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デザインひともんちゃく

デザインを愛せばもっとハッピーになるのに、いつも一悶着起こるのは何故か、プロの現場から赤裸々に。

イメージ・ギャップを調べる

2008年08月29日 17時54分26秒 | HIS 病院ブランド戦略論

患者・職員・管理職の3者間で、
自分の病院のイメージをどのように認識されているかを調べると、
院内のさまざまな問題が浮かび上がる。

認識にギャップがあれば、コミュニケーションが
適切に行われていない可能性が高いと考える。

グラフは、
・テキパキしていない
・体制がシッカリしていない
・身近な雰囲気がない
・教育が行き届いていない
・明朗な雰囲気がない などの
可能性が高い(上部の値)例。

これをフランクなワークショップにかけると
内部の問題があぶり出されるが、
これを乗りこえないと、病院経営は自立できない。

ここから本当の戦略が始まるのだが、
怖くてできないという病院もあった。


看護師確保セミナーに100人超

2008年06月06日 14時30分41秒 | HIS 病院ブランド戦略論

かねてから要望が強かった
HIS研主催の看護師不足を考えるセミナーに
100名以上の参加。
テレビ東京もニュースの取材をしていった。

3名の講師。

やはり現場からの報告は
説得力があるし、ためにもなる。
採用に限らず、仕事のありかたも同じ。
出来ることをすべてやり尽くすことが
なにより重要ということ。

しかし病院の現場全般に、
そのように、やれる人材、やれる環境はあるだろうか。
そちらも採用以上に重要なのだが。


市立○○病院でプレゼン

2008年06月03日 10時04分09秒 | HIS 病院ブランド戦略論

6月2日の夕刻、
市立○○病院の呼びかけに応じて
かねてから準備を重ねてきた
ホームページ(CMS)再構築と病院ブランディングの
プレゼンテーションを行った。

最終の選考に残ったのは4社
当方は一番手でプレゼン。
採点20名近い管理職の前で20分
最近珍しく緊張した。

さて結果のほどは?


色彩のABC講座

2008年05月23日 22時58分41秒 | HIS 病院ブランド戦略論
京都ひと・まち交流館で
医療現場における色彩のABCを理解する
HIS企画広報熟が開かれました。

色彩は、そこにあるというものでなく、
物体への反射と吸収のあやによって「生じる」、
その意味では、人の心と同じだということができます。

人の心も、もともとは白色、
言葉や態度への反射と吸収によって
いまここに「生じる」のだと思います。

 …っとね。



友愛記念病院を黒沢病院が見学

2008年03月16日 13時34分05秒 | HIS 病院ブランド戦略論

さる12日、高崎市の美心会黒沢病院のスタッフ8名が、
古河市の友愛記念病院を見学しました。

これは2年前、新築移転した友愛記念の経験を学ぼうと
ビジョンヘルスケアズの仲介で実現したものです。

医療法人美心会は来春、
外来および健診関連施設を増設し、
健康支援センターとして新しくするものです。

ビジョンヘルスケアズによる
HIS(Hospitality & Identity System)がほぼ終了し、
これから開設に向けた具体的な環境づくりが
検討されていきます。






伝える・聴く・変わる~病院経営がすべきこと

2008年02月29日 17時47分33秒 | HIS 病院ブランド戦略論

病院は、経営がしっかりすることが、とても大事だ。
それは「人」が真ん中にいるから。

バランスシートで「人」は動かない。
人は人間ともいう。
経営から見て、人の心と縁(えにし)をどう考えるか。

おもいやりだけではない。
理解や信頼が「人」を動かしていく。
「人」を中心に据えて考える仕組みが必要。

中心にくるのは、職員、患者だけではない。
職員や家族が患者になる。患者がボランティアになる。
看護師が消費者になる。医師が父親になる。めぐり巡る。

「身体は病気の袋」という言葉がある。
だれもが中心になる資格をもって、
時々刻々、変身変化している存在と考える必要がある。

それを育成していく仕組みのことを
例えば「広報」というし、「ブランディング」とも「HIS」ともいう。
伝える・聴く・変わる~父と子と聖霊の三柱鳥居、TRINITY。
入口も出口も一定ではない。

経営は利益のバランスだが、
広報は出費のメリハリである。
収入ばかり考えるのは欲呆け、死に体。
出費しないのは「仕事をしない」と同義である。

金は意志の現れ、
建物と同じ、元気になれる仕組み
「Want to Do」に金をかけねば…。
(5月九州で行う講演サマリーから)



黎明会でHISワークショップ

2008年02月09日 12時12分10秒 | HIS 病院ブランド戦略論

HISを導入してかれこれ20年にもなる
和歌山県御坊市の医療法人黎明会で
このほど当社によるイメージギャップ調査の結果をうけた
管理職によるワークショップを開かれた。

テーマはギャップの大きかった5項目で、
はじめの固かった雰囲気も次第に打ち解け、
2時間で多面的な話ができた。

現場の思いだけにカイゼンにつながれば
効果的だが、まずは本音が口にできたことが収穫。
一歩前進だ。

その後、院長、看護部長、事務局長らによる
導入意義の確認のミーティング50分。

そして病院の計らいで懇親会が。

黎明会で医・患イメージ・ギャップ研修

2008年01月10日 10時54分18秒 | HIS 病院ブランド戦略論
和歌山県御坊市の中核医療機関である黎明会北出病院では、
昨年秋、患者満足度調査に加え、患者・職員・管理職の認識の違いを測る
「イメージ・ギャップ調査」を実施した。

医療機関として欠かせないイメージ要因20項目の結果をふまえ、
今後どのように外部からの「見られ方」を改善をすべきか、
また、プロジェクトのあり方はどうあるべきか
そのための理論武装のために、
この日の夕刻、関心を寄せる職員約50名が集まった。

現代の情報超充満状況は、人の「実感」を限りなく麻痺させるばかりでなく、
ストレスを増幅させ、ときに奇行にも走らせる。
こんな中で、医療機関や職員の仕事の本質を見定めていくには、
優秀な者だけの「生き残り」という拘束には限界がきている。
そもそも何だったのか、赤でもなく青でもない素直で中立、
自由な発意と精神こそが有効な方向を示唆するのではないか。

何かにつけて硬直しがちな医療現場に
あえて適度な文化摩擦を起こしてみる
現実へのまなざしを変えてみる試みである。
そんな場をもってみたいという提案を受け止めてもらった。