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デザインひともんちゃく

デザインを愛せばもっとハッピーになるのに、いつも一悶着起こるのは何故か、プロの現場から赤裸々に。

祇園祭だよ

2013年07月06日 17時32分21秒 | 社長の放課後
ここ2日間のむし暑さには、
ただならぬ祇園祭りの盛り上がりを感じます。
梅雨明けとともに、京都の町の中心部には祇園囃子が響きます。

昨夜は、まだ鉾や山の形は見えませんが、
たまたま事務所に立ち寄った高校時代柔道部の友人と
5年ぶりくらいの交友となり、四条通りを歩いてみました。
(写真は昨年の宵山のものです)

世界的な気象変動や政情不安などが吹き出した現在、
どうにもならない閉塞感の中で「どう生きるか」、
できることは昔からの、天に祈るということだけ。
祇園囃子が身体に凍みるように聞こえてきます。

青鷺に久し振り

2013年04月21日 13時44分22秒 | 社長の放課後

今日の仕事は午前で切り上げ、
晴れとも曇りともつかない中を徒歩で京都駅へ。
途中、東本願寺前のところで年輩の女性が尋ねてきた。
数人がカメラを向けている対象について「アオサギですかね」と。
まるで飼い主のように、Yesの返事をしたが、
なぜだか風が荒々しいため、鳥の羽毛が逆立って、
独特の銀色が、真っ白に見えたから仕方がない。
それだけ寒い日が長かったのだ。


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花水木とツツジ咲く駅前の道

2013年04月20日 11時28分51秒 | 社長の放課後
春なのに、
その陽気が感じられず、
やたらと静かな土曜日の,
その時間が過ぎて行く。

先ほど整体から帰ってきたというのに、
今日の仕事の優先順位が決まらない。
月曜日の出発列車にも迷いがある。
東京での疲労を背負ったままだ。

決めることは、そんなに難しくないし大したリスクもないが、
なぜかタタッと畳めない。
偶然の春の女神よ、
まだ陽光を横切らないのか。

山王祭で賑わう坂本駅

2013年04月14日 15時19分12秒 | 社長の放課後

朝、目が覚めて、いつものようにiPadで新聞を読もうとしたら、
天井がミシミシと言い出した。
「来たな!」と思っているうちにガタガタと激しくなって、
尻切れ蜻蛉のように終わった。

どれどれ、どの程度の地震か、とテレビの電源ON。
口調の強いアナウンスと文字の多い赤い画面があって、
後は、お決まりの全国共通の流れとなった。

それより月曜日の打ち合わせに必要な資料が、
自宅で作成可能かどうかに関心がいっていたのだが、
意外とあっけらかんに見通しがついしまったので、
ご招待のある山王祭に向かうこととなった。

好天に恵まれてか、
また。結婚式や春の行事も重なって
今年の山王祭は、かなりの人出の様だった。
こんなに人出のある石坂線も初めてだ。
そういえば、最近のNHKのドラマに石坂線があったから。

後は祭りを放っておいて、法事に行った主を待ちながら
iPadにでてきた「散る桜、残る桜も、散る桜」に唸なされつつ、
鯖寿司と清酒が香る世界へと。

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相談そこそこに、春の山菜を堪能

2013年03月29日 10時29分48秒 | 社長の放課後
京都、木屋町三條、名もない横町を入ったところに、
「よしみ」という気軽な居酒屋がある。
新しいタイプの居酒屋が増える中で、この店は一切昔のままで、
家族と若い青年たちが黙々とサービスに当たってくれる。
そのうえ、目の前で店主のつくる料理がいける。
昨夜は、この時期でしかありつけない山菜を食した。
蕗の薹の味噌和えの風味、
歯ごたえと艶やかな白肌のウド、
なんと大吟醸のかす汁、B級ではない、というより気取りのない店が
そっくり客を癒している。
また誰か「連れて行って」、と言わないかなあ。


