ある文書を弱視の方たちにも見やすい大きさの文字で印刷するように(全盲の方に)頼まれました。
元の文書は明朝体の小さな文字でした。これはいくら拡大しても読みづらいだろうと思って、角ゴシック体の大きな文字に変えました。
最初の注文は拡大して印刷してくれというものでした。全盲の方は文字をただ大きくすれば読めると思っていることに驚きました。
でも考えてみると、全盲の方は読み上げソフトを使って読むので活字のフォントとか大きさとか案外どうでもいいもののようです。どんな活字でもちゃんと読むので。
また新しい発見があって面白かったです。
ちなみに、全盲の方でパソコンの画面を真っ暗にして使っている人もいます。音で聞いているので画面は明るくしないでも構わないんだそうです。
「僕らぁエコながでぇ」と得意そうに言ったっけ。
原稿はとっくに出来ていたけど、おとーさんが調査に行ってて車がなかったので、明日印刷しに行ってきます。
調査は空振りだったようで。
泊まりがけの調査はしんどいようです。
全盲の方にとっての「文字」を考えさせられました。
(以前、照明をつけず、真っ暗な中に座って
待って下さってた方のことをの思い出しました)
でも「新しい発見」があるのっていいですね。
私も新しいコトに出合いたいって、元気なときにはいつも思います(^^)
いつものこと・・・。
ムーマさんのご推察通り、まさに、その人から頼まれたことだったのです。
やっぱり障害者と一口に言っても、障害種別に不便さは異なっているから。
誰にとってどうなのかを常に考えておかなくてはいけないなと自戒を込めてあらためて思ったことでした。
折り合いをつける事も大切ですよね。
いつもありがとうございます。