資料ではないだろうか。
もう何年になりますかね。
小倉の足立病院にお尋ねして以来、
時には、意見が異なる時もありました。
早いもので、京都オフィスが移転してきて、
もう丸2年を越してしまった。
去年の震災も、このビルに来てからだった。
震源地から離れていても、長い間揺れていた。
京都で仕事をするときは、朝8時半頃、
地下鉄を上がって烏丸通りに出る。
いちばんに来たときは、鬱陶しいセキュリティをクリアして
この玄関を通って5階の部屋まで上がる。
言ったことはないが、地下にはダンスクラブがある。
午後になると5階までリズムが響いてくることがある。
1階はご覧のとおり、Irish Berになっている。
珍しさのある間、以前の食堂より益し、と言っていたが、
その後2~3度入ったきりである。
ビル名は「井筒因幡堂町ビル」となっている。
井筒は家主の名門法衣店の屋号、社長はニューヨークにいるらしい。
因幡堂は、このビルのウラにある平安京で最古といわれるお寺の名。
なんでも薬師如来が鎮座されているとか。
毎月8のつく日は小さな市が起つが、
店主は殆ど仕事をせずに
客とのおしゃべりを楽しんでいる。
そろそろ、また年が明けるねえ。
烏丸御池近くにある新風館を調べたら、
大正15年、旧館に合うよう建てられた京都烏丸電話局の新館で、
それを改築し、伝統と革新が対比・融合した京都らしい商業施設として、
京都の学生や若者たちの人気スポットとなっている。
先端を行くブティックや個性的なレストランなどが入っているほか、
年中いろいろなイベントで多くの人が集まる。
筋向かいには、NHK京都放送局が移転準備をしており、
その北には、すでにマンガミュージアムが活動している。
アイデアを探しながらの帰り道、
久しぶりに立ち寄ってコーヒーを啜ったが、
店々に囲まれた広場には、山に負けない紅葉が燃え上がっていた。
保育園のブランディング、
思いのほか脳が揺さぶられる。
大正15年、旧館に合うよう建てられた京都烏丸電話局の新館で、
それを改築し、伝統と革新が対比・融合した京都らしい商業施設として、
京都の学生や若者たちの人気スポットとなっている。
先端を行くブティックや個性的なレストランなどが入っているほか、
年中いろいろなイベントで多くの人が集まる。
筋向かいには、NHK京都放送局が移転準備をしており、
その北には、すでにマンガミュージアムが活動している。
アイデアを探しながらの帰り道、
久しぶりに立ち寄ってコーヒーを啜ったが、
店々に囲まれた広場には、山に負けない紅葉が燃え上がっていた。
保育園のブランディング、
思いのほか脳が揺さぶられる。
今日、午前は神経内科の診察、午後は立命館土曜講座というのに行ってきた。衣笠キャンパスは金閣寺に近く、青春の頃一時住んでいたとことろに近く、懐かしい地ということもあったが、生涯発達心理学やナラティブ心理学で、以前から大いなる関心を寄せていた生存学研究センター特別招聘教授のやまだ・ようこ先生の講演だからと言うことが、強く肩を押してくれたからである。
エリクソンといえば、アイデンティティやライフサイクルだが、私は仕事柄、コーポレート・アイデンティティから関心を寄せることになり、そこでアイデンティティという言葉に出会った。もともとは、精神分析など正統な研究に培われた概念であることをその後知ることとなった。
講演は、L.J.フリードマン著「エリクソンの人生~アイデンティティの探求者」を読み上げるカタチで進められたが、話しは老いとは何か「老年期」についての生き方考え方がそこに示されていた。たとえばその著作の中にでてくる「生き生きしたかかわりあい(Involvement)」というキーワードが示された。ただ単に、絆やつながりというのではなく、その場を巻き込んでいくことが必要という部分は感動ものであった。
「若さは美しい。老いは醜い」と見なしてきた現代社会に、「死に向かって成長する」という、新鮮なものの見方を提供してくれているのである。診察のあと痛い足を使って出かけた意味はあった。先生もこの「意味」は味わうことができる好きな日本語であるといわれたことも印象に残った。ぜひ「やまだようこ」で検索し、そこにある講演動画をお奨めしたい。なぜ、やまだようこなのか、も分かる。
エリクソンといえば、アイデンティティやライフサイクルだが、私は仕事柄、コーポレート・アイデンティティから関心を寄せることになり、そこでアイデンティティという言葉に出会った。もともとは、精神分析など正統な研究に培われた概念であることをその後知ることとなった。
講演は、L.J.フリードマン著「エリクソンの人生~アイデンティティの探求者」を読み上げるカタチで進められたが、話しは老いとは何か「老年期」についての生き方考え方がそこに示されていた。たとえばその著作の中にでてくる「生き生きしたかかわりあい(Involvement)」というキーワードが示された。ただ単に、絆やつながりというのではなく、その場を巻き込んでいくことが必要という部分は感動ものであった。
「若さは美しい。老いは醜い」と見なしてきた現代社会に、「死に向かって成長する」という、新鮮なものの見方を提供してくれているのである。診察のあと痛い足を使って出かけた意味はあった。先生もこの「意味」は味わうことができる好きな日本語であるといわれたことも印象に残った。ぜひ「やまだようこ」で検索し、そこにある講演動画をお奨めしたい。なぜ、やまだようこなのか、も分かる。