ソムリエの仲間が集まって、不定期にイタリアワインの勉強会を開催しています。
南北に長いイタリアは、同じく南北に長い日本と似ていて、それぞれに気候が違ったり地形が入り組んでいたりと郷土色が豊か。
ブドウ品種も多彩で、分かりにくいから敬遠する人と、その多様性に魅せられる人と、どちらかに分かれるように思います。
魅せられた人たちが集まって、イタリアワインをもっと知りたい!という情熱から始まった会が今回で3回目でした。
前回のバローロの続きとして、今回はバローロ以外のネッビオーロがテーマ。
バルバレスコ、ネイヴェ、トレイゾ、ロエロ、ガッティナーラ、カレーマ、ゲンメ、ドンナス、ヴァルテッリーナという9種を飲み比べ。
一度に9種のネッビオーロを比較するのは初めて。
色合いはそれぞれ違っています。
もちろん香りや味わいも。
どのワインも状態がよくて、写真を上から撮るときの9種が混ざった香りの素晴らしさといったら!
それぞれの土地の個性がワインに表れています。
人間もブドウも育った環境や吸収した水や栄養によって造られるのですよね。
テイスティング・コメントを言ったり聞いたりして再確認。
一緒に勉強できる仲間がいるって幸せなことです。
仲間の一人、料理人のケンタロウさんが即興でお料理を作ってくれました。
「鶏のマレンゴ風」
かつてピエモンテにあるマレンゴでナポレオン率いるフランス軍が、ハプスブルク君主国 (オーストリア) 軍に対して勝利を収めました。
マレンゴの戦いの夜、戦場の混乱の中で食料が届かず、困った料理人がせっかちなナポレオンを満足させるためにかき集めてきた材料、鶏、玉子、トマト、にんにく、ざりがに、といった有り合わせで作ったものが「鶏のマレンゴ風」。
これを食べたナポレオンはたいへん喜び、以来ゲン担ぎの意味でしばしば食したそうです。
その後、北上しヴァッレ・ダオスタのドンナスに滞在。
ドンナスで造られているワインをひじょうに気に入った、という史実に基づいて造られたのが「ナポレオン」。
ということで、二つをともに味わってみたいという突然のリクエストに料理人が応えてくれました。
ケンタロウさん、さすが!ありがとう!
南北に長いイタリアは、同じく南北に長い日本と似ていて、それぞれに気候が違ったり地形が入り組んでいたりと郷土色が豊か。
ブドウ品種も多彩で、分かりにくいから敬遠する人と、その多様性に魅せられる人と、どちらかに分かれるように思います。
魅せられた人たちが集まって、イタリアワインをもっと知りたい!という情熱から始まった会が今回で3回目でした。
前回のバローロの続きとして、今回はバローロ以外のネッビオーロがテーマ。
バルバレスコ、ネイヴェ、トレイゾ、ロエロ、ガッティナーラ、カレーマ、ゲンメ、ドンナス、ヴァルテッリーナという9種を飲み比べ。
一度に9種のネッビオーロを比較するのは初めて。
色合いはそれぞれ違っています。
もちろん香りや味わいも。
どのワインも状態がよくて、写真を上から撮るときの9種が混ざった香りの素晴らしさといったら!
それぞれの土地の個性がワインに表れています。
人間もブドウも育った環境や吸収した水や栄養によって造られるのですよね。
テイスティング・コメントを言ったり聞いたりして再確認。
一緒に勉強できる仲間がいるって幸せなことです。
仲間の一人、料理人のケンタロウさんが即興でお料理を作ってくれました。
「鶏のマレンゴ風」
かつてピエモンテにあるマレンゴでナポレオン率いるフランス軍が、ハプスブルク君主国 (オーストリア) 軍に対して勝利を収めました。
マレンゴの戦いの夜、戦場の混乱の中で食料が届かず、困った料理人がせっかちなナポレオンを満足させるためにかき集めてきた材料、鶏、玉子、トマト、にんにく、ざりがに、といった有り合わせで作ったものが「鶏のマレンゴ風」。
これを食べたナポレオンはたいへん喜び、以来ゲン担ぎの意味でしばしば食したそうです。
その後、北上しヴァッレ・ダオスタのドンナスに滞在。
ドンナスで造られているワインをひじょうに気に入った、という史実に基づいて造られたのが「ナポレオン」。
ということで、二つをともに味わってみたいという突然のリクエストに料理人が応えてくれました。
ケンタロウさん、さすが!ありがとう!
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