テープ、サインペン、土、水、石、葉など身近な素材から増殖した
浅井裕介という植物の感性をもった画家の世界(大作)があった。
この泥絵(写真)は、わざわざ福岡で採取した4種の土と
陶芸土3種が使われているとの説明があった。
まあ、“浅井祐介”で検索してみれば、もっとわかる。

長い出張の写真整理で半日が過ぎた。
医療施設、北国の自然、美味いものと、被写体はさまざま・・・。
そんな中に、母の日に因んだ「母の日の似顔絵展」が、
秋田市民市場の一角で行われていた。(写真)
作品に示された氏名で小学校の1・2年であることがわかる。
同じ年格好にして、こんなに違う出来映えに驚く。
いわゆる「大人の絵画」として完成している作品もあるし、
ちょっと捻った知恵を感じるものもある。
中でも、認識のはっきりしない作品もあって気になる。
今後の発達過程において、どのように変化・充実していくのか、
必ずしも大人がいう「上手い絵」が画けることがいいというわけではないだろう。
また、子供の発達状況によっては、
こんな形で「絵を描かせてはいけない」時期もあると聞く。
この時期、それぞれの個性を大切にするのは難しいのである。
それにしても、市場の中での「母の似顔絵展」とは考えたものだ。
このあと、新幹線で東京へ。
京都・札幌・秋田、JRの旅は、6日間で合計3300.3Km
ところで通過した沿線で、大震災の爪痕に特別なものは目に入らなかった。
札幌から秋田に着いたのは、午後9時21分。
ホテルに直行。札幌からの左足腿の痛みが消えていたのをいいことに、
待っていた友人とホテル隣接の居酒屋で食事。
久しぶりの秋田風味に、身体中が満喫していた。
翌日に行ってみた秋田市民市場の様子。
携帯したPCが通信不能となり、
出張中、iPhoneのみの移動を強いられることとなった。
それでも、スケジュールは進んでいき、9日の朝、青森に。
朝食は朝っぱらから寿司屋、を強いられた。
じゃっぱ汁と好きな赤貝、みる貝、つぶ貝だ。
ここから、青函トンネルを抜けて、一番目の室蘭をめざす。
写真は、先頃開業した新幹線が着く「新青森」のホーム、
見た感じ、震災らしい空気はない。
あすから13日まで、北海道・東北へおでかけ。
まず、寝台特急・日本海を使って裏日本から、新青森を通って室蘭へ。
その後、札幌に滞在2日のあと、
線路を戻って5年ぶりの秋田で2泊。
そのあと秋田新幹線で東京でエンドのつもりが、
まだ未確定の部分もあり、荷物も大きい。
古川で降りたかったのに、ね。