COCON KARASUMA*古今烏丸

2013年03月09日 16時06分28秒 | 社長の放課後

今冬は雪も多く身体にも堪えた。
そのうえ体重が増えた分、
両足に負担がかかっているのではという危惧もあり、
寒い中、烏丸通高辻から御池まで
せめてもの運動量確保と考えて、往復徒歩をはじめた。
京都駅からの徒歩をしなくなったのは、
京都市バスや地下鉄無料となる敬老乗車券が来たために、
JRを利用しなくなったからで、
それ以来、1日の運動量が半分近くになった。

それはそれとして、朝夕に見える光景が変わった。
他の大都市に比べて誇れるのは、
街中の美観、ほとんど激しい原色がないこと。
文化財も多く、観光にくる人々の期待にも応えるためだが、
そんな自慢の市街地の中を抜けていく喜びはひとしおである。
もっともこれは、多くの町を歩いた経験、
都市計画や景観に知識がないと理解できない点が多いように想う。

たとえば、写真のCOCON、
四条烏丸ではひとつのシンボル、
京都に住む人以外には知られていないオリジナルで、
シネマあり、レストランあり、イベントありの
誰もが高揚する京らしい話題性のある拠点である。
この外観の建築家・隈研吾氏の手になるデザインの前を、
何気なく通る楽しみもひとつ。

寒くても歩くことは、心身に栄養をやることである。

新しい歩数計はシンプル

2013年03月02日 17時48分06秒 | 社長の放課後

今日は事務所、来客は二組。
最初は時間通りの面談だったが、
二組目は、その前の予定が定まらず、
こちらも時間調整のあおりを受けて、
帰路は、紛失した歩数計を買いに行くことにした。

華やかな量販店の健康機器売り場…。
最近の歩数計は、機能が多様化しており、
音楽が聞けたり、PCにデータを取り込めるなど、
仕様も価格も様々のものがある。

迷いながらではあるが、最もシンプルで
価格もリーズナブルなタイプ、
7日分の歩数記録と時刻表示のみのものを買った。
2000円もしなかった。

文字が大きく図体も大きい。
あきらかに高齢者を意識したものである。
それなら、紛失しにくいサイズ、カラーに加え、
洗濯に耐える工夫はできないものか。

ヒヤシンス衝動買い500円

2013年02月25日 11時43分21秒 | 社長の放課後
いつも整体の帰りの楽しみの一つに、
おばさんが一人でやっている植木屋がある。
あまり大きな樹木などはないが、
小鉢の花を中心に、通りに向けて
こじんまりと並べて売っている。
大型量販店の花木売り場のものは、なぜか育ちが悪いが、
その点この店の品質は、丈夫で長持ちする。
先日、久しぶりで前を通ったとき、
この寒さの中で一際目についたのは、
プリプリの球根から伸びた
鮮やかなヒヤシンスの花、税込み500円、
横暴な衝動買いであった。

春を待つ寺

2013年01月24日 21時05分01秒 | 社長の放課後
この寒さは気温だけではない。
冷えた時代の空気が凍り着いている。
固くつながった氷ように見える空。
掌に息を吹きかけるながら、
春を待つ寺なのか。


写真 安祥寺、手前は琵琶湖疎水




鹿児島川内のネギ

2012年12月01日 13時38分54秒 | 社長の放課後
ことしも弟夫婦が作った作物が種々届いた。
なかでも椎茸は歯応え、香りとも市販では入らない風味がした。
ネギは小ぶりであったが、新鮮味が堪らなかった。
言葉にならない大人の味が伝わってきた。
ネギといえば、東京の仕事仲間が、
「それだけは…」と、どうしても口に入れない食材である。

そういえば「大人の味」というのが、もはやこの国から消えている。
多くはB級グルメのような、分かりやすい味覚が多くなった。
それはそれで結構なことではあろうが、
土臭く体液の滴りや野趣の味わいを無性に求めたいときもある。
一度で食べきれないからと、ネギをベランダの大鉢に植え付けてみた。
どうなることやら、無自覚な話ではあるが、
少しでも田舎の土の上にいたいという僅かな野性からだろう。


疲れか風邪か、左眼が腫れています。
眼科に行ったら点眼薬をくれました。
白内障はあっても、視力もあります。