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デザインひともんちゃく

デザインを愛せばもっとハッピーになるのに、いつも一悶着起こるのは何故か、プロの現場から赤裸々に。

新年会で新ロゴマークを披露

2008年01月03日 22時23分18秒 | HIS 病院ブランド戦略論

群馬県高崎市にある黒沢病院で、
我々が提案してきたHISが完成し、
3日、高崎ビューホテルでの新年会で
そのロゴマークが初めて披露された。

デザインは美心会の「心」をモチーフにし、
「ブレークスルー」を表現するとともに、
予防、医療、福祉専門性を表した。

これは来春、竣工を予定している
外来・健診棟「ヘルスパーク」に先行する事業。



「よい病院だ」といわせる流儀

2007年12月11日 10時11分38秒 | HIS 病院ブランド戦略論
人は皆、自分が見たり聞いたりしたことが最も正しいと信じます。
自分の主観が誰よりも正確だと疑わないのです。

事実と知覚は、頭の中で区別できないでいます。
確かな現実は、その人の認識の世界にしかない・・・。
現実とは知覚世界そのものであり、
客観的な事実、それは意図した人のものでしかありません。

ポジショニングもブランドも、理念も評判も、
人々の、心の中でする体験によってどのようにも変化します。

医療の質とは何かと問うなら、
決して心をつかむことを忘れてはならない。

人の心を変えることは無駄です。
心は不確実で気まぐれなものです。
「よい病院だ」と評価をもらう究極の技は、
瞬間にして心のゲームに勝つことです。

広告、玄関、受付、案内、待合室・・・。
第一印象がすべての評価を引きずるのです。

私たちの考えを採り入れてみませんか?
病院のブランディング。
http://visvis.jp

黒澤病院の今日の花 2

2007年10月31日 09時45分37秒 | HIS 病院ブランド戦略論

毎日新しい花が。

それも院内の70か所に。

しかもなんと30年も続いている。

ブランドは、組織文化から生まれるというが、

ナイチンゲールのいうように

病院には、いいは空気がほしい。

いつも通される黒沢病院の応接間

今日の花は、鮮烈な3色のバラ。

思わず携帯でガシャ!



医療の質とブランド構築のための10章

2007年07月22日 17時34分58秒 | HIS 病院ブランド戦略論

医療の社会的適応(デザイン)の行程表

1医療の大半は、コミュニケーションでできている
2よってコミュニケーションの質は「医療の質」といえる
3患者の要求や評価は、いつも「主観的」である
4患者の主観的評価も「経営資源」と考える
5主観的評価を高めるには、単純に「見た目」がポイント
6見て欲しいイメージ課題と認識の一致をデザインする
7当然、医療行為、人的態度もイメージを伴うと考える
8「見せ方(イメージ)」の仕組みの共有化を進める
9日常的コミュニケーションにより相互理解に努める
10医療の実質に着目し、そのイメージをブランド化する


まず関係者の認識の乖離を調べることで
今までと全く違った風景に出会うことになる
患者満足度へのこだわりが消える


若月俊一から何を学ぶか

2007年06月04日 18時25分22秒 | HIS 病院ブランド戦略論

長野厚生連・佐久総合病院から
農村医療の原点Ⅳ「若月俊一から何を学ぶか」という
B5版320頁もの分厚い文集を恵送いただいた。

1990年6月、日本HIS研究会で
同院を見学にいったとき、
先生はわざわざ出てきていただき、
お話いただいたことがある。

「山高ければ裾野ひろし」
いかにも長野の病院らしいこの理念と哲学は、
きっと現在の医療を癒してくれると思う。

ひとつ楽しみが増えた。


HIS 対立から協働する医療へ

2007年05月15日 07時59分05秒 | HIS 病院ブランド戦略論

医療サービスの質と
利用する立場の期待に
HISがどのうように関わるのか
その相関図を作成してみました。

改革にもっとも重要な点は
いちばん大きな楕円の中の
院内外の情報と環境を
適切なものにすること。

いい役者が
いい舞台背景とシナリオを得て
やっといい演技できる。
そこに、いい観客が集まるという一面を
どのように生かすかを
私たちは、追求しています。