日本の未来「あした」を考える

偏向報道や掲載しても取り上げないニュースに光を当てる。

日本政府、台湾・蔡政権2期目に祝意 食品輸入規制など課題も

2020-05-21 03:54:16 | 国内
産経新聞DIGITAL 令和2年5月20日19時23分

 日本政府は、台湾の蔡英文総統の2期目就任を踏まえ、日台協力を一層進める考えだ。菅義偉官房長官は20日の記者会見で「お祝いを表したい。台湾はわが国にとって基本的な価値観を共有し、緊密な経済関係と人的往来を有する重要なパートナーで、大切な友人だ」と祝意を述べた。
「日台間の協力と交流のさらなる深化を図っていく」とも表明した。

 台湾は19日まで開催された世界保健機関(WHO、本部・ジュネーブ)の年次総会に中国の反対で招待されなかったが、加藤勝信厚生労働相は演説で台湾のオブザーバー参加を強く支持する姿勢を表明。
令和2年版の外交青書でも参加を「一貫して支持」と初めて明記し、「極めて重要なパートナー」と位置づけた。

 一方で懸案や課題もある。台湾は2018年11月の住民投票の結果、東電福島第1原発事故に関し福島など5県産日本食品の輸入規制の2年間の継続を決定。
日本は規制撤廃を求めている。蔡氏は中国の脅威を念頭に安全保障やサイバー攻撃の問題に関する日本との対話に意欲を示すが、日本側は応じておらず、この分野での協力は深まっていない。(原川貴郎


最新の画像もっと見る

コメントを投稿