まっちーの雑記帖

猫、メタル、バリアフリー、政治など。高知市の外れに住んでます。高知の話題もちょっと。

ほんとに自分って解りやすい。。。

2015年05月17日 | 日記
今日は「ひまわりの会」という小さな会の例会があったのだけど。
先月の例会で想定外の出来事があったので、私にとってはそれはかなりなダメージだったらしく、一ヶ月もの間、その出来事について悩まされてきていた。

そもそも「ひまわりの会」は会員さんそれぞれが主として自分の事や思う事を自由に話せる場として、私はホントにホッとする場として大切に思ってきたのだけれど。

先月は久し振りに登場したある会員さん(Kさんとしておく)が行政の人を2人連れて参加したのだった。
Kさんは、民生委員みたいな役目を地域でやっていて、とても心配な家庭がたくさんあることを知ったので、会として何か手助け出来ないだろうかと持ちかけてきたのだった。

私は、あきれ果ててものが言えなかった。

困っている人が話を聞いて欲しいと、この会に参加する事は、もちろん嬉しい事だし、話を聞くことも嫌ではない。
だけど、頼まれてもいないのに、とても大変そうだから何か手助けをしてあげたいというのはちょっと違う。。。

私は、自分を抑えきれずに
「何かしてあげないと家庭崩壊しそうだと言うけど、壊れるものなら壊した方がいい」
と言ってしまった。
頼まれてもいないのに人のために何かをするなんて、私にはできません。と言ってしまった。

幸い、私の意見に賛成してくれる人ばかりだったので、その話は無いことになったけど。

みんな大きな問題を抱えて、すったもんだしながらも、この会に出てきてはいろんな話をして思いを吐き出して、自力でもがきながら切り抜けてきた経験を持つ人たちばかりだから。解ってくれたのだと思う。

行政の側の2人の若い女性を連れてきて、男性の会員さんに「テンションあがるでしょう?」と平然と言い放つKさんの無神経さにも腹が立ってしようがなかった。

その男性の会員さん(Dさんとしておきます)は鬱病を克服しつつある人で、奥さんの扶養家族になって主夫業に専念しはじめたばかりの不安定な状況の人だったので、私はその発言に凍り付いてしまったのだけど。
案の定、Dさんの顏はこわばってしまっていた。
でもDさんは、しばらく時間をおいてから、私の意見に対して援護射撃をしてくれた。

自分の経験から考えても、人に何かして欲しいとも思わなかったし、されても迷惑だっただろうと。
自分でもがいてもがいて少しずつこの会にも出席出来るようになったけど、人に言われて出来るようになったんじゃないって。

行政の側から来た2人の若い女性も理解してくれたらしかったので、ほっとしたんだけど。

どうにももやもやする思いが頭の中から離れなくて、一ヶ月もの間もんもんと過ごしていた。



私は不特定多数の見ず知らずの人のために何かをするって事が出来ない。

どんなに正義を振りかざされても、善意を強調されても、絶対にできない。

大事な大切に思うたった一人のためにだったら出来る事は何でもやるけど。
どうしてそこまでやるの?と、よく人から言われる。
大切な人のためだから、当然でしょ。
と言うのだけど、解ってくれない人の方が多い。

あなたがやる事ないじゃない、と言われる。

どれだけ大切に思う人なのかは人には分からないのだ。



それと。

困っている人は、まわりにたくさん居過ぎて。
Kさんの話くらいの困った状況にある人は私の隣家の人だって実はそうだと思う。
ほとんど会話もしないけど、1人暮らしの高齢の女性で、足が不自由で。
息子さんと思われる人が毎週ゴミ出しをしに県外から戻ってきているみたいなのだ。
だけど、あまりよく知らない間柄だから、気にはなるけど聞けずにいる。
そのまた向こうの家と隣は時々夜に大声で怒鳴りあっている。
何か揉め事があるんだろうけど、知らん顔してるしかしかたない。
とおりの向こうの家の人は息子さんがグレて家を出て行ったとうわさ話を聞いた。けど、本当はどうなのか知らない。言葉も交わした事のない人だし。
近所の人たちとあまり交わらない生活をしている。
子どもが不登校を決め込んでから疎遠になったのはこちらからではないし。
無視されてきたのは我が家の方だから、仕方ない。

私は社交的な性格ではないしね。


ほんとうに大好きな大切な人は数人しかいない。
その人たちに関わる人からまた好きな人が増えていく。
それで、今では大好きな人がたくさん出来てそれだけで忙しいのだ。

申し訳ないけど、赤の他人に心を砕く余裕が私には今のところ無いのだ。


そんな事を考えていたら、とても例会に行ける状態ではなくなってしまって。
断りのメールを出した。



その後、いつも何でも話せるともだちに電話して。
ぜ~んぶ吐き出したらすっきりして。

ごろごろ寝っ転がってゲームをしていた。


すると。
昼過ぎに電話があって。

メタル師匠から、時間があるなら話を聞いて欲しいと言う。

最初はちょっと具合が悪いから今日はごめんなさい、と言っていたのだけれど。
話をしているうちに楽しくなってきて。
じゃあ今からそっちに行くと返事をしてしまっていた。

いつもの店で待ち合わせ。
話はいつもの音楽話やら世間話やら身内の話やら。とりとめのない話。。。

けっこう深刻な話題もあったけど、話をしてしまったらお互いすっきりして。
じゃあまたね、と別れてきた。

ほんとに。
いっしょに居て楽しい人と。
絶対いっしょに居たくない人と。

はっきりしている。


一緒に居て楽しい人と一緒に居たい。
と思う。









コメント
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